KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

(2019年7月) ガラパゴスの旅 その8

2020-12-27 21:50:18 | ガラパゴス諸島
ロボス島半日ツアーを楽しんだ次の日は、とうとうガラパゴス諸島とお別れする日です

飛行機が午後1時で、その時間に間に合う様にショーンさんがタクシーを手配してくれました。
タクシーが来るのは11時過ぎ。それまでゆっくり楽しんでね〜と言うので、どれ、最後のガラパゴスをエンジョイしましょうか!

、、と、横にはややぐったり君の喜一さん。

どうやら前日の「ウエットスーツ無しシュノーケリング」で身体が冷えすぎたらしく、風邪をひいた模様です。

部屋でダラダラしていたい、と言うので、喜一さんを置いてけぼりにして一人で近くまで散歩に行くことにしました。

歩き慣れたこの道を通って向かったのは、



ゴロゴロ、ダラダラ、なアシカさんいっぱいの「Playa Mann」です。



朝も早よからいっぱい集ってるぅ〜

、、が、日中と違い、まだ涼しいからか若干いつもより活動的な面々もいます



気持ちよさそうに泳いでいたり、



歩いて(?)友達にちょっかいだしてみたり、、



もちろん寝ているアシカさんもいます。
枕は必須だよね



ラジオ体操中



良いですねえ〜
楽しいですねえ〜

わたくしは、まあ、泳ぎがあれですから、あれなわけですけども、泳ぎが達者でシュノーケリングラブ❤️な方はこの時間帯にここに来てみたら良さそうですねえ。
きっとアシカさんと一緒に泳げるかと思われます

、、と、ガヤガヤガヤ。。

近所の学校の課外授業がある様で、いっぱい人がやってきました



いっぱい人が来てもまるで動じていない面々。

人が増えてきたので、わたくしも端っこの方へと移動しましたら、

あら、おはよう〜



可愛いお子ちゃまアシカがチャプチャプしてました。



可愛いので近くに寄って行ったら背後から「グエエエエエエエ!」っと威嚇されました。



おかあさんアシカですかね?


はあ、、ここから離れたくないですねええ



名残惜しいですねえ



、、と遠い目になっているわたくしと同じ様に遠くを見つめていた彼ら



え?僕たちのことですか?



朝のアシカ天国をたっぷり楽しんで宿に戻ると、ダラダラテラスで遠くを見つめる喜一さんが。



少し体調が良くなってきたと言うので安心しました。
ダラダラは大事ですね

その後タクシーで空港まで送ってもらい、(車で5分ほど、2ドルでした)



目の前に我らが乗る飛行機がやってきて



飛行機に乗り込み、ガラパゴスを離れたのでした



楽しかったガラパゴス諸島の旅のおもひではパスポートにも。



スタンプがカメさんだったあ〜


***********
ガラパゴス諸島の旅に持って行った方が良いもの

*USドルーーー思った以上にいろいろお金がかかるので現金多めに準備された方が良いと思います。サンタクルス島で一度現金を引き出そうとATMをトライしましたが、お金が無かったのか現金引き出しできませんでした。クレジットカードが使えるレストランはサンタクルス島には数軒ありました。(サンクリストバル島は少なめです)

*運動靴ーーーーガイドさん付きツアーに参加する時、サンダルだと断られる可能性がありますので一足あった方が良いと思います。
スポーツサンダルではなく、つま先部分がガッツリ覆われている「真の運動靴」が安心かと思います。

*酔い止め薬ーー島から島への過酷フェリーに乗る時、飲んでおいた方が良いです。
いや、飲んでおいた方が、、と言うより「必須!」な感じです。心の安定度が変わります。

*濡れても大丈夫なジャンパーーー過酷フェリーに乗る際、座る席によっては台風並みの水しぶきにさらされ続けます。
目の前の彼等のグッタリ具合が気の毒なほどでした。




今はこんな時期で旅行もままなりませんが、また旅行できるようになったら、ぜひぜひ訪れてみてほしい、とても素敵なガラパゴス諸島でした
私もまた行きたい

(2019年7月) ガラパゴスの旅 その7

2020-12-24 22:16:38 | ガラパゴス諸島
次の日。

この日は「ロボス島」への半日ツアーに参加するため朝7時半過ぎに宿を出て、旅行社に歩いて向かいます



ツアー料金はガイド料、レンタルシュノーケルグッズ、ランチ込みでお一人様90ドルでした。

この日のメンバーはガイドのポットさんを入れて10名

ロボス島まではこんな船で行きます



ふ、、、、船!と一瞬ビビりますが、ロボス島までは40分くらいなので大丈夫ーです

島への上陸時はゴムボートで接岸する為、ゴムボートを引き連れて、いざ、レッツゴー!です



誰よりも寛いでいるガイドのポットさん



きれいな海と青空にうっとりしているうちに島に到着です。



ツアーを申し込んだ時に「絶対に運動靴で来てね。サンダルだったら上陸できないよ」と言われていて「なぜだろう?」と思っていたのですが、上陸してみて納得



足元がこんなゴツゴツなのですねえ。
運動靴で歩いていても、足先がカツンとぶつかると痛いので、サンダルに素足でここを歩くのは危険ですね

ゴツゴツした道を歩きながら、早速いろいろな鳥さんがお目見えしますのでポットさんが説明してくれます



あ!軍艦鳥さんもいましたよ〜

小さくて見えづらいですが、写真右側の赤いのが軍艦鳥のオス
左側に白く見えるのがメスです。



オスはメスに求愛する時に赤い喉袋をいっぱいいっぱいに膨らましてアピールするのですが、ちょうどアピールしている所でした

オス君、がんばれ、がんばれ。

のどかな空気に包まれながら、先に進んで行きます



、、と、卵を温め中の鳥さんが。


そーっと横を通り過ぎていくと、、

あらあ〜

みんなが待ち望んでいたアオアシカツオドリさんが!



一気に撮影会場と化します



一番熱心に撮影していたのは、、




ガイドのポットさん!

あまり近づいちゃダメですよ〜と言う立場のはずですが。。。

プププ〜
みんなアオアシカツオドリが大好きなのですね

きゃ。
白いフワッフワしたひなちゃんもあちこちにいました



ひなちゃんが怖がらないようにそーっと横を通り過ぎて、、



ゴツゴツ街道を進んでいきましょう



、、で、行った先で目にした、アオアシカツオドリの求愛ダンス



ペッタンペッタンとゆっくりメスの前で足踏みをしていたかと思ったら、急に、



バサ!っと羽を広げるアオアシカツオドリの求愛ダンス。
とても可愛らしいです。

求愛ダンスを目にする素晴らしい機会なので、皆、適当な距離をとった場所にそれぞれ座ってじっくりと求愛ダンスを見学します



結構、長いことアピールを頑張っていたオス君。

ようやくメスと仲良くなれました



いやいや、何とも楽しいロボス島観光ですね〜

このあと、我々は再びゴムボートに乗って島を離れ、お楽しみのシュノーケリングタイムです

わーい🙌

、、と、いそいそと着替えてる私の横でガイドのポットさんは言いました。

あちらの岩を目指して泳いで行って、そこからしばらく島沿いに泳ぎましょう、と

はい?

エクスキューズミー、ポットさん。
Youはいま、泳いで行って、と言いましたか?

ここは海

足つかない
浮き輪無い
手すりない
波高い
目指す岩が遠い

、、ですけど?



無理じゃね?


はい、お留守番決定〜!

わたくしはボートの上から皆さんを撮影することにしましょう。
ツアーでもう一人の女性、ドイツ人の奥さんもシュノーケリングしないと言うので、二人でまったりとお留守番です

、、で、喜一さんはいそいそと出発ー





遥か彼方(私には遥か遠くに見える目指すべき岩)目指してザブザブ泳いで行く面々

遥か遠く離れた場所で、キャッキャと楽しそうな面々



いいな、いいな。
私も生まれ変わったら泳ぎが得意な人になりたいな。
って言うか、いっそのこと魚に生まれ変わっちゃえばいいんじゃね?
でも、魚だったら食べられちゃうから、じゃあ、アシカにしようかな?
ウミガメも良さそうだわよね


、、などと考えているうちに一旦、全員お戻り〜



ウミガメさんやアシカさんが「一緒に泳ごう」って皆の近くにやってきたらしく、とても楽しかった模様の面々

そうですか、そうですか。。

きっと来世ではわたくしが皆さんの周りを「いっしょに泳ごう〜」って誘いながらスイスイ泳いでいるはずですよ
誰よりも見事な泳ぎっぷりでね!

ユラユラと進んで行く我らの船

少し浜に近づいたところで2回目のシュノーケリングタイムです



今回もわたくしはお留守番隊ですけどもね。

ふっふっふ。

今回は浜辺でお留守番ですよ



ごらんいただけますでしょうか?

わたくし、ガラパゴスの海に足をつけていますよ!
バンザーイ

大感激です

こんな近くまでアシカさんがお誘いに来てくれますしね



アシカさん、今日は一緒に泳げませんけども
来世まで待っていてちょうだいな。

オッケーとでも言ってくれているのでしょうか?



シュノーケリングで身体が冷え切った喜一さんの後ろ姿です



(ガラパゴスの海は水温が低いらしく、ウエットスーツ着用した方が良い模様です
我々は知らなかったのでレンタルしませんでしたが、他の面々は皆さんウエットスーツ着用してました。
体の冷えが大きく変わると思われます)

しばらくそれぞれに楽しんだ後、ゴムボートに戻ります



、、で、船内でランチタイムです。

マグロの醤油煮みたいなのがご飯にのっているだけのシンプルなランチでしたが、運動後(いや、私は運動してないけど)なので
すごく美味しかったです。



楽しい楽しいロボス島半日ツアーも終わりです



島に戻ってきて、例のパン屋に寄り、ケーキを食べてから一旦、宿に戻ります。

水着から洋服に着替え、(わたくしも一応、水着着用してました。
泳いでませんので「水着下着」なだけでしたけど)

前日行った界隈をぶらぶらお散歩しに行きました



安定のアシカ天国です



日差しがキツくて肌がぴりぴりしてきたので再び宿に戻り、ダラダラテラスでダラダラと。



日が傾いてきたので、アシカ街道を通って



こんな炭火焼きを食べてきました



朝からたっぷり遊んだ一日でした。

ロボス島半日ツアーおすすめです
(行かれる場合は運動靴着用お忘れのなき様。。そしてウエットスーツもレンタル必須ですよ〜)



(2019年7月) ガラパゴスの旅 その6

2020-12-17 20:34:59 | ガラパゴス諸島
丸々としたアシカさん達をよけながら宿に到着。

宿のオーナーであるショーンさんが出てきて、いろいろ説明してくれました。

ショーンさん、英語がむっちゃ流暢です。
宿を予約した時点でショーンさんから送られてきたメールも英語でびーっしりといろいろなおすすめ情報が書かれていました。

ショーンさん、英語お上手ですねえ

、、と言うと

「うん。僕はアイルランド人だからね」

ププププ〜
そうでしたかあ〜納得でーす

、、で、まだチェックインはできないけれど、
と言うので荷物だけ預かってもらい、近所のパン屋さんへ。
(店名はSabor Cuencano Bakery and Coffee Shop)



デニッシュとかいろいろと美味しいパンがいっぱいありました。
しかも一個大体1ドル前後、と、物価の高いこの島ではありがたい存在です。
お店の中と外の両方で座って食べることができます

パンもおいしいので次から次へとお客さんが来ていました。

パンを食べ終え、ショーンさんおすすめのお散歩コースに行ってみることにしました。

まずは「Interpretation center」。
島の歴史や動植物の保護、保全などについて展示されています。

このセンター内の道をずーっと歩いていくのがショーンさんのおすすめ散歩コース。

地図で見てみましょう



真ん中よりやや上にInterpretation centerがあって,その横からヒョロヒョロと道が続いていますね。

ふむ、ふむ。

あ!
道を辿っていくと、我ら大好き「mirador」があるではありませんか!

ミラドール、、それは展望台。。
今まで色々なミラドールで楽しい経験をしてきました。

これは、行っておくべきでは!

目的地に設定です!

頑張って、歩いていきましょう。





のんびり歩いて行った先に見えてきたのは、シュノーケリングを楽しむ方々



おおおおお。
これは我らもぜひ!

、、と言いたいところですが、私、泳ぎが得意ではありません。
何度も言っておりますが、公式記録で面かぶりクロール15メートルくらいです。
それも遥か昔の話。。。
きっと今では、面をつけるだけ歩いて1、5メートルくらいかと思われ、、、

目の前には綺麗な海。

海は、

足つかない
波が来る
波が口に入ったらしょっぱくてオエーってなる
クラゲ出る
藻が足に絡まる
そして浮き輪無し。

無理でーす

喜一さんだけチャポン、と入って行きました



私は岩の上に座って喜一さんを眺めます。

アシカ越しにね。



こんな所にもアシカさん。

人間が近づいても全く動じません。
逆に人間の方が気を遣って、「ちょっとエクスキューズミー」と狭い場所にぎゅっとお尻を小さく座る、と言う感じです



アシカの横でぎゅっと小さく座りながら喜一さんを待っている時間は、たまらなく幸せでした。

喜一さんが戻ってきて、再び歩き始め、結構な高さの場所から先程のポイントが見えました。



上から見てもアシカさんの存在感が素晴らしいですね

この散歩コースは人も全くいなくてのんびりするのに持ってこいでした。



パン屋さんのパンでも持ってきたらよかった。。。
歩いたらお腹空いてきちゃったよ。。

しばらくお散歩を楽しんだ後、チェックインできる時間になったので、宿に戻ります。

戻る途中にある「Playa Mann」と言うちょっとしたビーチ

、、が、ここにももちろん



寛ぐアシカさんがいっぱいです。



気持ちよさそうに寝ています



宿に戻って、のんびりダラダラと素敵テラスで過ごしました。



(洗濯物も干せちゃうよ!な、素敵テラスのあるショーンさんの宿はこちらです。)

https://www.expedia.co.jp/Puerto-Baquerizo-Moreno-Hotels-Galeodan-Suites.h22765349.Hotel-Information


夕日も綺麗に見えてひあわへー(嬉しさで口元が緩んで「しあわせ」と言えないくらいですよ)



そして夕ご飯を食べに街に向かった先にはやはり、、、



夜でも寛ぐアシカさん達がいっぱいいるのでした〜

サンクリストバル島はアシカパラダイス〜







(2019年7月) ガラパゴスの旅 その5

2020-12-14 23:24:13 | ガラパゴス諸島
いそいそパン屋に向かって歩いていたら、ちょっとした段差につまづいて左足を捻挫しちゃいました。
いま、私の左足は猛烈あたろうに膨らんでおります。(腫れているというべきか。。)
なんとなく昔の中国の「纏足」のようで、ぷっくり足が可愛く思えて来ているこの頃です。

纏足おばちゃまがしれえっと旅行記を続けて書いていきますね

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「ガラパゴス諸島」には自分たちでフリーに行ける島と、必ずガイドさんとでなければ立ち入れない島があります。

フリーに行ける島で有名なのは、この三島でしょうか



1: サンタクルス島--------我らが最初に滞在した島。フェリーで5分のバルトラ島に空港あり。
            思ったよりも栄えていて旅行者多め。
            アシカやペリカンが群がる魚市場もこの島に有り。
            野生のゾウカメをたっぷりみたい人におすすめの「エルチャト」はこの島にあります。
            夜は屋台街でご飯を食べるのが楽しくておすすめです

2:イサベラ島------------フラミンゴやペンギンを見たい人はこちらの島が良さそうです。
            我々はイサベラ島には行かなかったので詳細はわかりません

3:サンクリストバル島----サンタクルス島よりも人少なめ。空港あり。
            アシカさんがたっぷりいるので、アシカ三昧したい方にはこちらの島をおすすめします。
            サンタクルス島よりものどかな感じなので、のんびりしたい場合は良いと思います。
            レストランやお店はサンタクルス島よりもグッと少なめです。

できれば全部の島を訪れてみたかったのですが、島から島への移動には「超過酷な船旅」と噂されるフェリーしかありません。

私は乗り物はなんでも好きなのですが、船だけは「えー!船ー!」となります。

かれこれ数十年前の話ですけどもね、伊豆大島までのあんな大きな船でも酔いました。
10代のうら若き女子高生が、床にドサっとごろ寝して。。。。。

「顔色悪い高校生」になってしまった悲しいおもひでです。

ですので、船に乗る時は酔い止め薬必須です。

おや?
有名どころの三島を訪れようと思っても、フェリー

サンタクルス島ーイサベラ島
サンタクルス島ーサンクリストバル島

、、しか無いのではあーりませんか?

イサベラ島ーサンクリストバル島の移動に使えるフェリーは無いのですね。

、と言うことは、、
サンタクルス島からイサベラ島に行き、再びイサベラ島からサンタクルス島に戻り、サンタクルス島からサンクリストバル島へ、、

考えただけで白目むいてきました。、

この行程はわたしには無理です。

、、で、結局、我々は、エクアドルからまずはサンタクルス島へ行き、(楽ちん天国、飛行機で)
サンタクルス島からオエーっとなりながらフェリーに揺られてサンクリストバル島へ
その後サンクリストバル島から楽ちんハッピー、飛行機に乗って家路に着く、という作戦にしました。

これなら、過酷フェリーが一回で済みますね

そして、サンタクルス島をたっぷり満喫し、とうとうサンクリストバル島へのフェリーに乗る日がやって来ました。

サンクリストバル島へのフェリーは朝7時発と午後2時発です。

我々は朝7時発のチケットを購入したので、(片道25ドル)、6時前に宿を出てフェリー乗り場へと向かいました。

フェリー乗り場には色々な会社のカウンター(というか簡易台のような、、)があって、どれか分からずにうろうろしていたら親切なおじさんが我々のチケットを見て連れて行ってくれました。

列に並びながら、早めに酔い止め薬を飲んでおきましょう。



周りの方々も皆、この時点で酔い止め薬を飲んでいました。
過酷フェリーにびびる気持ちはみな、同じ。

そのあと、荷物検査があります。

ガラパゴス諸島の島間の移動であっても、動植物などの持ち込みは許されません。

、、、で、ドキドキのフェリー

こんな小さな船かー

、、とビビりながら乗り込んだそれは、船着場からフェリーまでのただの移動船でした。
たったの2分くらいなのに一人50セント徴収されます〜

、、で、本物のフェリーに乗り込んだー

船内よりかは外の方が風に当たって良いかも、と思い、進行方向向かって左側のデッキ部分をゲット!
これがのちにラッキー🤞だったことに気づきます。

船内はこんな感じです



トイレもあります。

デッキ部分はこんな感じです



フェリーの係の人が「エチケット袋いらんかえー」とまわってくるので、元気よく手をあげて一枚頂戴しておきました。
いざと言う時のために、お守りの如く手に握りしめたまま、いざ!出航です



ザザザザー

波しぶきをいっぱい受けながら進むフェリー。
風も当たって気持ち良いよね〜

、、とご機嫌だったのは最初の30分だけ。

どこをみても海。

そして高い波。

ずっと見ていたら確実に酔うパターン
なのでぎゅっと目をつぶって頭の中で「海の男」、石原裕次郎さんや、加山雄三さんのことなどを考えながらただただ耐え忍びます。

海よ、俺の海よ、by雄三さん

サンクリストバル島までは2時間の予定です。

裕ちゃんや雄三さんのネタが頭の中で切れてきた頃、そっと目を開けてみると、、、

目の前の方々がずぶ濡れになっていました。

い、、、一体、何が?

どうやら進行方向向かって右側はモロに波を受ける模様です。

みんなずぶ濡れになりながら、地蔵のように固まっておりました。

彼らはきっとわたし以上に「早く着いてくれえ」と思っていた事でしょう。

、、が、この日は時間がかかって、2時間半ほどでようやくサンクリストバル島に到着です。

誰一人エチケット袋のお世話になる事なく、無事に到着しました。



ガラガラと荷物を運びながら歩いていく桟橋のたもとに既にアシカさんたちがゴロゴロと。。



サンタクルス島よりずっとのどかな感じの島です



宿までの道すがら、アシカさん達に道を塞がれたりしますけれど。



くつろぐ面々



丸々としていてとても可愛いらしい面々です。

丸々軍団を横目に、とりあえず宿を目指して歩いていく我々なのでした。




(2019年7月) ガラパゴスの旅 その4

2020-11-20 04:13:33 | ガラパゴス諸島
しれぇっと一年以上も前の旅行の話の続きです。


**************

翌日の船のチケットを購入して、一旦、宿に戻りました。

途中にあった教会を覗いてみたら、ステンドグラスがペリカンでした



さて、どうやら喜一さんは朝、出かける時に貴重品を部屋の金庫にしまって行ったようです。

ガチャガチャ、

ガチャガチャ、、

あれれ?おかしいなあ、と喜一さん。

私は知っています。

喜一さんが「おかしいなあ」という時、それは 事件が発生する時だという事を。

そっと横目でチラリとみてみると、クルクル、クルクル、エンドレスに金庫のダイヤルを回し続ける喜一さんの姿が。。

どうやら金庫のダイヤルが壊れたようです。

喜一さんは知っています。

このまま続けると、妻が怒るという事を。

そして、早々に宿の主人にヘルプを求めました。

喜一さん、正しい判断です。

宿の主人であるマックスさんに見てもらいましたが、マックスさんがクルクル、ガチャガチャやっても開きません。

「後で修理の人に来てもらうよ」と言うので、オッケー!と言い、少し昼寝しました。

困った時は寝るに限りますね!

昼寝の後、金庫の件はお任せして、我々はマックスさんおすすめの「エルチャト」という場所に行くことにしました。

車で30分くらいかかるらしいのでタクシーを呼んでもらい、喜一さんお得意の(?)値段交渉をして、40ドルで行ってもらうことにしました。
(エルチャトまで、+ エルチャト観光の間の待機分 + エルチャトからダーウィン研究所まで)

エルチャトとは?
野生のゾウガメがいっぱい草を食べにやってくる場所で、「ゾウガメ保護区」と言われています。

ほぉほぉ。

、、で、到着しました。

注意看板があります。



野生のゾウガメとは3メートル離れてね!とのことです。
了解でーす

入場料5ドルを払って、いざ!

、、と、「先に洞窟見て行くと良いよ」と言われたのでその通りに。



ここが入り口のようです

降りて行くとこのような感じで。



早々に外に出ました。

(ここから先、ゾウガメさんの写真だらけです。
苦手な方はここでパタン、と画面を閉じましょう。
さようなら。また次回お会いしましょうね。チャオー)





出た瞬間からゾウガメ現る、の図。



道の横にそっと石のごとくおりますね。



甲羅に隠れながらも、こちらをチラ見してるのが可愛いじゃああーりませんか。

どんどん先に歩いて行くと、道端にワラワラいます、ゾウガメさん達が。

ここはさながら「共同浴場」。
名付けて「ゾウガメ湯」。一切のひねり無し。



思ったよりも、彼らは歩くのが速く、さささーっと歩いては道端に落ちているグァバをがつがつ食べてました

グアバ目指して歩く、の図



そんなにこっち見られても困るんですけど、、と言いたそうな図



こんなに首が伸びるって自慢してます、の図



道端塞いじゃいますよ、あんたがよけなさいよ!の図



足が太いからあんまりアップで写真撮らないでーと照れる、の図



やだ。エルチャト楽しすぎるんですけど!

ゾウガメだらけで楽しすぎますー
タクシーのお迎えの時間をもっと遅くにすれば良かった、、、と猛烈に後ろ髪をひかれながらエルチャトを後にして、次に向かったのは「チャールズダーウィン研究所」です。





チャールズダーウィン研究所は1964年に設立された生物研究所で、島の自然を守るための多角的な活動を行なっています。
ここでは巨大ゾウガメや特異な形をしたウミイグアナを見ることができます

、、とのことですが、さっきのエルチャトが楽しすぎた為、猛烈あたろうに感動薄めです。

そんなこと言わないで見てってちょうだいよ、の図



後ろ足の爪を切ってもらいなさいね、と告げておきました。
深爪痛いからね。

色が綺麗だし、写真撮っておいた方が良いんじゃないかしら?、の図



道端で行き倒れのように眠る面々




あっさりと見学終了です。

ここから街までは歩いて行ける距離なので、早々にタクシーに別れを告げて、ぶらぶらと適当に歩いて帰ります。



ここはきっと夕陽を見ながら、カッポォ達が愛を囁くに違いない、、と思われる場所



一部始終をずっと見てやるぞ、の図



宿に戻ったら、マックスさんが「はい。これ貴重品ね」と言って喜一さんの大事グッズを手渡してくれました。

部屋に残されていた金庫



上部を大胆にカット!
どうやらダイヤルが完全にダメだったのですね。

喜一が余計な事してとぅみまてん。(怒りのため呼び捨て)
マックスおじちゃんごめんなさい、とちょっと気持ちがシュンってなりました。

しゅんってなった時は食べるに限りますね。

昨日、目をつけた屋台街に出向いて、ガッツリと魚介類を食べて来ました



とてもおいしかったです。
グラーシアス

さぁ、明日は船に乗りますからね。
どきどき、ドキドキ

ドキドキしながら眠りにつきました。