kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

9月5日の感想。

2008年09月12日 22時18分40秒 | 小説の感想と批評
怒ってヘソ曲げて枕を濡らすとか、そんな感傷的で短気じゃないわよ!もう!@kirekoです。

>( ゜д゜ )アクセス増えとる

閲覧数 : 774 PV
訪問者数 : 226 IP

はて。毎度100人程度が覗いてくれてるブログに何でこんなに人が?
本を出すって煽り気味にいったからか?
それとも、いつもの努力の実がなったというべきか?
前にふうらい屋さんもブログのほうで言ってたけど、
もしや、どっかで晒されているのか…!?
というわけで、ちょっと調べてみた。

\(^o^)/あらやだ、あった。

<以下晒された部分を抜粋>

109 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:20:24
批評ブログの人が本を出すそうだな。

111 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:27:30
>>109


113 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:40:10
>>111
なろうの小説を批評している人が、同人誌を出すそうな。

114 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:48:45
>>111
へえ、初めて知った。
詳細はどこに載ってる?

115 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:50:30
すまん。安価ミス。
>>114は>>113あて。

116 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:53:58
>>115
ttp://blog.goo.ne.jp/kireko1564213

117 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:54:08
さて、みんなで凸るわけですね? わかりません。

118 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:05:44
さてさてここから荒れて2ch民は、一難去ってまた一難です

119 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:08:52
>>116
名古屋じゃ、どう足掻いても行けない
興味無いね

120 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:09:20
いや、荒れる要素ないだろ……

121 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:15:12
コミティアで同人くらい出してる作者いるでしょ
今回の名古屋はいかないけど俺も出してるし

<ここで話がきれる>

ありがたいことに、120さんが的確な事を言ってくれている。
餌になりそうで、ならないのがこのブログなのさ。
こくじん「そういうブログじゃねえからこれ!」


>拍手レス
今思ったけど、名無しの読者さんが言って長々スクロールしないと読めないってこの拍手レスのスペースのことか……!?

4:04 今日は嫌なことばかりだったなあと思ったら、大凶。そういうことですか。 コブラの人より

いや俺も大凶2連発ぐらい引いたけど、運命ってそんなもんだよな。
今日の大凶より、明日の大吉を目指すべきだぜ。

21:40 今じゃどっかの界隈で有名な奈須きのこも竜騎士07も同じステージ(同人界)にいたんですよねえ
21:41 それ以外にも趣味で書かれているプロ作家さんもいる舞台でもありますし
21:41 なんか まあ 売れるといいですね
21:42 名古屋は遠すぎるので買えませんが
21:43 通販してでもどうしても買ってほしいのなら考えてあげますよ(超上目線)
21:43 キリヒトでした
21:43 なんてね
21:44 というか 同人やるぞーって話を大昔にしてから何年たったんだろう。


またおm(ry
まあ今や著名になっちゃった二人と並べられると、
何かちげえよって言いたいけどありがとう。ちなみに通販やるそうですぜ。
今回は運良くお誘いを受けたって形だったけど、もし参加する気があるなら、
今からでも間に合うぞ!

6:38 わーい、中凶だ♪
6:38 末凶♪
6:39 中吉だと?気が凹むなぁ……。
6:39 中凶ばんざーい!
6:40 中凶も良いけど、大凶?はないのかな
6:41 わーい♪大凶だよ~♪嬉しいな~♪大凶最高!


( ゜д゜ )また多難の運命を望むものでござるか!
( ゜д゜ )うーむ、これは流石に天性のマゾとしかいえぬのう。
( ゜д゜ )しかし、マゾが喜ぶ事を嫌うサド体質の俺が、
( ゜д゜ )いつまでも凶をとらせると思うなよっ!(毎度ありがとうございます)

13:35 いらね

(゜⊿゜)イラネ ←麻生さんに見えるらしいね。


>今日の感想と批評

■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9

*感想テンプレ

■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)

*感想テンプレ終わり



============はい開始==============

心を見る ジャンル 文学 作:たけ10005

:あらすじ
幼稚園児の一つ人生を知る。家族からの孤立に直面し、宙(そら)は何を学ぶのか!?

:感想
最初の一文からして、続き物のような雰囲気。でも内容とは余り関係ないので、スラスラ読めると思う。とりあえず書き方は丁寧とはいえない内容だし、やたら後半は抽象的な表現が多いが、家庭内暴力に歪んだ子どもの心と、それを諭し心の本音を聞き、懐柔しようという保母との会話は、同じような境遇に立たされた人には、思うところがあるのではないだろうか。まあその会話に関して年齢的なリアルさはないのだが、「やましい事があるから眼を見て話せない」という基本的なコンセプトと、その裏に秘められたテーマ性。そして最期の抽象的な文を汲み取ると、いわゆる虐待を受けた子どもが思う、等身大の「優しさや愛」の大切さを訴えているのではないだろうか。ただ、何度も言うように余りにも感情と台詞が大人びすぎていて、とても子どもの視点には見えない。

:読める判定 読むんじゃない感じるんだ :好き嫌い判定 テーマ的な好み


【ミモザの軌跡・1】 ジャンル 恋愛 作:イラリバナナ

:あらすじ
ヨーロッパ一美しいといわれるイタリアのトスカーナを舞台にして、バツイチのイタリア男性とパリに留学中の日本人女性の恋に似た友愛の世界を描く。彼の母親と恋人、そして、家族の中の男性の苦悩など。ゴッホの絵のような景観をも背景にした恋愛小説

:感想
パリに住む外国人(日本人だよね?)貧乏学生が、懇意にしているイタリア人の別荘に行く。その旅行の途中に出会った親切な男性に偶然再会し……という落ち着いた恋愛小説。作者が意図している構成的な改行が気になるが、実際の描写は無駄がなく、風土や旅行的な紹介でグダグダ長く続くことも無く、全て雰囲気作りの一環として演出されているところに好感がもてる。スローテンポに進む内容だが、恋愛劇として大事な、心情の描写に関して言えば、とてもリアルな感じがして好きだった。懇意にしている家族の一員であるファビオが、主人公に思いを寄せながらもポーズを取れない恋愛感情や、それに纏わる過去の女の話、そして何よりもミモザにこめられた思いが、なんだか演出的だと思っても儚く感じてしまう。本編中では余り描写されていないが、彼の母親である家長シモーナの物言わぬ独占欲に近い感情を想像し、息子へのその視線の意味するところを汲み取っていくと、実に人間的なリアルさを表現しているなとkirekoは思う。ちなみに第三章あたりから続くファビオの人間性は、なんだか憎めないし、煮え切らないなぁと思うところもあるが、本文中での彼の前妻であるジェニーを形容する台詞
警察に何度か呼び出されて初めて真の姿を垣間見ることになった・・。
彼女は結婚生活を続けられるほど忍耐強くもなく、
亭主のために掃除洗濯などするほどお人好しではなかった…。
そんな彼女を親に紹介できるはずがなく、結局、両親を裏切ることになった。

このシーンが、彼という人間性をとても顕著に出していてkirekoは好きだ。

本編中、一番意外だったのは、フランチェスコの存在。もっと場をかき乱してくれると想像していただけに、何だか主人公のふらつきもなく、終始良い人で終わってしまった。ストーリー上で「ミモザ」や「ファビオの嫉妬心を煽る」という大事な役柄だったので、もう一波乱があるのではないかと期待してしまったが、スポットが当たっているのが、ファビオ側の問題なので、まあこういう扱い方も綺麗でいいと思う。恋愛的なストーリーの面白さはあるので、文章の構成が気にならない人は読んでみるといいと思う。構成は難ありだが、ストーリーの流れとキャラクター造りは秀作!

:読める判定 意図的な構成が気になる :好き嫌い判定 ビターな恋愛が好き


狼につき、? ジャンル 恋愛 作:きまぐれ屋

:あらすじ
だらしない作家と編集者。男も女も、人間だから欲情するに決まってるだろ

:感想
正直タイトルから選んで損してしまったが、一応読んだので感想を言います。何か続き物ぽい。編集者が女で、作家が男で、ずぼらな作家が、適当なでっちあげと、超ワガママいって呼びつけて、そのままなし崩し的なエロス展開に突入する…。うん、それだけ。良いと思ったところは原文中の「中村が、不足気味だ」ってところぐらい。こういう直情的というか、言うならばインスタントエロスって類は、はたして、わかりやすいものなのかな。kirekoとしては、もう少し描写に拘って欲しかったなぁと思う。自分にとって切り札なジャンルであるだけに、なんだかこう簡単に使われると、拍子抜けしてしまうなぁ。せめてオチにもう一ひねり欲しいところだ。

:読める判定 タイトルで選ぶのはやめよう :好き嫌い判定 エロスが、不足気味だ



二人はヤンツン ジャンル 歴史 作:悲劇のM

:あらすじ
短編なのに長いです。そしてちょっぴりグロいです。それを承知で読んで頂きたい。

:感想
想像してワロタ。
いや、これは戦国時代に詳しい人とか関係なく、小粋なキャラクターとのギャップがあって小説として面白い。でも、めちゃくちゃ詳しい歴史ファンにはたまらない問題作なんじゃないのこれ。あれだよあれ、無双シリーズとかのぶっ飛んだキャラ設定とかを面白おかしく読める人向け。でも内容は読んでのお楽しみ!何を語るまでもなし、一つでも気になるところがあったなら一度読むべし。

:読める判定 とても爽快に読める :好き嫌い判定 信長は典型的にアレで、秀吉の人気に嫉妬で、そして光秀は……


それ ジャンル その他 作:夏至

:あらすじ
家に帰ると、奇妙な生物がいた。その生物の目的はなんなのだろうか。

:感想
外面的に不快なわけでも、威嚇行動をとったり実害があるわけでもない、とにかく奇妙な生物が居て……という話。終盤の描写に関して言うなら、これは一種ホラーであり、SFだと思った。人間の感覚としてある「恐怖」というものは、視覚的にくる威嚇のポーズのようなものもあるが、実際は「そのもの」についての情報が少なかったり、認知してなかったりする謎の部分に対して、不安になる感情から湧き出るものらしい。この話も、情報を限りなく少なく描写するというスタイルをとっているため、最期の一文の気味の悪さは絶品だと思う。奇妙で奇怪な人間の近くに存在するような欠陥を抱えたその生物が、もし何らかの変異が起きて完璧になったら……なんて考えてると、おもわず辺りを警戒して見回してしまう。この作品を読み終わって思ったのは、怪奇もので有名なウルトラQの最期みたいに、ジワジワくる怖さがあるところだろう。個人的に秀作!

:読める判定 怖いのが嫌いな人はちょっと :好き嫌い判定 好き


=============終わり=============

>すでに経過してしまった日付なので順不同です

( ゜д゜ )前に言ってたけど、依頼が無ければ
( ゜д゜ )基本的に感想の更新はゲリラ的なものになると思います。
( ゜д゜ )現在は、コブラの人が復活しているので
( ゜д゜ )毎日の短編感想は、そちらのほうで読まれるほうがいいかもしれません。

■今日のあなたの運勢もわかるWEB拍手(何か一言あったらどうぞ)


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kirekoの本が出ます。(9/12追記)

2008年09月12日 00時27分48秒 | 宣伝
知っている人は知っている内容だとは思うけど@kirekoです。

>身内の創作にお邪魔して粘着パラサイトした結果。

9月28日
名古屋コミティアで何かが起こる!


http://drim.blog61.fc2.com/blog-entry-141.html

と、いうわけで詳細は、上記のページを読んでくれればわかりますが、
とりあえず、他人様の創作にお邪魔したkirekoの小説(同人誌)が出ます。
最初は、作者である服部匠様個人向けに書いた
実験的+草案的代物だったのですが、
書いていくうちに自分も本気出して書くようになってしまい、
それが服部様にどうやら大変気に入っていただけたようで、
一応本編とは別の寄稿特集という形で、一冊本を出すというお話になりました。

と、いうわけで、

お近くにお住まいで興味があり、お時間のある方、
またはこのイベントに参加するよって方、
もしくは同じ創作スペースにいるよ!って方、
いつも作品読まれてイライラした感想投げつけるkirekoっていうふてえ輩の文章を読んで、今度は俺が斬ってやるよ!やれんのか!?ああ!?待ってろクソ野郎めがっ!


って方が、もしここを見てくれている方の中にいらしたら、
現地にて実際本を手にとって読んでいただければ幸いです。
ちなみにジャンルは、公式のほうにもありますが

古今の特撮ヒーローアクションをベースに、
どこかで見たような判りやすいSFもあれば、
勢いのある怒涛の冒険活劇もあれば、
ときめくような恋愛劇もあり、スケールのでかいファンタジックさも兼ね備えた、
とにかく色々なものをセッション+ユニゾンさせた、一大スペクタクルの競演!
(kireko談)

そういうエンターテイメント性が満載の読本です。


そして、
もちろんこれは
会場限定本!



いつもは書いた後、ろくな推敲もせずに速攻でWEB上にUPし、
チマチマ短編なんて晒して一喜一憂しているkirekoですが、
今回は縦書きの活字で読むという面で本気で取り掛かっているし、
もちろんWEB上にUPするつもりもありません!
完全に会場限定本です!
会場で見本を読んでもらうか、100円出して購読する以外に
人生の中で二度と読む機会なんてありません!
わかりますか!?この意味!?
この先、二度と読めないんですよ!わかりますかこの意味が!


Q、こんな誤解を生みそうな高慢ちきな説明のしかたでいいんでしょうか!?
A、いいんです!!


情けない話ですが、このkirekoの煽り文句一つで、創作された本が
一冊でも多く世間の人の目に知られ、よしんば伝わってくれれば、
それにこしたことはないってのが、自分の見解です。
それほど影響力無いのは、自分自身知っているんですが
それでも広げたいと思うのが、人間のサガ!

もちろん今回、作者であらせられる服部匠さんに許可をとり、
このブログで宣伝させてもらっているんですが、読者の方々に言いたいのは
とにかく来て見て触って読んで、初めて本っていうのは価値があると思うので、
是非、来て見て触って読んでみてください。
読んでみてそれから、執筆したkirekoがどう罵倒されようが、
悪口雑言浴びせられようが、それはそれで真摯に受け止めてまいります!
どうぞ、気軽な気持ちで奮ってご参加ください!


というわけで、やることはやったほうがいいと思う、kireko流宣伝でした。
これ見て「見苦しい」と思った人は、すいませんその通りです。
懇意にされてる方で「不快だ」と思われた方は、コメントでもWEB拍手でも
その旨、受け付けます。

その都度、対応していくんでよろしく!


>9月12日0時07分(追記)

WEB拍手のほうにもよせられたんですが、通販に関して
著作者であり、発行人である服部匠氏に聞いたところ、
曰く、部数に余りがあれば通販も受け付けるそうです。
発行部数がまだわかりませんが、とりあえず会場限定ということじゃなくなりそうです。
詳細は、このページに随時載せていくので、更新を楽しみにしてください。


■だんだん応答用になってきたWEB拍手(何か一言あったらどうぞ)


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