KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

なんとなくコロンビア その4

2018-09-30 20:40:32 | コロンビア旅
次の日、朝早くにホテルをチェックアウトし、空港に向かいました。

、、と言っても、サンパウロに戻るのではなく、コロンビア第2の都市”メデジン”に行くためです。

メデジン?

”メデジン”は1990年代は”メデジン・カルテル”という巨大な麻薬カルテルの拠点があり、治安は最悪と言われていました。
しかし、貧困層が住むエリアにロープウエイを建設したり、観光地的な博物館や図書館などを建てたりすることなどで、治安が劇的に改善し、2013年には”最も革新的な都市コンテスト”で1位に選ばれるほどになりました。

ほほぉ、、、そうなのですか。革新的な都市。。魅力的ですね。

メデジンまではボゴタからは飛行機で50分少々です。

ボゴタから飛行機に乗る際、そっと”搭乗ゲートが全然違う場所に変わったりしますが、英語でのアナウンスなどは皆無と思っておいた方がよろしいです。

、、ので、搭乗ゲートでは目をギラギラさせてチェックしていてくださいまし~

飛行機に乗って、あっという間にメデジンに到着し、UBERでホテルまで行っちゃおう~と思っていたら、どうやらメデジン空港では”UBER禁止”のようです。

係のお兄さんが”UBER禁止だよ”と言って、タクシー乗り場に連れて行ってくれましたので、タクシーでホテルまで移動しました。

タクシーの運転手さんはスペイン語オンリーですが、とても親切でした。

”音楽は好きか?”と聞いてきたので”ええ、好きです”と答えると、

”じゃあ、日本の音楽をかけてやろう”と言って、中国の音楽をかけてくれました。

ニコニコ笑って”いいだろう?”と聞いてきたので、我々もニコニコ笑って、”うん、いいね。日本の音楽だよね”と思い込むようにしました。

無事、ホテルにチェックインし、部屋に大きな荷物を置き、お財布と携帯を持って再びタクシーに乗り込みます。

目指すは”北バスターミナル”です。

この日、我々はメデジン市内を観光するのではなく、メデジンからバスで2時間ほどで行ける”グアタペ”と言う街を観光するのです。

ホテルから15分程でバスターミナルに到着しました。




グアタペ行きのバスチケットを購入し、(グアタペ行きのバスチケットは14番の窓口で買えました。片道ひとり13,000コロンビアペソでした。支払いは現金のみ、でした。)



あれ?よく見るとレシートには”TOTAL 13000”ってなってますね。
26000払いましたけども?

はーてーなー?

お手洗いを済ませて、(お手洗は有料です。700コロンビアペソでした)バスに乗り込みます。


全席指定席、です。

あら、運転席がわりと広々してるわね、、


、、と思ったのも、つかの間、この後、途中途中でいろいろな人が乗ってきては、ここに座り、ここはさながら”地域の交流場”のようになっていました。

約2時間のバス旅の間、飲み物やアイス、パン、などなどを売りに来る人も途中で乗り込んできますので、なかなか楽しいです。

”グアタペ”行きのバスですが、我々は終点の”グアタペ”の一つ手前の”ラ・ピエドラ”という所で下車しました。

ここにはね、”エルペニョール(悪魔の岩)”と呼ばれる大きな岩があるらしいのですよ。
その岩の上から見る景色が綺麗なんですってということで、ここでバスを降りたのですが、バスを降りてから岩のたもとまで坂道、しかも上り坂。

上り坂とはねえ。。。
歩くのいやよねえ~

、、でトゥクトゥクに乗車して岩のたもとまでラクチン移動です。(二人で10,000コロンビアペソでした)


お?お馬さんでも行けるようですね


かわいい。。乗りたかった。。。


岩のたもとに到着しました。

デデーン


チケットを購入して、いざ740段の階段をのぼりますよ!(チケットは一人18,000コロンビアペソでした)


20段歩いては休み、20段歩いては休み、、、、結構、きついです。


少しずつ段数が増えていくのは嬉しいけれど、、、


ようやく500まで来ました


このおじさんは階段に倒れこんでは、また立ち上がって数段上がり、再び倒れこんでは、また歩き、、、
その倒れ方が大げさで面白くて、みんなでゲラゲラ大笑いしました


コロンビアの人って楽しいなあ

おじさんのおかげで残りがあっという間に思えてきましたよ~


ようやく到着です!


本当はあの塔の上までのぼったら740段なのですが、もうここでいいや、、と、ここで勝手に終了します。


ここからの景色はこちら


綺麗ですね~


がんばってのぼった甲斐がありました。

この後、足ガクガクになりながらまた下まで降りて、


再びふもとからトゥクトゥクに乗車です。

ここからトゥクトゥクで15分程行った先にある”カラフルな街、グアタペ”を目指します~(一人4000コロンビアペソでした)

しゅっと到着~

カラフルな街をご覧ください。








以前はゴーストタウンのようだったので、”町おこし”の一環として、このように家々をカラフルにしたところ、観光客がやってくるようになったとのことです。

色合いがとても明るくて、描かれている絵もとてもゆるい感じなので、歩いていてとても幸せな気分になりました。













噴水もカラフル!


教会も可愛い


そんなに広くはないので、ゆっくり見て歩いても2時間もあれば充分かなあという感じです。




さて、そろそろメデジンに帰りましょう。

帰りのバスはトゥクトゥクを降ろされた場所から乗ります。(どのトゥクトゥクもここで降ろされていたので、すぐにわかると思います)

中はちょっとした食堂になっています。
ここでコーヒーと小さなパンを食べたら全部で2400コロンビアペソでした。


そしてトイレを借りたら600ペソでした。

トイレが高く感じたのは私だけでしょうか?

トイレ4回行ったら、パンとコーヒーと同額とは。
トイレが高いのか、パンとコーヒーが安いのか、、、
むむむ、、、悩みます。

メデジン行きのバスは本数が結構あり、大体20-30分に一本ありました。


我々は町を見学し終わってからチケットを買いましたが、すでに満席に近く、席がバラバラになってしまいましたので、できればエルペニョールからトゥクトゥクで到着した時点でチケットを購入しておいた方が良いかもしれません

私は一番後ろの窓際の席。

後ろから前に座るカップルをじぃぃっと睨んでいた、、、ということは私の隣のおじさんだけが知っている


グアタペ、さようなら~

そして、エルペニョールもさようなら~


のどかな景色を眺めながら、メデジンのホテルに到着したのは19時過ぎでした


次の日は3:30amにはホテルを出て空港に行かなければならないので、この日はホテルで夕飯を食べ、翌日、真っ暗な中を空港まで行き、


無事にサンパウロまで戻ってきたのでした。

あれ?メデジン市内はまったく観光してませんね。
次回のお楽しみ、にしておきましょう。

コロンビア、行く前は”すっごく危ないのかな?”と思っていましたが、いざ行ってみたら人々は優しいし、とても良い国でした。

もちろん場所によっては危険な地域もあるので、現地の人に危ない場所を聞いて、そういった場所に立ち入らないように注意しながら観光すれば”思ったよりは大丈夫(<--”安全です”とは軽々しくは言えない私。。)です。

本当に、本当に、とても魅力的で良い国だなあと思いました。

是非、また行きたい!!

おまけ:コロンビアの銀行のマークが素敵


なんとなくコロンビア その3

2018-09-28 17:54:01 | コロンビア旅
ボテロ博物館を出て、Carrera4に沿ってCalle16まで向かいます。



あら、素敵な絵が、、と歩きながらチラチラ周辺を見て行きます


あ!トランスミレニオだ!


私が乗ってみたかったのはこのタイプだったのですが、残念ながら、私が乗って来たのは普通のバスの形。


、、、で、次の目的地である”黄金博物館”に到着です。
貴重な古代の金細工コレクションを展示している博物館です。

あ、、外観を撮り忘れました。

先ほどのボテロ博物館は入場無料でしたが、ここは有料です。

4000コロンビアペソを払ってチケットを購入してから、”黄金ワールド”を堪能していきます。

4階建ての建物内部のあちらこちらに金で作られたアクセサリーやら置物やら、、、がわんさか展示されています。

キラキラです
ピッカピカです

細工の繊細さにも”わぁぁ~”となりましたが、ここで私の心をぎゅっとつかんだのは、南米にありがちな”ゆるい感じ”の作品の数々です。

さあ、ご覧ください。










時々、金以外の物もあります














う、、金ピカで目がチカチカしてきた~と思いつつも展示物から目が離せません


あ、、これは、、元祖はなわ君、、でしょうか。
縦線が、、、、


こういう顔の人、知り合いにいるんだよなあ、、と思ったりして


黄金博物館、なかなか見ごたえがあって、途中で椅子に休憩しながらたっぷりと金ピカワールドを楽しみました。

博物館の前はこのような感じの広場になっていて、露天商がいたり、


リャマがそっといたり、、


にぎやかです。

本来ならば、ここから”ボゴタ市内を一望できる”と言われている”モンセラーテの丘”を目指したい所ですが、モンセラーテの丘の標高をご存じ?

約3100メートルらしいのですよ。鼻血ブー!

ミセス高山病の私にはちょっと勇気が必要な場所です。
やめておきましょう。だって絶対、また頭痛くなって、気持ち悪くなって、、、ってなるのが目に見えている。。。。。

さようなら、モンセラーテの丘よ。。。


まだ明るいですが、帰宅ラッシュに巻き込まれたくもないので、もう新市街に戻る事にしましょう。

先ほど降りたのと同じ”San Victorino”のバス停を目指します。






この道路の真ん中がトランスミレニオの駅です。


ここでようやくTullhaveカードを買う事ができました。

係のお姉さんは”この人、きっと1回しか乗らないわよね”と思ったのでしょう。

1回分の2300ペソでカードを購入しました。

カードをピっとして改札を通ります。


あっという間に残高がゼロになった。。さみしい。。。

改札を抜けると、バス停が数か所あるので、自分の乗りたいバスのナンバーが書かれている所で待ちます。
行きはL82でしたが、帰りはM82のバスなので、”M82”と表示されている所で待ちます



やはり、来た時よりは少し混みそうな感じです。
人々がたくさん並んできました。

こんな時はスリに気を付けなければね、、と、着ていたジャンパーの前をキュっと閉め、まったく関係無いけど襟も立ててキリっとバスを待ちます。
完璧です。

すぐにバスがやってきたので、さささっと乗り込み、行きと同じAK7-CL94のバス停で降ります。

Calle94沿いを少しホテル方面に歩き、途中で道を一本入った所にある”93公園”に寄りました。


お天気がよかったので、周辺で働くサラリーマンが芝生でのんびりと休憩していました。


この辺りにグーグルのオフィスもあるので、あそこで寝転んでいるあの人や、あそこでコーヒー飲んでぼぉぉぉっとしてる人はきっとグーグルの人なんでしょうね、、なんてことを考えながら私もしばし公園でくつろぎました。

ふと気づけば、お腹がすきましたね。。

旧市街で何か面白い物食べよう~って思っていたのに、旧市街にいる時は楽しさのあまり空腹を感じず、結局何も食べてなかった事に気づきました。

ここでそのまま何も食べずにいれれば、私も”か細いボデー”になれるのやもしれませんが、、、、、

コロンビアはお肉が美味しいので、ハンバーガーも美味しいという話を聞いてしまいました。

いっとく?



帰り道に見つけたハンバーガー屋さんでハンバーガーを食べました。


ふむふむ、中のお肉が確かに美味しい。
大満足です。

ふぅ、、満たされました

その後、前日訪れたKIRIカフェに再度立ち寄り、食後のコーヒー休憩。

そして、周辺をもう少しブラブラと散歩して、さすがに足が疲れてきたのでホテルに戻りました。

ホテルに戻ると、ホテル内に”コロンビアのスタバ”と言われている”Juan Valdezカフェ”があるのを発見!

さきほどガッツリバーガーを食べたことや、KIRIカフェでコーヒーを飲んだ事をすっかり頭の奥深くに押しやって、、


コーヒーとチョコレートケーキを頂きました~

やはり、まだまだ”デブ街道まっしぐら”のようです。

なんとなくコロンビア その2

2018-09-28 12:50:47 | コロンビア旅
ボゴ 二日目の朝。

朝ご飯をしっかりと食べ、喜一さんはお仕事に出かけました。


さ、わたくしも、準備、準備。

本日は”ぽっち散歩DAY”です。
朝からウキウキ、わくわく、はやる気持ちをおさえられません。

、、が、ここは、コロンビア、の、ボゴ


”ぽっち散歩”に出かける前にしっかりと”行く先マップ”を予習しておきましょう。

そして、”ミセス高山病”の私は、キチキチに予定を詰め込み、→息切れて、→高山病発症という流れは避けたい所です

無理はせずにゆったりしたスケジュールにしておきましょう。

絞りに絞って、旧市街の美術館二つだけ、を目的地にすることにしました。

まずは旧市街までの行き方を考えましょう。

地図をご覧ください。


旧市街はこの地図の右下の辺りです。
P384に拡大図、とあるので、拡大図を見てみます

ズン!


このような感じです。

ボゴタの道は東西の道をを”Calle",南北を”Carrera"と呼ぶようです。それぞれ、東から”Calle1.2.3,," 南から”Carrera 1.2.3,,,"と番号がふられていて旅行者にもとてもわかりやすいです。


私が行きたいと思っている旧市街、とりあえずボリーバル広場を目指したいな、という場合は”Carrera8とCalle10あたりを目指せば良いんだな”という風になります。

ボゴタには地下鉄はありません。
その代わり、”トランスミレニオ”というバスがあります。
専用道路を走るので渋滞の影響を受けない、らしいです。(一部区間は一般の道を走るので渋滞もあり)

乗ってみたいじゃあーりませんか。

ホテルから旧市街までトランスミレニオっていうのに乗ってみたい!


トランスミレニオの便利なサイトがありました。
http://www.sitp.gov.co/Publicaciones/el_sistema/informacion_general

、、が、スペイン語です。

わたくし、”なんちゃってスペイン語”でなんとかやっていってますので、このサイトも”なんちゃってスペイン語”を総動員して、、、

、、、と言いたい所ですが、非常に地味な作業で自分が乗るべきバスのナンバーを調べました。

まずグーグルマップでホテル周辺の地図を見て、地図上にあるバス停にポインターを合わせるとそのバス停に停まるバスのナンバーが出てきます。


そのナンバーのバスがどのルートを走るのかな?っていうのをさきほどのトランスミレニオのサイトで見ていく、、というおそろしく地味~な作業。


地味だが、しかし、私には楽しい作業。


、、で、ひとり、部屋でニヤニヤしながら探し続けること数十分。

ようやく私が乗るべきバス停は”AK7-CL94(Carrera 7とCalle94、先に書かれた数字の通り沿いにバス停があります)、そしてバスのナンバーは”L82"というのがわかりました。

L82が停まる旧市街のバス停はどこかな?というのも調べておきましょう。


AK10-CL11 "San Victorino"というバス停で降りれば、ボリーバル広場まで歩いて行けるではあーりませんか!

L82に乗って旧市街に行こう~!!!

お?バスに乗るには”Tullaveカード”というICカードが必要なようです。


この時、なぜか私はこのカードはきっと街中のKIOSKみたいなお店で簡単に買えるものだと思い込み、いそいそとバス停にむかって歩き出しました。

バス停まではひたすら"Calle94”の通りをまっすぐ歩くのみなので簡単です。

途中でKIOSKみたいなお店に立ち寄り、”Tullaveカードくださーい”と言うと、おやおや、どこも売っていません。

あれれ、どうしましょう。。と思いながらも歩き続け、バス停に到着、、、、と、、

あ!

シュ!

ふぅ、、良かった。

ちょうどL82がバス停に停まっていたので、駆け込み乗車に成功しましたよ

、、、って、あれれ?

Tullaveカード持ってないけど?

、、な私の目の前にはTullaveカードをピ!ってする機械が。。

運転手さんに”私はTullaveカードを持っていません。現金で払えますか?”となんちゃってスペイン語で聞いてみると、”現金はだめ”とのこと。

めげずに”では、Tullaveカードはどこで買えますか?”と聞くと、運転手さんも”うーん”と頭を悩ませています。

すると、一番前の席に座っていた男性が”これ使っていいよ”と言って、自分のTullaveカードを貸してくれました。

うわぁぁ~コロンビアの人むちゃくちゃ親切~!

カードを借りてピ!っとすると、機械に”2300”という数字が出ました。

カードを男性に返しながら”払いますね”と言うと、”いいよ。大丈夫”と言います。

いやいや、それは申し訳ない、、ので、2000ペソ男性に渡しました。

お財布をみたら2000ペソ札があったので。。。

300ペソさりげなく値切ってますけど?
小銭が無かったので。。。。。。

値切られたお兄さん大笑いしながら2000ペソ札を受け取ってくれました。
よかった、よかった。グラーシアス。

ちなみにこちらがコロンビアのお札です。


ゼロが多すぎてわけわかりませんが、、

一体コロンビアペソっておいくらなの?というあなたの為に本日のレートをプレゼンチ。


バス代2300ペソはというと、


私が値切ってしまった300ペソはというと、


お兄さん、値切ってしまってすみません。。。

バスの中はこんな感じです


私にカードを貸してくれたお兄さんは一番前の席の右側に座っている男性です。

髪の毛長いけど”お兄さん”です。

バスの中には”次の停車駅は~”と、電光掲示板で表示されるので安心、安心

バスから外を眺め、電光掲示板を眺め、また外を眺め、電光掲示板を眺め、、、、って、ニワトリみたいな動きで結構、忙しい私の頭。

外を夢中になって眺めている内に電光掲示板を見てもさっぱりわけがわからなくなってきました。

次あたりだと思うんだけどなあ。。

後ろにいた綺麗なお姉さんに”次のバス停はここですか?”と自分の降りるバス停の名前を見せると、”次じゃないわよ”という答えが。。

そうですかあ。。。と再び電光掲示板をガン見していると、”私も同じバス停で降りるから声かけるわね”みたいなことを言ってくれました。

さらに”どこに行くの?”と聞かれたので”ボリーバル広場に、”と答えると、な、なんと、お姉さんはバスを降りてからボリーバル広場まで私を連れて行ってくれたのでしたああああ

コロンビアの人たち、すごい親切!


世間の人たちに大きな声を持って紹介したいです。

コロンビアは人々がとても親切です  と。



空港のトイレが”TOTO"という時点ですでにコロンビアに良い印象しかなかったのに、この二人のおかげでさらにコロンビアの印象が大幅アーップ!

コロンビア、ラブ


お姉さんが”どこから来たの?”と言うので”サンパウロから”と答えると、お姉さんは”私、サルバドールに住んでたんだよ~”と言うではありませんか!
なんという偶然!

私の怪しいポルトガル語とお姉さんもうろ覚えのポルトガル語でいろいろおしゃべりしながら広場まで行きました。

お姉さんはこの後、仕事があるのでここでお別れです。
お姉さんのおかげで広場まで楽にたどり着けました。オブリガーダ。

こちらがボリーバル広場。


南アメリカ独立運動の指導者である”シモン・ボリーバル”の像があり、周りには裁判所やカテドラルがあります。




この日は広場でスペインの”プラド美術館”の展示が少しだけあって、

カラバッジョを見ることができました。


広場を出て通りを歩いて行きます。


旧市街の街並みは新市街と違い、石畳でとても美しいです。


ボリーバル広場から少し歩いて行った先にあった”カルメン教会”(Carrea 5とCalle 9の角)


赤と白の縞縞の外観が可愛らしく、建物内部も、


縞縞で可愛かった~

教会を出て、再び歩き始めます。


Carrera4を少し北に歩いて行った先にこの日一番のお目当ての”ボテロ博物館”があります。




なんでもふくよかな体型で表現するコロンビアを代表する芸術家”フェルナンド・ボテロ”さん。

建物に入るとすぐに出迎えてくれるのが”ふくよかな手”


この先も素晴らしき”ふくよかワールド”です。

そうぞ、お楽しみください。






彼の手にかかれば”モナ・リザ”だってこの通り


”ひまわり”だって


キリスト様も、


中庭も素敵


中庭からは”モンセラーテの丘”が見えます



別のお部屋に行ってみると、さりげなく、シャガールやピカソの絵もあったりして



でも、私はやっぱりボテロさんワールドが好きだなって思います。




抱かれてる子供の顔は怖いけどね。


彫刻ももちろんふくよかな仕上がりです


馬だって


鳥だって


猫だって


みーんなふっくら。

見ているだけでとても微笑ましい気持ちになるボテロ博物館でした


さ、次の博物館に移動しましょう~

なんとなくコロンビア その1

2018-09-25 10:14:43 | コロンビア旅
コロンビアの首都”ボゴタ”でお仕事がある喜一さんに、”背後霊”の如くに取り付いてコロンビアに行ってきました、というお話です。

以前からとても興味があって、”一人ででも行ってきたい!”と思っていた国、コロンビア
ようやく機会が訪れました。(強引に背後霊と化してついていったのですけどね。)

同じ南米大陸にあり、気づけばブラジルと国境を接しているのですね~


さて、コロンビアのボゴタまで所要時間はどのくらいかな?
ちょっと見てみましょう。


ざっと、”車で106時間”とありますね。
106時間なら、何とか行けるかな、、と言う気になってしまいそうですが、
奥さん、ちょっと待って!ルートをよく見て頂戴、ポルファボール。

”殺人発生率が世界トップクラス””世界一治安が悪い国”と名高い”ベネズエラ”を通過するのではないですか?

、、ということで、ここは”飛行機”を選択した方が正しいように思いますね。(<--ベネズエラ関係なく、飛行機一択、という声多数あり)

、、、で、飛行機でしゅっと6時間飛んで、到着しました!

コロンビアの首都”ボゴタ”に。

空港は新しくて、キレイです。


空港内のお手洗いが、日本が誇る”TOTO"!!!


この時点でコロンビアに良い印象しか持てません。

それにしても、”いざ、その地に行ってみると、行く前に考えていたのと違う”ということは大なり小なり、多々ありますね。
あ、これは”良い意味で”ですけど、もちろん。

良い意味で、”うーん、そうだったのかあ~”という想いのオンパレード、となることが多い気がします。

今回ももちろん、そんな想いをしたわけですが、、

私はそれまで、”ボゴタ”を ”ボ”にアクセントを置いて、標準語で”ンマ”と呼ぶように”ゴタ”、と呼んでいたのですが、

実際はね、”ボゴ”と来た後の ”タ”にアクセントがあった~!

ボゴ!!

それは関西弁に例えていうならば、”あんたなあ~”という時の”あん”と同じアクセント。
標準語で例えるならば、元サッカー選手の中田を”ナカ”と呼ぶときのあのアクセント。

ふーん、そうだったんだあ~
知らなかったなあ~

え?そんな事どうでもいいですか?

、、で、ボゴタのエルドラード国際空港からこの日のホテルまで移動するわけですが、この日のホテルは新市街にあります。

さあ、ちょっと地図を見てみましょう。(地図は”地球の歩き方さん”のを拝借しました)


左上の方に”エルドラード国際空港”とあります。
そして目を右の方にそのまま、ずずず~っとずらしていくと、”Tゾーン”という字があります。
我らのホテルはこれのちょっと上の方にありました。

街並みを見ながら、移動中、

むむむ、、、

くぅぅぅ~来たか。やはり。。。


高山病の症状であるひどい頭痛が始まりました。

ボゴタは標高約2640mです。

”ミセス高山病”の異名をとる私が高山病にならないわけがない
めでたく人生4度目の高山病です!イエイ!

ふぅ。、持参しておいてよかったね、


すっかり大親友。
高山病のお薬”ダイアモックス”です。

ホテルに到着し、しばらく横になっていたらだいぶ楽になってきたので、ホテル周辺をブラブラすることにしました。

ホテルを出たところの通りです。


周辺の建物は皆、きれいで、落ち着いた雰囲気です。

少し行くと、ペットショップを発見しました。


子犬がウロウロしてるのが見える。
やばいです。早々に前を通り過ぎました。

この周辺はホテルが数軒あったり、個人商店がいろいろあったり、歩いていて楽しいです。


その先に今回、私がぜひ行ってみたい!と思っていた"KIRI CAFE”がありました。(CALLE 95 n 14 - 07 Bogota)


この"KIRI CAFE"は日本人の方がオープンしたお店で豆やら焙煎やら、、にこだわった本格的なコロンビアコーヒーを楽しむことができるお店、とのことです。

残念ながら、その日本人オーナーさんはこの日、お店にいらっしゃいませんでしたが、英語の堪能な店員さんが豆の説明をしてくれたので、彼おすすめのコーヒーを頂くことにしました。


香りが素晴らしくて、ちょっぴり酸味を感じるコーヒーです。

ブラジルのコーヒーよりも飲みやすく感じました。

一緒に食べたキャロットケーキも甘さ控えめで美味しい!!!

美味しかったので、お土産にコーヒーを買いました。


大体一袋400円~500円くらいでした。

その後、近所に美味しいレストランがあるというので喜一さんと食べに行きました。

”Estancia Chica"(Cl. 93a #13B-50, Bogotá)


コロンビアはアルゼンチンやウルグアイなどと違い、ちょっぴり夕飯時刻が早めのようです。(19時位らしい)
、、ので、我々が行った時はすでにお店もオープンしていて助かりました。ふぅ、よかった。

高山病だ、頭が痛いよ、気持ち悪いよ、とかブツブツ言っていたくせに、がっつりとステーキ食べました~


お肉を食べて元気が出たところで夜の街に~

、、と行きたい所ですが、

翌日お仕事の喜一さんのため、ホテルに戻り早めに横になりましたとさ。

うふ。翌日は喜一さんはお仕事。
、、、ということは、、、私は~、嬉し、楽しい、の”ぽっち散歩DAY”ですな。