気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

にっちもさっちも行かなくなった時に ・・・

2010-01-04 21:44:10 | Weblog
物事が膠着状態に陥って

  にっちもさっちも行かなくなった時に

これだけは手放せない と思っていることが

  その行きづまりの原因である ・・・ ことが多いようです。


ですからこそ

本人が

  これだけは手放せない と思っていることを

            一旦 手放してみる ・・・ のです。


そうすると

  事態は 動き出します。

そして

物事がよく見えるように

  光が差して来る ・・・ のです。










小豆(あずき)の活力

2010-01-04 19:07:39 | Weblog
所用でたびたび出かける

  中国での楽しみのひとつに

朝食にでる

  「小豆粥」があります。



1月15日の「小正月」には

地方によって

  小豆ごはんを食べる習慣があります。


昔は

正月に限らず

毎月1日と15日には

  小豆ごはんを食べたそうです。


1日と15日なのは

月の満ち欠けに

     あわせたから ・・・ です。


十五日間

せっせと働いた体にたまった「毒」を

     小豆で出した ・・・ のです。

小豆には

  ビタミンB群が含まれ

    疲労を取り除いたり、

    肌荒れを防ぐ効果があります。

また

  皮に含まれる「サポニン」は

    利尿、

    便秘の解消

    過剰なコレステロールや

       脂肪の排出に効果があります。


「サポニン」の語源は ・・・ 「シャボン」

つまり

石鹸のように

  体をきれいにしてくれる ・・・ というわけです。


小豆は

  カリウムも多く含むので

    塩分の摂りすぎを中和してくれます。



平安時代

宮中の女官たちは

  「いも粥」同様

  「小豆粥(あずきがゆ)」を

      好んで食べていた ・・・ とのこと。

彼女たちは

おそらく

  便秘の解消に役立てた ・・・ のでしょうね。

鉄も含まれているので

  貧血の予防になった ・・・ はずです。

















活力食 ・・・ 桃太郎 ③

2010-01-04 12:12:44 | Weblog
鬼退治に向かう桃太郎に

  おばあさんが持たせてくれたのは

             きび団子 ・・・ でした。


米、麦、粟(あわ)、ひえ、きび 

             といった五穀の中で

カロリーが低く

ビタミンB群、鉄、リン、カルシウム、食物繊維が豊富で

良質なたんぱく質を含むのが ・・・ きび です。


きび団子は

  活力食 ・・・ だった のです。










鬼門 ・・・ 桃太郎 ②

2010-01-04 10:45:54 | Weblog
桃太郎の家来たちは ・・・

  さる、きじ、犬


十二支になおすと

  申、酉(とり)、戌


桃太郎と家来たちが戦った

  鬼とは ・・・

「魔物」「邪気」「けがれ」「災い」「疫病」

  といった 不幸、不運 を

    目に見える形したものだ ・・・ といえますね。


その鬼は

  牛のような角を生やし

  虎の皮のふんどしをしめています。


家相、風水には

「鬼門」という言葉があります。

よく

「鬼門の方角にトイレを作るのはよくない」

    などといわれる、あの「鬼門」です。


邪悪なものが侵入してくる鬼門とは

  北東 : 「丑寅(うしとら)」の方角。

鬼が

  牛の角を生やし

  虎の皮のふんどしをしめている理由が ・・・ わかりますよ ね。

その「丑寅(うしとら)」に向かい合っているのが

  南西 : 「未申(ひつじさる)」の方角。

残念ながら

昔の日本には

  未(羊)がいなかったので

  酉と戌を加えて

    対抗させた ・・・ とも考えられます。


ところで

酉がなぜ

  にわとりではなくて、

    きじ だった ・・・ のでしょうね。


知恵者の さる は

  「悪が 去る」

愛情深い きじ は

  「災いは 来じ」

忠義者の 犬 は

  「病が 居ぬ」


桃太郎は

  悪

  災い

  病  から

守られていた ・・・ わけです。







    



子どもに恵まれる ・・・ 桃太郎 ①

2010-01-04 09:42:03 | Weblog
桃から生まれた桃太郎。


中国では

桃には

  「魔よけ」「邪気払い」「妖気ばらい」

    の力がある と信じられ

桃の木で作った杭を

  庭に打って

    魔よけにしていました。


鬼を退治するのは

  「桃太郎」でなくてはならなかった ・・・ のです。


「兆」は

  一億の一万倍。

「桃」という漢字があらわすように

桃は

  一本の木が多くの実を結ぶ

            多産の木 ・・・ です。


このことから

桃は

  「たくさんの子どもに恵まれる」

  「子孫繁栄」

    の 健康フルーツ といわれ

桃の種の中の成分は

  女性の「血の道」の薬 ・・・ だとされています。


また

中国の伝説では

桃は

「仙果」とされ

「不老長寿」の妙薬 ・・・ です。




* ちなみに、

 私のところでは「不妊」といわれる多くの方々に、自然に「子宝」に恵まれたことを 喜んでいただいております。

 本当に 幸せなこと ・・・ です。

 しかし、それは まったく「自然なこと」 ・・・ です。










闇 ・・・ この大切なもの

2010-01-04 05:55:57 | Weblog
人間は

この闇から

  闇の持つ

    不安や

    恐怖や

    危険 から

明かりを求めた ・・・ のに違いありません。


しかし

逆に
 
明かりの中で育った

  子どもやおとなは

どうして人類が明かりを求めたか

        ・・・ 忘れてしまった のです。


高速道路の脇の田んぼの米が

  夜でも明るいために

    成長が悪くなった ・・・ という実例がある そうです。


たぶん

闇は

  われわれの精神を築くうえでも

            大切なものだ ・・・ と 思います。



* 今 外は夜明け前の 真っ暗闇 です。










対症療法の害

2010-01-04 05:12:10 | Weblog
風邪をひいても、

  化学の薬を飲まずに

    自然に治した場合

風邪をひく前よりも

  体全体の調子がよくなっていることに

                 多くの人は気づくはずです。


これは

風邪という症状を通して

  それ以前の心身のバランスの乱れを

                 矯正できた ことにほかなりません。

ですから

症状は

  本当は そう簡単には抑えてはいけない ・・・ のです。


いわゆる

西洋医学に代表される 対症療法 は、

  主に 短期的なメリットの点から

              症状を抑えよう とします。

対症療法では

とりあえず

  目に見える症状が治まるので

    患者さんは喜びますが ・・・

実は

心身の乱れは

  さらに 深く 複雑になってしまう ・・・ のです。