KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

愛しのプリンセーザ

2019-10-11 17:34:06 | サンパウロ日々の出来事
去年の夏から細々と乗馬に通っています。

、、とは言うものの、我々は暇さえあれば旅に出てますので、本当に数えるくらい、、、なのですけども。

毎回、おデブな私を乗せてくれるのは、可愛い可愛い「プリンセーザちゃん」。



私以外の大人が乗ってるのを見た事がありません。

プリンセーザはそんなに大きなお馬さんではないので多分、子供向けなんじゃあ?と思われます。

じゃあ、何故にいい大人であるおデブさんが乗っているのかと言いますとね、

初回に乗ったお馬さんが大きすぎて、先生に「もうちょっと小さい子にしておくれ、ポルファボール」と泣きついたからです。

初回のお馬さんはこの子でした


ちなみに背中を向けているのはチアゴ先生です。優しくて大好きです。

初回泣きついたためか、それからというもの、私のパートナーは毎回プリンセーザになりました。

プリンセーザは17歳で人間だと「良いおばちゃん」の域です。

おばちゃんにはおばちゃんだよね、というくらい、私とプリンセーザはまったり、のんびりを好む所が合いました

我々の横で喜一さんは走ってみたり、クロスバーをピョーンと飛んだりしていますが、そんなことはまったく御構い無し。我々、おばちゃんコンビはノソノソと周囲をパカポコとのんびり歩くのみです。

のんびり歩きながら周囲にたかるハエと戦ってみたり、鳥のさえずりにウットリしたり、、と非常に緩やかなおばちゃんタイムが流れていきます

関係ありませんが、喜一さんの先生はフェルナンド先生です。


先生のムチの打ち方がバチーン!と容赦ないので、いつもその横をそそくさとプリンセーザと逃げるように通り過ぎたものでした。

いつも走らないプリンセーザがちょい走りになるのはフェルナンド先生が近くに来た時だけ。

あんた、フェルナンド先生が嫌いなんだね、というのがわかりやす過ぎです。

毎回、乗り終わった後にニンジンをあげるのですが、パカパカ走って猛烈に疲れている喜一さんのお馬さん以上にガッツリ食べるプリンセーザが可愛くてたまりません



プリンセーザ会いたさに通っているようなものです

、、が、先日、久しぶりに訪れた時プリンセーザの姿がありませんでした。

そっとフェルナンド先生に「プリンセーザはどこですか?」と聞いてみると

「foi embora」と言われました。

今まで、家に帰る事をemboraと思っていましたが、

もしかするとプリンセーザはお空に帰ってしまったのかもしれません。

怖くて先生にそれ以上聞くことができませんでした。

ぷ、、プリンセーザあああああああ

今度行った時にいつもの場所にいてくれたら良いのですけど。。。

次に行くのはだいぶ先になるのでそれまでドキドキです。

愛しのプリンセーザはいまいずこ?

ううう