みんなのマンション

輪番制で、マンション管理組合の理事になった一素人(現在理事長)が、あれこれ考えた事、見た事、調べた事。その他諸々。

6度目(2月)の理事会に出席しました。

2007年02月21日 | 理事会報告
(1)【アフターサービス点検


(2)【ディスポーザーの部品交換


(3)【その他諸々(問題の先送り問題)

マンションの遮音構造の件

2007年01月26日 | 居住者のマナー・生活騒音
(1月理事会)
上階からの騒音・振動(主として子どもの走り回る音と思われる)に対する苦情が多いという事で、マンションの遮音構造に関する報告が、売主・施工会社側からありました。
まぁ、いろいろ数字や専門用語を交えて説明があったわけですが、簡単に言えば、当初の説明通りの遮音等級通りに作られてますよー、って事です。
会社側としては、そういう風にしか言いようがないでしょうね。

私自身は、上階の部屋の人に小さい子どもがいない事もあり、騒音が気になった事はないのですが、騒音に不満を持つ人たちが一定数いる以上は、例えば直接住民に対する説明会を行う、等といった事が必要ではないかと思い、そういう提案も試みましたが、他の理事さんたちから好意的な反応はありませんでした。

ある程度マンション内でコミュニケーションがはかれてくれば、また状況は違って来るのかもしれないですけどね。
お互い顔が見えないから、余計にイラツキが倍増するという事はあるのかもしれません。

アフターサービス遅れの件

2007年01月25日 | アフターサービス
(1月理事会)
関係者が揃って、謝罪してました。
対応遅れの理由が、住人との日程が合わないとか、会社の人事異動がどうしたとか・・・。
しかし、施工会社にしろ、管理会社にしろ、昨日今日できた新興企業ではないんですけどねぇ・・・。
長年積み上げてきたノウハウというものが、ないんでしょうか?

5度目(1月)の理事会に出席しました。

2007年01月24日 | 理事会報告
今回はやけに大勢の人が、理事会にやって来ました。

マンションの売主の会社の人、施工会社の人、管理会社の人(各々数名)、ディスポーザの会社の人・・・。
一方、理事会側はというと、理事長を含めて2名欠席・・・。
何とも多勢に無勢というか、何と言いますか・・・。

(1)【アフターサービス遅れの件


(2)【マンションの遮音構造の件

こどもが生まれました。

2007年01月15日 | その他
この度、我が家に赤ちゃん(男の子)が生まれました。
私は出産に立ち会ったのですが、家内のがんばりには、ただひたすら感動でした。
それにしても、ああいう時って、男は無力だなぁと思ってしまいました。
立ち会う前は、こんなふうにサポートしようとか、声かけてあげようとか、いろいろシミュレーションしていたのですが、全部ふっとんでしまいましたね。
家内の手を握ってるとか、それくらいしかできないんですもん。
ま、それはともかく、子どもはかわいいなぁ。
20代の頃は、子どもなんてどこがかわいいんじゃ! と思っていた自分がウソのようですよ。

そんなわけで、出産前後でえらくゴタゴタしていたため、更新が滞ってしまいました。
今後も、従来よりは更新のペースは落ちるかと思いますが、何とかがんばって続けて行きたいと思います。

積立金「不足」43% 築20年以上のマンション修繕(2)

2007年01月08日 | 管理費・修繕積立金
修繕積立金の不足問題について触れます。
積立金「不足」43% 築20年以上のマンション修繕(1)』において、以下のような日経新聞の調査結果を掲載しました。

【修繕積立金の過不足状況】
 足りている(計画通り) 53.4%
 やや不足している 29.6%
 かなり不足している 13.8%
 無回答 3.2%
(合わせて43.4%が、修繕積立金が計画より不足と回答)

さて、修繕積立金が不足している管理組合が43.4%というのが、多いと感じるか少ないと感じるか。
日経の記事は、何となく、「43%もいますよ」・・・というニュアンスを私は感じたのですが、私個人の直感としては、正直たった43%か?と思いました。

例えば、廣田茂著『マンション管理はこうして見直しなさい』では、以下のような箇所があります。

5、6年ほど前までに分譲されたマンションなら、当初設定された「管理費」はほぼ100%割高です。デベロッパーが系列管理会社に十分利益が上がるようにしているためで、業務仕様を変えることなく、平均2~3割は下げられます。その一方で「修繕積立金」はほぼ100%不足しています。こちらは管理費とは違って、管理会社にすぐ入るお金ではないので、販売戦略上、目安の安さを優先しているためです。

「ほぼ100%」というのは、おそらくは著者の仕事上の実感であり、あまり厳密な話ではないとは思うのですが、それにしても「ほぼ100%」と「43%」では違い過ぎます。

この疑問というのは、私一人のものではなかったようで、ときどき当ブログにコメント、トラックバックを頂いている方のブログにも、その記載がありました。

デンコさんの『マンション管理組合元理事長ブログ』(2006年11月14日)
深山州さんの『マンション管理士がありったけを語ります』(2006年11月13日)

デンコさんは、そもそも不足の認識が無い、積立金の範囲内を前提に修繕している、組合・住民に問題意識が希薄、というケースが多いのではないかと推測されています。
一方、深山さんは、調査対象が問題意識の高い組合が多い、というご意見で、ご自身の実感としては、半分以上が今後20年以内に修繕積立金不足になり、30年でみれば9割方不足している、との事です。

いずれもなるほどと思わせられるご意見と思います。
こうして見ると、自分の直感も、あながち間違ってはいなかったのかな、とも思います。

先日当マンションで取ったアンケートでは、修繕積立金に関しての意見というのは全くありませんでした。
築年数の浅いマンション住民にとっては、どうしても、今見えている問題の方が気になり、修繕積立金などは、まだまだ先の問題という感じがすると思いますが、いずれ避けては通れない問題になる事は間違いありません。

積立金「不足」43% 築20年以上のマンション修繕(1)

2007年01月06日 | 管理費・修繕積立金
2ヶ月近く前の新聞記事の話題ですが、ご紹介します。

11月7日付の日本経済新聞によると、築20年以上のマンション管理組合を対象に調査したところ、43%が「修繕積立金が不足している」と回答したとの事です。

この調査結果内容や関連記事が、何日かにわたって掲載されましたので、調査結果に関する部分のみを、本日はご紹介します。

【修繕積立金の過不足状況】
 足りている(計画通り) 53.4%
 やや不足している 29.6%
 かなり不足している 13.8%
 無回答 3.2%
(合わせて43.4%が、修繕積立金が計画より不足と回答)

【修繕積立金滞納住戸がある物件】
 3ヶ月以上滞納している住戸がある 50%

【大規模修繕の費用】
 自前の積立金ですべて賄った 58.8%
 住宅金融公庫など金融機関から借り入れたり、住人から急きょ徴収 34.6%


【一戸あたりの月額積立金】
 1万円以上2万円未満 46%

【積立金の運用】
 銀行などの定期性預金 68%
 普通預金 57%


【耐震診断】
 実施率 12.9%

【耐震補強工事】
 実施率 1.5%

【将来の建て替え】
「検討していない」 90%
「検討していない」+「検討したが建て替えはしない」 96.7%


【将来の建て替えを検討していない理由】
 大規模修繕で対応できる 57%

【世帯主で最も多い年代】
 60代以上 37.6%

【管理組合役員のなり手】
 役員のなり手不足を感じている 82.9%

【管理組合役員のなり手不足の理由】
 仕事が多忙 67.4%
 高齢者が増え、体力的に無理 65.8%


【住人の関心度】
 高い 47%
 低い 50.5%


【高齢者が誰にも気付かれずに自宅で死亡する「孤独死」】
 発生した 13%

【1人暮らしの高齢者世帯】
 住人の10%以上を占める 43.7%
 住人の20%以上を占める 16.9%
(築年数別では、築20年以上30年未満で36.8%、築30年以上で55.4%のマンションが
 1人暮らしの高齢者世帯を10%以上抱えている)


【共用部分のバリアフリー化】
 実施済 39.3%
 検討中 19.1%
(戸数別では、300戸以上のマンションで50%が実施済み、50戸未満では30.7%にとどまる)


【マンションみらいネット(国土交通省の補助事業)】
 登録している 4%
 これから登録する予定、または検討中 9.8%
 みらいネットを知らない 21.8%


【管理組合の法人化】
 実施済 16.4%
 予定がある、検討したい 16.2%


【区分所有者の総会への出席率(委任状を除く)】
 出席率0~25% 29.9%
 出席率25~50% 42.8%


【空き室数】
 空き室ゼロ 19.9%(築20年以上30年未満)
 空き室ゼロ 12.4%(築30年以上)


この調査は、日経リサーチが9月から10月にかけ「NPO法人 全国マンション管理組合連合会」を通じ、86年以前に完成した物件1576組合に調査票を郵送した。回答数519(60244戸)。
・・・との事です。

謹賀新年!

2007年01月01日 | ごあいさつ
あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

12月の閲覧数は、おかげさまで、1日平均で、50pv、23ipのご訪問を頂きました。
地道に少しずつ増えております。どうもありがとうございます。

今年も、自分なりに発言・行動した事や、考えたり調べたりした事を、地道に発信していきたいと思います。
お気付きの点等ありましたら、お気軽にコメント頂ければ幸いです。



さようならイヌ年

2006年12月31日 | その他
2006年も、いろいろな事がありました。
私個人にとっても、理事会の理事になって、ブログを開設して・・・、
というのもありましたが、それ以外にも、いろいろあって、「激動」の1年でありました。
まぁ、来年は来年で、激動の年になるんだろうなぁ、と今から心構えをしております。


いきなりですが、家内の実家の犬です。
性格はとてもいいヤツなんですが、自分の体格と重量というものを、全く考えずに行動するので、とってもタイヘンです。

さようならイヌ年。
ようこそイノシシ年。

ご訪問頂きました皆様、どうぞよいお年を。

新築マンション調査、7%で強度不足か 国交省

2006年12月30日 | マンション・住宅・家
7%って・・・、これ、かなり問題じゃないでしょうか?

新築マンション調査、7パーセントで強度不足か 国交省

国土交通省は27日、過去5年間に建築確認された10階建て程度のマンションを全国で無作為抽出して調べたところ、221棟のうち約7%にあたる15棟で強度不足のおそれがある、と発表した。基準を1とした場合、15棟はすべて0.9未満で、うち1棟は0.5前後とみられ、建て替えが必要とされる0.5を下回っている可能性もある。書類差し替えなどの明らかな偽装は確認されていないという。強度の確定にはさらに確認作業が必要だが、全国の新築中層マンションの数%が強度不足である可能性が浮上した。

国交省は、0.5未満は震度5強程度で倒壊の可能性があるため使用中止など緊急対応の必要があるとし、0.5以上1未満は改修で対応可能との見方を示している。

調査は、耐震強度偽装事件を受けて今年2月から開始。全国で01~05年ごろに建築確認を受けた10階建て程度のマンション(推計約7000棟)から無作為抽出した389棟が対象。同省外郭団体の日本建築防災協会で構造計算を再計算したうえ、非破壊検査で鉄筋の配置を調べたりコンクリートの強さを測ったりした。168棟はなお調査中。

調査済みの221棟のうち、強度不足のおそれが指摘された15棟については、構造計算書と設計図との不整合や、計算過程に不自然な点があったという。

同省は15棟が所在する自治体に報告内容を伝え、強度が満たされているかどうかの再確認を求めた。強度の確定には、設計した1級建築士らから設計の意図や計算の考え方を聴いたうえで、専門家で精査する作業が必要で、さらに3カ月程度かかるという。

同省は15棟の建物名や所在地を明らかにしておらず、住民にも強度不足の可能性を知らせていない。「正式確定後、通知する」としている。また、強度不足が確定した場合、設計した建築士らを処分する方針。

新たな強度不足の疑いが浮上したことについて、国交省は「疑問のある設計がなされ、建築確認されたことは遺憾。確定後、厳正に対処したい」としている。

(2006年12月27日22時52分 アサヒコム)


私のマンションでも、今年前半に、施工会社から、耐震構造に関する説明会が開かれましたが、こうなると第三者機関の調査でもないと、安心できないですよね。

『多選・長期政権』は良くない

2006年12月29日 | 理事会運営
『多選・長期政権』は良くない・・・つまり、管理組合の理事長を同じ人が長年やり続ける事の弊害については、8月19日及び8月21日のブログで触れました。

一昨日に引き続き、「アエラ」11月13日号の『資産価値アップダウン27項目調査』の一項目になっていましたので、紹介します。

「管理組合の理事長は同じ人が長年やり続けている」

結果は以下の通りです。
「値段を付ける際にプラスになる」・・・0
「値段には影響しないが比較的買い手が早く見つかりやすい」・・・1
「プラスにもマイナスにもなる」または無回答・・・3
「値段には影響しないが買い手を見つけるのに時間がかかりやすい」・・・3
「値段を付ける際にマイナスになる」・・・4


これはもうマイナス傾向であるという事がはっきり現れていると言って良さそうです。
基本的には、いくらその方が熱心であっても、特定の個人の頑張りで持っている状態は正常ではないと見るべきと思われます。

オートロックの早朝解除

2006年12月27日 | 新聞配達
12月21日のブログで触れました「アエラ」11月13日号では、『マンションの資産価値 上げる管理組合 下げる管理組合』という興味深い記事が載っていました(少し前の記事で恐縮ですが)。
その中で、『資産価値アップダウン27項目調査』というのがあって、これは「大手不動産会社7社の中古マンションの値付け担当者と、マンション管理の専門家4人に対して、管理組合の取り決めや運営方法など27項目を挙げて、それぞれの取り組みがプラス評価になるのかマイナス評価になるのか聞いてみた」というものです。

8月25日のブログ「新聞の配達」では、新聞配達のために朝だけオートロックを解除する例を書きましたが、これについても項目の一つとして挙げられていました。

「オートロックでも、早朝のみ新聞・牛乳配達のためタイマーで開けている」

結果は、
「値段を付ける際にプラスになる」・・・0
「値段には影響しないが比較的買い手が早く見つかりやすい」・・・1
「プラスにもマイナスにもなる」または無回答・・・3
「値段には影響しないが買い手を見つけるのに時間がかかりやすい」・・・5
「値段を付ける際にマイナスになる」・・・2

というものでした。

マイナスになると考える評価の方が多いようです。
やはり少々の利便性よりはセキュリティを重視したい気分の方が強いようだと考えるべきなのでしょうか。

エレベーター保守点検費用

2006年12月25日 | エレベーター
エレベータ2基

現在大手某メーカー系業者=月約17万円
某独立系業者(見積額)=月約10万円

管理会社見解:メーカー系の方が良い(長い目で見ると得、緊急時の対応が良い)

理事会結論:現行業者と、独立系業者の比較検討をしつつ、現行業者への値下げ交渉を進める
12月9日付参照)

マジッククリスマスツリー

2006年12月24日 | その他
本日はクリスマスイブ。
今日到着した、いつも利用している某社の配達物の中に、こんなのがオマケで入ってました。

「マジッククリスマスツリー」

●枝を広げて
●赤いガーランドを巻き付けて
●トレイへマジックウォーターを注ぐ


●なんと木は約1時間で成長し始め、約12時間で成熟


●グリッダーを散りばめ、星を飾って出来上がり!


ささやかなメリークリスマス・・・という事で。

クリスマスツリー

2006年12月23日 | 広報・イベント・コミュニケーション
先般取った、マンション住民アンケートで出た意見というのは、やはりなかなか厳しいものが多かったのですが、中に「これからの季節、エントランスにツリーを飾ったら楽しい」という意見があって、思わず微笑んでしまいました。
エントランスってけっこう無機質な感じが(ウチのマンションは)するので、ツリーなんか飾ってあったら、あったかみがあって良いと思うんですけどねぇ。
来年はぜひ検討していただきたいと私も思いました。