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有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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小雨の湿原周辺

2022年04月25日 | 山野草
濡れた花を撮りながら駐車場から湿原まで約500m、ようやく湿原に到着。
でもまだ湿原の中には入りません、湿原周辺の花を探します。
湿原の中は、この時期の雨の日に咲いてる花は殆ど無いからです。
カマツカ(鎌柄)が咲いてました。

バラ科カマツカ属の落葉低木~小高木で、全国の陽当たりの良い林縁に分布。 

花の直径は約1cm、対照君を使うのを忘れました。(^^ゞ 

材が硬くて粘りが有り折れ難く、鎌の柄などに適していたことが名前の由来。
別名「ウシコロシ(牛殺し)」と言う物騒な呼び名も。

周辺の花を見る為に少し湿原の中を通ると、タチシオデ(立牛尾菜)が咲いてました。 

サルトリイバラ科シオデ属の蔓性多年草で、本州~九州に分布。 

雌雄異株で、この日は雄株しか見られませんでした。 

花の大きさはこんな感じ。 

これは昨年生った実、雌株と言う事ですね。

 オカタツナミソウ(丘立浪草)が咲き出してました。 

シソ科タツナミソウ属の多年草で、本州~四国に分布する日本固有種。 

横から見ると浪が立つように見える事が名の由来。

ヤブデマリ(藪手毬)が満開になってました。
真っ白で大きな装飾花を沢山咲かせるので、遠くからでも良く目立ちます。

花を下から、花が枝の上に一列に並んでるのが良く分かります。

雨が降ってますが、明るい方を背景に透かし撮り風に。 

雨粒を入れて撮ろうとするも上手く撮れませんでした。

ミカワバイケイソウ(三河梅蕙草)も咲いてました。
シュロソウかシュロソウ属の多年草で、愛知、静岡、岐阜、長野に分布する日本固有種。

環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種。
バイケイソウ、コバイケイソウと共に毒草です。

この日沢山撮ったのでまだ続きます。
雨であまり花撮りに行けなかったので、この在庫で何とか持たせようと。(^^;)
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