怒ってヘソ曲げて枕を濡らすとか、そんな感傷的で短気じゃないわよ!もう!@kirekoです。
>( ゜д゜ )アクセス増えとる
閲覧数 : 774 PV
訪問者数 : 226 IP
はて。毎度100人程度が覗いてくれてるブログに何でこんなに人が?
本を出すって煽り気味にいったからか?
それとも、いつもの努力の実がなったというべきか?
前にふうらい屋さんもブログのほうで言ってたけど、
もしや、どっかで晒されているのか…!?
というわけで、ちょっと調べてみた。
\(^o^)/あらやだ、あった。
<以下晒された部分を抜粋>
109 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:20:24
批評ブログの人が本を出すそうだな。
111 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:27:30
>>109
?
113 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:40:10
>>111
なろうの小説を批評している人が、同人誌を出すそうな。
114 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:48:45
>>111
へえ、初めて知った。
詳細はどこに載ってる?
115 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:50:30
すまん。安価ミス。
>>114は>>113あて。
116 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:53:58
>>115
ttp://blog.goo.ne.jp/kireko1564213
117 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:54:08
さて、みんなで凸るわけですね? わかりません。
118 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:05:44
さてさてここから荒れて2ch民は、一難去ってまた一難です
119 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:08:52
>>116
名古屋じゃ、どう足掻いても行けない
興味無いね
120 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:09:20
いや、荒れる要素ないだろ……
121 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:15:12
コミティアで同人くらい出してる作者いるでしょ
今回の名古屋はいかないけど俺も出してるし
<ここで話がきれる>
ありがたいことに、120さんが的確な事を言ってくれている。
餌になりそうで、ならないのがこのブログなのさ。
こくじん「そういうブログじゃねえからこれ!」
>拍手レス
今思ったけど、名無しの読者さんが言って長々スクロールしないと読めないってこの拍手レスのスペースのことか……!?
4:04 今日は嫌なことばかりだったなあと思ったら、大凶。そういうことですか。 コブラの人より
いや俺も大凶2連発ぐらい引いたけど、運命ってそんなもんだよな。
今日の大凶より、明日の大吉を目指すべきだぜ。
21:40 今じゃどっかの界隈で有名な奈須きのこも竜騎士07も同じステージ(同人界)にいたんですよねえ
21:41 それ以外にも趣味で書かれているプロ作家さんもいる舞台でもありますし
21:41 なんか まあ 売れるといいですね
21:42 名古屋は遠すぎるので買えませんが
21:43 通販してでもどうしても買ってほしいのなら考えてあげますよ(超上目線)
21:43 キリヒトでした
21:43 なんてね
21:44 というか 同人やるぞーって話を大昔にしてから何年たったんだろう。
またおm(ry
まあ今や著名になっちゃった二人と並べられると、
何かちげえよって言いたいけどありがとう。ちなみに通販やるそうですぜ。
今回は運良くお誘いを受けたって形だったけど、もし参加する気があるなら、
今からでも間に合うぞ!
6:38 わーい、中凶だ♪
6:38 末凶♪
6:39 中吉だと?気が凹むなぁ……。
6:39 中凶ばんざーい!
6:40 中凶も良いけど、大凶?はないのかな
6:41 わーい♪大凶だよ~♪嬉しいな~♪大凶最高!
( ゜д゜ )また多難の運命を望むものでござるか!
( ゜д゜ )うーむ、これは流石に天性のマゾとしかいえぬのう。
( ゜д゜ )しかし、マゾが喜ぶ事を嫌うサド体質の俺が、
( ゜д゜ )いつまでも凶をとらせると思うなよっ!(毎度ありがとうございます)
13:35 いらね
(゜⊿゜)イラネ ←麻生さんに見えるらしいね。
>今日の感想と批評
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■心を見る ジャンル 文学 作:たけ10005
:あらすじ
幼稚園児の一つ人生を知る。家族からの孤立に直面し、宙(そら)は何を学ぶのか!?
:感想
最初の一文からして、続き物のような雰囲気。でも内容とは余り関係ないので、スラスラ読めると思う。とりあえず書き方は丁寧とはいえない内容だし、やたら後半は抽象的な表現が多いが、家庭内暴力に歪んだ子どもの心と、それを諭し心の本音を聞き、懐柔しようという保母との会話は、同じような境遇に立たされた人には、思うところがあるのではないだろうか。まあその会話に関して年齢的なリアルさはないのだが、「やましい事があるから眼を見て話せない」という基本的なコンセプトと、その裏に秘められたテーマ性。そして最期の抽象的な文を汲み取ると、いわゆる虐待を受けた子どもが思う、等身大の「優しさや愛」の大切さを訴えているのではないだろうか。ただ、何度も言うように余りにも感情と台詞が大人びすぎていて、とても子どもの視点には見えない。
:読める判定 読むんじゃない感じるんだ :好き嫌い判定 テーマ的な好み
■【ミモザの軌跡・1】 ジャンル 恋愛 作:イラリバナナ
:あらすじ
ヨーロッパ一美しいといわれるイタリアのトスカーナを舞台にして、バツイチのイタリア男性とパリに留学中の日本人女性の恋に似た友愛の世界を描く。彼の母親と恋人、そして、家族の中の男性の苦悩など。ゴッホの絵のような景観をも背景にした恋愛小説
:感想
パリに住む外国人(日本人だよね?)貧乏学生が、懇意にしているイタリア人の別荘に行く。その旅行の途中に出会った親切な男性に偶然再会し……という落ち着いた恋愛小説。作者が意図している構成的な改行が気になるが、実際の描写は無駄がなく、風土や旅行的な紹介でグダグダ長く続くことも無く、全て雰囲気作りの一環として演出されているところに好感がもてる。スローテンポに進む内容だが、恋愛劇として大事な、心情の描写に関して言えば、とてもリアルな感じがして好きだった。懇意にしている家族の一員であるファビオが、主人公に思いを寄せながらもポーズを取れない恋愛感情や、それに纏わる過去の女の話、そして何よりもミモザにこめられた思いが、なんだか演出的だと思っても儚く感じてしまう。本編中では余り描写されていないが、彼の母親である家長シモーナの物言わぬ独占欲に近い感情を想像し、息子へのその視線の意味するところを汲み取っていくと、実に人間的なリアルさを表現しているなとkirekoは思う。ちなみに第三章あたりから続くファビオの人間性は、なんだか憎めないし、煮え切らないなぁと思うところもあるが、本文中での彼の前妻であるジェニーを形容する台詞
警察に何度か呼び出されて初めて真の姿を垣間見ることになった・・。
彼女は結婚生活を続けられるほど忍耐強くもなく、
亭主のために掃除洗濯などするほどお人好しではなかった…。
そんな彼女を親に紹介できるはずがなく、結局、両親を裏切ることになった。
このシーンが、彼という人間性をとても顕著に出していてkirekoは好きだ。
本編中、一番意外だったのは、フランチェスコの存在。もっと場をかき乱してくれると想像していただけに、何だか主人公のふらつきもなく、終始良い人で終わってしまった。ストーリー上で「ミモザ」や「ファビオの嫉妬心を煽る」という大事な役柄だったので、もう一波乱があるのではないかと期待してしまったが、スポットが当たっているのが、ファビオ側の問題なので、まあこういう扱い方も綺麗でいいと思う。恋愛的なストーリーの面白さはあるので、文章の構成が気にならない人は読んでみるといいと思う。構成は難ありだが、ストーリーの流れとキャラクター造りは秀作!
:読める判定 意図的な構成が気になる :好き嫌い判定 ビターな恋愛が好き
■狼につき、? ジャンル 恋愛 作:きまぐれ屋
:あらすじ
だらしない作家と編集者。男も女も、人間だから欲情するに決まってるだろ
:感想
正直タイトルから選んで損してしまったが、一応読んだので感想を言います。何か続き物ぽい。編集者が女で、作家が男で、ずぼらな作家が、適当なでっちあげと、超ワガママいって呼びつけて、そのままなし崩し的なエロス展開に突入する…。うん、それだけ。良いと思ったところは原文中の「中村が、不足気味だ」ってところぐらい。こういう直情的というか、言うならばインスタントエロスって類は、はたして、わかりやすいものなのかな。kirekoとしては、もう少し描写に拘って欲しかったなぁと思う。自分にとって切り札なジャンルであるだけに、なんだかこう簡単に使われると、拍子抜けしてしまうなぁ。せめてオチにもう一ひねり欲しいところだ。
:読める判定 タイトルで選ぶのはやめよう :好き嫌い判定 エロスが、不足気味だ
■二人はヤンツン ジャンル 歴史 作:悲劇のM
:あらすじ
短編なのに長いです。そしてちょっぴりグロいです。それを承知で読んで頂きたい。
:感想
想像してワロタ。
いや、これは戦国時代に詳しい人とか関係なく、小粋なキャラクターとのギャップがあって小説として面白い。でも、めちゃくちゃ詳しい歴史ファンにはたまらない問題作なんじゃないのこれ。あれだよあれ、無双シリーズとかのぶっ飛んだキャラ設定とかを面白おかしく読める人向け。でも内容は読んでのお楽しみ!何を語るまでもなし、一つでも気になるところがあったなら一度読むべし。
:読める判定 とても爽快に読める :好き嫌い判定 信長は典型的にアレで、秀吉の人気に嫉妬で、そして光秀は……
■それ ジャンル その他 作:夏至
:あらすじ
家に帰ると、奇妙な生物がいた。その生物の目的はなんなのだろうか。
:感想
外面的に不快なわけでも、威嚇行動をとったり実害があるわけでもない、とにかく奇妙な生物が居て……という話。終盤の描写に関して言うなら、これは一種ホラーであり、SFだと思った。人間の感覚としてある「恐怖」というものは、視覚的にくる威嚇のポーズのようなものもあるが、実際は「そのもの」についての情報が少なかったり、認知してなかったりする謎の部分に対して、不安になる感情から湧き出るものらしい。この話も、情報を限りなく少なく描写するというスタイルをとっているため、最期の一文の気味の悪さは絶品だと思う。奇妙で奇怪な人間の近くに存在するような欠陥を抱えたその生物が、もし何らかの変異が起きて完璧になったら……なんて考えてると、おもわず辺りを警戒して見回してしまう。この作品を読み終わって思ったのは、怪奇もので有名なウルトラQの最期みたいに、ジワジワくる怖さがあるところだろう。個人的に秀作!
:読める判定 怖いのが嫌いな人はちょっと :好き嫌い判定 好き
=============終わり=============
>すでに経過してしまった日付なので順不同です
( ゜д゜ )前に言ってたけど、依頼が無ければ
( ゜д゜ )基本的に感想の更新はゲリラ的なものになると思います。
( ゜д゜ )現在は、コブラの人が復活しているので
( ゜д゜ )毎日の短編感想は、そちらのほうで読まれるほうがいいかもしれません。
■今日のあなたの運勢もわかるWEB拍手(何か一言あったらどうぞ)
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本を出すって煽り気味にいったからか?
それとも、いつもの努力の実がなったというべきか?
前にふうらい屋さんもブログのほうで言ってたけど、
もしや、どっかで晒されているのか…!?
というわけで、ちょっと調べてみた。
\(^o^)/あらやだ、あった。
<以下晒された部分を抜粋>
109 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:20:24
批評ブログの人が本を出すそうだな。
111 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:27:30
>>109
?
113 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:40:10
>>111
なろうの小説を批評している人が、同人誌を出すそうな。
114 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:48:45
>>111
へえ、初めて知った。
詳細はどこに載ってる?
115 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:50:30
すまん。安価ミス。
>>114は>>113あて。
116 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:53:58
>>115
ttp://blog.goo.ne.jp/kireko1564213
117 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 20:54:08
さて、みんなで凸るわけですね? わかりません。
118 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:05:44
さてさてここから荒れて2ch民は、一難去ってまた一難です
119 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:08:52
>>116
名古屋じゃ、どう足掻いても行けない
興味無いね
120 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:09:20
いや、荒れる要素ないだろ……
121 :名無し物書き@推敲中?:2008/09/11(木) 21:15:12
コミティアで同人くらい出してる作者いるでしょ
今回の名古屋はいかないけど俺も出してるし
<ここで話がきれる>
ありがたいことに、120さんが的確な事を言ってくれている。
餌になりそうで、ならないのがこのブログなのさ。
こくじん「そういうブログじゃねえからこれ!」
>拍手レス
今思ったけど、名無しの読者さんが言って長々スクロールしないと読めないってこの拍手レスのスペースのことか……!?
4:04 今日は嫌なことばかりだったなあと思ったら、大凶。そういうことですか。 コブラの人より
いや俺も大凶2連発ぐらい引いたけど、運命ってそんなもんだよな。
今日の大凶より、明日の大吉を目指すべきだぜ。
21:40 今じゃどっかの界隈で有名な奈須きのこも竜騎士07も同じステージ(同人界)にいたんですよねえ
21:41 それ以外にも趣味で書かれているプロ作家さんもいる舞台でもありますし
21:41 なんか まあ 売れるといいですね
21:42 名古屋は遠すぎるので買えませんが
21:43 通販してでもどうしても買ってほしいのなら考えてあげますよ(超上目線)
21:43 キリヒトでした
21:43 なんてね
21:44 というか 同人やるぞーって話を大昔にしてから何年たったんだろう。
またおm(ry
まあ今や著名になっちゃった二人と並べられると、
何かちげえよって言いたいけどありがとう。ちなみに通販やるそうですぜ。
今回は運良くお誘いを受けたって形だったけど、もし参加する気があるなら、
今からでも間に合うぞ!
6:38 わーい、中凶だ♪
6:38 末凶♪
6:39 中吉だと?気が凹むなぁ……。
6:39 中凶ばんざーい!
6:40 中凶も良いけど、大凶?はないのかな
6:41 わーい♪大凶だよ~♪嬉しいな~♪大凶最高!
( ゜д゜ )また多難の運命を望むものでござるか!
( ゜д゜ )うーむ、これは流石に天性のマゾとしかいえぬのう。
( ゜д゜ )しかし、マゾが喜ぶ事を嫌うサド体質の俺が、
( ゜д゜ )いつまでも凶をとらせると思うなよっ!(毎度ありがとうございます)
13:35 いらね
(゜⊿゜)イラネ ←麻生さんに見えるらしいね。
>今日の感想と批評
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
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:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:読める判定(kireko個人が読めるか読めないか)
:好き嫌い判定(kireko個人が好きか嫌いか)
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*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■心を見る ジャンル 文学 作:たけ10005
:あらすじ
幼稚園児の一つ人生を知る。家族からの孤立に直面し、宙(そら)は何を学ぶのか!?
:感想
最初の一文からして、続き物のような雰囲気。でも内容とは余り関係ないので、スラスラ読めると思う。とりあえず書き方は丁寧とはいえない内容だし、やたら後半は抽象的な表現が多いが、家庭内暴力に歪んだ子どもの心と、それを諭し心の本音を聞き、懐柔しようという保母との会話は、同じような境遇に立たされた人には、思うところがあるのではないだろうか。まあその会話に関して年齢的なリアルさはないのだが、「やましい事があるから眼を見て話せない」という基本的なコンセプトと、その裏に秘められたテーマ性。そして最期の抽象的な文を汲み取ると、いわゆる虐待を受けた子どもが思う、等身大の「優しさや愛」の大切さを訴えているのではないだろうか。ただ、何度も言うように余りにも感情と台詞が大人びすぎていて、とても子どもの視点には見えない。
:読める判定 読むんじゃない感じるんだ :好き嫌い判定 テーマ的な好み
■【ミモザの軌跡・1】 ジャンル 恋愛 作:イラリバナナ
:あらすじ
ヨーロッパ一美しいといわれるイタリアのトスカーナを舞台にして、バツイチのイタリア男性とパリに留学中の日本人女性の恋に似た友愛の世界を描く。彼の母親と恋人、そして、家族の中の男性の苦悩など。ゴッホの絵のような景観をも背景にした恋愛小説
:感想
パリに住む外国人(日本人だよね?)貧乏学生が、懇意にしているイタリア人の別荘に行く。その旅行の途中に出会った親切な男性に偶然再会し……という落ち着いた恋愛小説。作者が意図している構成的な改行が気になるが、実際の描写は無駄がなく、風土や旅行的な紹介でグダグダ長く続くことも無く、全て雰囲気作りの一環として演出されているところに好感がもてる。スローテンポに進む内容だが、恋愛劇として大事な、心情の描写に関して言えば、とてもリアルな感じがして好きだった。懇意にしている家族の一員であるファビオが、主人公に思いを寄せながらもポーズを取れない恋愛感情や、それに纏わる過去の女の話、そして何よりもミモザにこめられた思いが、なんだか演出的だと思っても儚く感じてしまう。本編中では余り描写されていないが、彼の母親である家長シモーナの物言わぬ独占欲に近い感情を想像し、息子へのその視線の意味するところを汲み取っていくと、実に人間的なリアルさを表現しているなとkirekoは思う。ちなみに第三章あたりから続くファビオの人間性は、なんだか憎めないし、煮え切らないなぁと思うところもあるが、本文中での彼の前妻であるジェニーを形容する台詞
警察に何度か呼び出されて初めて真の姿を垣間見ることになった・・。
彼女は結婚生活を続けられるほど忍耐強くもなく、
亭主のために掃除洗濯などするほどお人好しではなかった…。
そんな彼女を親に紹介できるはずがなく、結局、両親を裏切ることになった。
このシーンが、彼という人間性をとても顕著に出していてkirekoは好きだ。
本編中、一番意外だったのは、フランチェスコの存在。もっと場をかき乱してくれると想像していただけに、何だか主人公のふらつきもなく、終始良い人で終わってしまった。ストーリー上で「ミモザ」や「ファビオの嫉妬心を煽る」という大事な役柄だったので、もう一波乱があるのではないかと期待してしまったが、スポットが当たっているのが、ファビオ側の問題なので、まあこういう扱い方も綺麗でいいと思う。恋愛的なストーリーの面白さはあるので、文章の構成が気にならない人は読んでみるといいと思う。構成は難ありだが、ストーリーの流れとキャラクター造りは秀作!
:読める判定 意図的な構成が気になる :好き嫌い判定 ビターな恋愛が好き
■狼につき、? ジャンル 恋愛 作:きまぐれ屋
:あらすじ
だらしない作家と編集者。男も女も、人間だから欲情するに決まってるだろ
:感想
正直タイトルから選んで損してしまったが、一応読んだので感想を言います。何か続き物ぽい。編集者が女で、作家が男で、ずぼらな作家が、適当なでっちあげと、超ワガママいって呼びつけて、そのままなし崩し的なエロス展開に突入する…。うん、それだけ。良いと思ったところは原文中の「中村が、不足気味だ」ってところぐらい。こういう直情的というか、言うならばインスタントエロスって類は、はたして、わかりやすいものなのかな。kirekoとしては、もう少し描写に拘って欲しかったなぁと思う。自分にとって切り札なジャンルであるだけに、なんだかこう簡単に使われると、拍子抜けしてしまうなぁ。せめてオチにもう一ひねり欲しいところだ。
:読める判定 タイトルで選ぶのはやめよう :好き嫌い判定 エロスが、不足気味だ
■二人はヤンツン ジャンル 歴史 作:悲劇のM
:あらすじ
短編なのに長いです。そしてちょっぴりグロいです。それを承知で読んで頂きたい。
:感想
想像してワロタ。
いや、これは戦国時代に詳しい人とか関係なく、小粋なキャラクターとのギャップがあって小説として面白い。でも、めちゃくちゃ詳しい歴史ファンにはたまらない問題作なんじゃないのこれ。あれだよあれ、無双シリーズとかのぶっ飛んだキャラ設定とかを面白おかしく読める人向け。でも内容は読んでのお楽しみ!何を語るまでもなし、一つでも気になるところがあったなら一度読むべし。
:読める判定 とても爽快に読める :好き嫌い判定 信長は典型的にアレで、秀吉の人気に嫉妬で、そして光秀は……
■それ ジャンル その他 作:夏至
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家に帰ると、奇妙な生物がいた。その生物の目的はなんなのだろうか。
:感想
外面的に不快なわけでも、威嚇行動をとったり実害があるわけでもない、とにかく奇妙な生物が居て……という話。終盤の描写に関して言うなら、これは一種ホラーであり、SFだと思った。人間の感覚としてある「恐怖」というものは、視覚的にくる威嚇のポーズのようなものもあるが、実際は「そのもの」についての情報が少なかったり、認知してなかったりする謎の部分に対して、不安になる感情から湧き出るものらしい。この話も、情報を限りなく少なく描写するというスタイルをとっているため、最期の一文の気味の悪さは絶品だと思う。奇妙で奇怪な人間の近くに存在するような欠陥を抱えたその生物が、もし何らかの変異が起きて完璧になったら……なんて考えてると、おもわず辺りを警戒して見回してしまう。この作品を読み終わって思ったのは、怪奇もので有名なウルトラQの最期みたいに、ジワジワくる怖さがあるところだろう。個人的に秀作!
:読める判定 怖いのが嫌いな人はちょっと :好き嫌い判定 好き
=============終わり=============
>すでに経過してしまった日付なので順不同です
( ゜д゜ )前に言ってたけど、依頼が無ければ
( ゜д゜ )基本的に感想の更新はゲリラ的なものになると思います。
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自分なぞは、kirekoさんの前書きでアイドリングして、
脳活性化させてから感想を参考に、限られた時間で余所様の作品を読むので好ましく拝見してるんですがね。
(全て読む時間がないから感想記事、本当に助かるんですよ)
こーいうあま~いことを言っているから、kirekoさんに未だリンク晒しされてるんでしょうか?(´;ω;`)
自分はMじゃないのでそんなにSっ子しないで下さい。
ってのは全て冗談で(笑)、お知らせです。
今年一杯でblogそのものを削除するので、
今後も感想文屋再開の予定はありません。
どうぞリンクを外してやって下さいませ。>Paranoia
そのハンドルを見て、嫌な思いを再燃させるここの読者様もいらっしゃるかと思いますし…。
あ、間違いなく本人です、自分。
って、文面見たらモロバレか。あは。
もしかして、web拍手の無記名も、実は正体がバレてますか?(-"-;A
こくじん「そういう関係じゃねえからー!」
というわけで、お久しぶりです。
コブラの人とkirekoは、長年に渡り犬猿の仲であり、外敵であり、仇敵であり、宿敵であり、互いが互いの足を引っ張り、また互いが互いを超えなければならない存在だと目視しあってるだけで、そういう関係は一切ないです!(断言)
リンクに関しては了解しました。
もしなんか新しく始められるなら連絡ください、メッセージでもコメントでもWEB拍手でも、何でも良いので、待ってます。
それにしてもブックマークが寂しくなるなぁ。
誰か居ないか?誰でもいいんだ申告してくれーっ!(寂しがり屋)