木下牧場 肝っ玉かあちゃんより

近江牛繁殖一貫経営農家から生産者便りをお届けします。

えさ

2006年08月30日 | 牛小屋から
この餌は、近江ビーフって言います。
唯一、私の家での配合飼料です。そう牛が約11ヶ月になってから使っている餌です。

生産履歴書の配合飼料の2番にかいてある、近江ビーフです。

この餌は昔から愛用しております。みなさんが知ってのとおり、ビタミンA欠の話があっても、使っておりました。
そうビタミンAはサシの入りを邪魔することから、離れていった餌です。
この餌にはビタミンAが入っています。
私は入っていることを利用しました。今はなぜか、また使っている人が増えております。同じような考えになったんだと思っております。


そう、この餌の話!この餌は粒は細かいです。(写真)トウモロコシも粒です。他もいろいろです。(マイロ、フスマ、大豆カスなど)
ですが、糖蜜が入っていて甘いです。
そんな事から、ビタミンA欠で病気にならないように、元気で健康な肉を作っていくため愛用してます。
(病気として、肝臓障害、肉のズル→脂が水みたいになります。他など)

ですが量といっても、一頭200g~600gほどで、そう2.5%~8%ぐらいしかやっておりません。そう牛にあわせ、自家配合の上にやっています。
牛によって、必要とする牛と、必要でない牛といるため、ポールで調整して一頭づつやっております。
毎日、考えてやっている餌の一つです。

このごろは大きくなる牛が多くなってきました。なぜなら素牛が高く、利益を得るためだと思います。ですが我が家は自家産ですので素価格が安定していますので、大きくするより肉質や脂質を一番に考え安定した牛つくりに努めております。

お~と雄種も選択して種付けまで私(そのちゃん)がしております。そう血統書に人口受精士の場所に私の名前がありますので、また見てください。

それと家番が書いております。我が家で生まれた順番の番号です。
一頭づつ、メモ書きですが大きくした経歴が書いる時に使っている番号です。
もちろん、生産者は木下幸雄です。印を押しております。

話が、ズレちゃいました。

ё(感謝)このごろ雨知らず、太陽さんありがとう。明日は少しですがサイレージです。