goo blog サービス終了のお知らせ 

有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

林下に咲く小さな蘭

2025年04月10日 | 山野草
今年は花が遅れてるのでどうかな?と思いながら小さな蘭を撮りに。
まずは里山を登ります、麓にはその通りのフモトスミレ(麓菫)が咲いてました。(^^)

当然定番のタチツボスミレ(立坪菫)も。 

今やそこかしこに大量に咲いてます。 

キジムシロ(雉蓆)が咲き出してました。 

バラ科キジムシロ属の多年草で全国に分布、花の直径は15~20mm。 

少し登るとシュンラン(春蘭)が咲いてました。 

ラン科シュスラン属の多年草で北海道~九州に分布。 

春蘭の花は大きくて見栄えがするので人気が有るようです。 

ハルリンドウ(春竜胆)が点在してますが、今日は本命ではないので殆ど無視。(^^ゞ 

雑木の里山から植林帯に入り、登り始めから約150m登った所にそれは有ります。
ヒメフタバラン(姫二葉蘭)。

少し早いかと思いましたが、開花具合は丁度良かったです。 

ラン科サカネラン属の多年草で宮城~沖縄に分布、側花弁2~3mm、唇弁の長さ6~8mm。 

樹林下の陽当たりの悪い所に生育するので私の写真機では撮り難い。
ところが今回上手い具合に木漏れ日が当たっていて助かりました。

ただ花が小さいのが難点、自動焦点がなかなか合わせてくれず。
もう一ヵ所自生してる所が有りますが、脚の調子が良くないので今回は止めておきました。

本命が撮れたので山を降り麓の花クサボケ(草木瓜)を。 

バラ科ボケ属の落葉小低木で本州中南部~九州に分布する日本固有種。 

ここのクサボケは草刈りで刈られて大きくなれず、非常に低くて撮り辛い。
山中のはもう少し背が高くて撮り易いですが、今回は見に行かずでした。

スミレと一緒に咲いてたのを。 

帰り掛けにキケマン(黄華鬘)の様子を見に、まだ少し早かったものの一株だけ咲いてました。 

ケシ科キケマン属の2年草で関東以西~九州に分布。
対照君を入れて撮ったものの上手く合掌しませんでした。(T_T)

桜(染井吉野)が結構長持ちしてます、入学式に桜吹雪になりませんでした。
山野草が遅れてましたが、遅れを取り戻すかのように一気に咲き出してるようです。
コメント