昨日は今年の仕事初めだった。
そして今回の派遣先のデイサービスで、私にとって初めての入浴介助の仕事があった。
入浴介助については、この前まで行っていた老人ホームでは一日に一人か二人の利用者を担当してやっていた。
その他でも今まで行っていた派遣先でも、一日に一人か二人、もしくは入浴介助の担当が無かったりした。
私の入浴介助の経験なんて、まだそんなものだ。
今回の施設では、一ヶ所のお風呂場に二ヶ所のシャワーと二つの浴槽がある。
つまりは二人の職員が、利用者二人をそれぞれ分かれて介助するようだ。
やってるところは見たことがなかったが、だいたいイメージはできていた。
「それでは着替えてきてください」
「はい」
職員に促され、着替えた私。
真っピンクのTシャツに黒い短パン。
貧弱なスネと腕を出し、いざ出陣!
まだ利用者さんの名前も顔も定かじゃないが、まあどうにかなるだろう。
脱衣所に一人職員が居て、利用者さんの衣服は脱がしてくれているようだ。
そして一人目のおじいさんが素っ裸でハリきって入ってきた。
そりゃ素っ裸は当たり前だが。
80代のハリキリじいさんを、こちらも負けじとハリキって頭や身体を洗い流した。
職員の人から事前に、
「前の老人ホームでは一人につきゆっくり時間があったと思いますが、ここのデイサービスは一人に10分程度の時間でやってください」
と言われていた。
さあ急がなきゃ!
そして一丁上がり!
ハリキリじいさんを脱衣所に出したら、次なる爺さんが入ってきた。
次はのんびりしたような爺さんだった。
あれこれ声をかけてセッセセッセと洗って流し、湯槽に入れて上げて脱衣所に出す。
二人目終了。
ちょっと間が空き、脱衣所を見ると、ワヤワヤと婆さん達が職員に連れられ入ってきた。
その中の一人の婆さんを脱がし、浴室に連れて行って洗った。
洗ったって、芋を洗うような単純な言い方もなんだが、何しろ時間との勝負だ。
チャッチャッと洗って流して湯槽に入れる。
なかなかやるじゃないか私。
時間はないが、世間話は忘れずにした。
さあ三人目終わり。
と入れ違いに違う婆さんが入ってきた。
ちょっとさすがに疲れてきて、婆さんのおかわりは要らないんだけど入ってきた。
よし、頑張ろう。
以下省略。
はい終了。
あら、またおかわり婆さんが入ってきた。
もうたくさんです、とお碗の蓋をするわけにもいかない。
なんだか婆さん達みんな同じ麺に、じゃなく同じ顔に見えてくる。
さあもうひと踏ん張り頑張ろう。
入浴介助をしていて、一番神経を使うのは浴槽に入る時と上がる時だ。
足元がおぼつかない利用者さん達だから、本当に神経を集中して介助しなければならない。
前の老人ホームでは浴槽から出るのを支えた時、私はぎっくり腰をしてしまったから、自分のことも気をつけつつ。
そして5人目を終えた時、隣のシャワーと浴槽側で介助していた若い職員の人が、「あと一人ですから私がやっておきます」と言ってくれた。
はあ、終わった。喉も乾いた。
と・・ヤバイ・・・
腰が痛い。
いつどのタイミングで腰を痛めたのかわからないが腰が痛い。
とにかく二階に行き、着替えた。
疲れた。腰が痛い。
連続5人の入浴介助なんて初めての経験だ。
その後、さっきの職員が入ってきた。
貧弱なスネの私と違って、堂々とした体格の若い職員が。
彼女は4人の子育て最中の30代のお母さん。
たぶんこの日この方は、7、8人介助したんじゃないかな。
たくましい。ソフトボール部でキャッチャーやってました的な雰囲気。
知らないが勝手にそう想像した。
そしてキャッチャーは私に言った。
「今日はまだ正月だから利用者さんが少なくて、普段なら今日の倍の利用者さんの入浴があります」
倍。。
5人の倍。。
10人やらなきゃならないばい。
貧弱な私の腰よ、持ってくれ。
そして今回の派遣先のデイサービスで、私にとって初めての入浴介助の仕事があった。
入浴介助については、この前まで行っていた老人ホームでは一日に一人か二人の利用者を担当してやっていた。
その他でも今まで行っていた派遣先でも、一日に一人か二人、もしくは入浴介助の担当が無かったりした。
私の入浴介助の経験なんて、まだそんなものだ。
今回の施設では、一ヶ所のお風呂場に二ヶ所のシャワーと二つの浴槽がある。
つまりは二人の職員が、利用者二人をそれぞれ分かれて介助するようだ。
やってるところは見たことがなかったが、だいたいイメージはできていた。
「それでは着替えてきてください」
「はい」
職員に促され、着替えた私。
真っピンクのTシャツに黒い短パン。
貧弱なスネと腕を出し、いざ出陣!
まだ利用者さんの名前も顔も定かじゃないが、まあどうにかなるだろう。
脱衣所に一人職員が居て、利用者さんの衣服は脱がしてくれているようだ。
そして一人目のおじいさんが素っ裸でハリきって入ってきた。
そりゃ素っ裸は当たり前だが。
80代のハリキリじいさんを、こちらも負けじとハリキって頭や身体を洗い流した。
職員の人から事前に、
「前の老人ホームでは一人につきゆっくり時間があったと思いますが、ここのデイサービスは一人に10分程度の時間でやってください」
と言われていた。
さあ急がなきゃ!
そして一丁上がり!
ハリキリじいさんを脱衣所に出したら、次なる爺さんが入ってきた。
次はのんびりしたような爺さんだった。
あれこれ声をかけてセッセセッセと洗って流し、湯槽に入れて上げて脱衣所に出す。
二人目終了。
ちょっと間が空き、脱衣所を見ると、ワヤワヤと婆さん達が職員に連れられ入ってきた。
その中の一人の婆さんを脱がし、浴室に連れて行って洗った。
洗ったって、芋を洗うような単純な言い方もなんだが、何しろ時間との勝負だ。
チャッチャッと洗って流して湯槽に入れる。
なかなかやるじゃないか私。
時間はないが、世間話は忘れずにした。
さあ三人目終わり。
と入れ違いに違う婆さんが入ってきた。
ちょっとさすがに疲れてきて、婆さんのおかわりは要らないんだけど入ってきた。
よし、頑張ろう。
以下省略。
はい終了。
あら、またおかわり婆さんが入ってきた。
もうたくさんです、とお碗の蓋をするわけにもいかない。
なんだか婆さん達みんな同じ麺に、じゃなく同じ顔に見えてくる。
さあもうひと踏ん張り頑張ろう。
入浴介助をしていて、一番神経を使うのは浴槽に入る時と上がる時だ。
足元がおぼつかない利用者さん達だから、本当に神経を集中して介助しなければならない。
前の老人ホームでは浴槽から出るのを支えた時、私はぎっくり腰をしてしまったから、自分のことも気をつけつつ。
そして5人目を終えた時、隣のシャワーと浴槽側で介助していた若い職員の人が、「あと一人ですから私がやっておきます」と言ってくれた。
はあ、終わった。喉も乾いた。
と・・ヤバイ・・・
腰が痛い。
いつどのタイミングで腰を痛めたのかわからないが腰が痛い。
とにかく二階に行き、着替えた。
疲れた。腰が痛い。
連続5人の入浴介助なんて初めての経験だ。
その後、さっきの職員が入ってきた。
貧弱なスネの私と違って、堂々とした体格の若い職員が。
彼女は4人の子育て最中の30代のお母さん。
たぶんこの日この方は、7、8人介助したんじゃないかな。
たくましい。ソフトボール部でキャッチャーやってました的な雰囲気。
知らないが勝手にそう想像した。
そしてキャッチャーは私に言った。
「今日はまだ正月だから利用者さんが少なくて、普段なら今日の倍の利用者さんの入浴があります」
倍。。
5人の倍。。
10人やらなきゃならないばい。
貧弱な私の腰よ、持ってくれ。