気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

母 ・・・241. : しつける ・・・ 平等

2011-01-18 09:00:56 | Weblog
釈尊は「 火はあらゆる薪(たきぎ)より生ずる。

     光焔(ほのお)は平等なり 」といわれてます。


もちろん

燃やす木によって

  火の色もちがうし 熱カロリーも変ってくる。


高温・高熱に達する燃料もあるし

  低い熱しか出せない材料もあります。

いちがいに

「火はあらゆる薪より生ずる」とか

「火は同じものだ」とはいえないかもしれません。



しかし お釈迦様は

燃料や材料の吟味 あるいは火の性質の分析よりも

そうした考えかたそのもの(火は薪によってちがうという差別観)を

  ・・・ 捨てなくてはいけない というのです。



火はたしかに種類はある。

燃焼力の区別はあるだろう。

だが 「ものを燃やす力」としての火の価値に

  上下の差別をすべきではないのだよ ・・・ と戒めておられる。




* 2010.11  東ブータンで





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (kanae)
2011-01-18 09:39:22
こんにちは。
偶然、こちらのブログに行き当たり、とても感動して読みふけってしまいました。
私は今26才ですが、仏教は、生涯教育だと思っています。
また拝見させていただきますので、よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。