次の日、朝早くにホテルをチェックアウトし、空港に向かいました。
、、と言っても、サンパウロに戻るのではなく、コロンビア第2の都市”メデジン”に行くためです。
メデジン?
”メデジン”は1990年代は”メデジン・カルテル”という巨大な麻薬カルテルの拠点があり、治安は最悪と言われていました。
しかし、貧困層が住むエリアにロープウエイを建設したり、観光地的な博物館や図書館などを建てたりすることなどで、治安が劇的に改善し、2013年には”最も革新的な都市コンテスト”で1位に選ばれるほどになりました。
ほほぉ、、、そうなのですか。革新的な都市。。魅力的ですね。
メデジンまではボゴタからは飛行機で50分少々です。
ボゴタから飛行機に乗る際、そっと”搭乗ゲートが全然違う場所に変わったりしますが、英語でのアナウンスなどは皆無、と思っておいた方がよろしいです。
、、ので、搭乗ゲートでは目をギラギラさせてチェックしていてくださいまし~
飛行機に乗って、あっという間にメデジンに到着し、UBERでホテルまで行っちゃおう~と思っていたら、どうやらメデジン空港では”UBER禁止”のようです。
係のお兄さんが”UBER禁止だよ”と言って、タクシー乗り場に連れて行ってくれましたので、タクシーでホテルまで移動しました。
タクシーの運転手さんはスペイン語オンリーですが、とても親切でした。
”音楽は好きか?”と聞いてきたので”ええ、好きです”と答えると、
”じゃあ、日本の音楽をかけてやろう”と言って、中国の音楽をかけてくれました。
ニコニコ笑って”いいだろう?”と聞いてきたので、我々もニコニコ笑って、”うん、いいね。日本の音楽だよね”と思い込むようにしました。
無事、ホテルにチェックインし、部屋に大きな荷物を置き、お財布と携帯を持って再びタクシーに乗り込みます。
目指すは”北バスターミナル”です。
この日、我々はメデジン市内を観光するのではなく、メデジンからバスで2時間ほどで行ける”グアタペ”と言う街を観光するのです。
ホテルから15分程でバスターミナルに到着しました。
グアタペ行きのバスチケットを購入し、(グアタペ行きのバスチケットは14番の窓口で買えました。片道ひとり13,000コロンビアペソでした。支払いは現金のみ、でした。)
あれ?よく見るとレシートには”TOTAL 13000”ってなってますね。
26000払いましたけども?
はーてーなー?
お手洗いを済ませて、(お手洗は有料です。700コロンビアペソでした)バスに乗り込みます。
全席指定席、です。
あら、運転席がわりと広々してるわね、、
、、と思ったのも、つかの間、この後、途中途中でいろいろな人が乗ってきては、ここに座り、ここはさながら”地域の交流場”のようになっていました。
約2時間のバス旅の間、飲み物やアイス、パン、などなどを売りに来る人も途中で乗り込んできますので、なかなか楽しいです。
”グアタペ”行きのバスですが、我々は終点の”グアタペ”の一つ手前の”ラ・ピエドラ”という所で下車しました。
ここにはね、”エルペニョール(悪魔の岩)”と呼ばれる大きな岩があるらしいのですよ。
その岩の上から見る景色が綺麗なんですってということで、ここでバスを降りたのですが、バスを降りてから岩のたもとまで坂道、しかも上り坂。
上り坂とはねえ。。。
歩くのいやよねえ~
、、でトゥクトゥクに乗車して岩のたもとまでラクチン移動です。(二人で10,000コロンビアペソでした)
お?お馬さんでも行けるようですね
かわいい。。乗りたかった。。。
岩のたもとに到着しました。
デデーン
チケットを購入して、いざ740段の階段をのぼりますよ!(チケットは一人18,000コロンビアペソでした)
20段歩いては休み、20段歩いては休み、、、、結構、きついです。
少しずつ段数が増えていくのは嬉しいけれど、、、
ようやく500まで来ました
このおじさんは階段に倒れこんでは、また立ち上がって数段上がり、再び倒れこんでは、また歩き、、、
その倒れ方が大げさで面白くて、みんなでゲラゲラ大笑いしました
コロンビアの人って楽しいなあ
おじさんのおかげで残りがあっという間に思えてきましたよ~
ようやく到着です!
本当はあの塔の上までのぼったら740段なのですが、もうここでいいや、、と、ここで勝手に終了します。
ここからの景色はこちら
綺麗ですね~
がんばってのぼった甲斐がありました。
この後、足ガクガクになりながらまた下まで降りて、
再びふもとからトゥクトゥクに乗車です。
ここからトゥクトゥクで15分程行った先にある”カラフルな街、グアタペ”を目指します~(一人4000コロンビアペソでした)
しゅっと到着~
カラフルな街をご覧ください。
以前はゴーストタウンのようだったので、”町おこし”の一環として、このように家々をカラフルにしたところ、観光客がやってくるようになったとのことです。
色合いがとても明るくて、描かれている絵もとてもゆるい感じなので、歩いていてとても幸せな気分になりました。
噴水もカラフル!
教会も可愛い
そんなに広くはないので、ゆっくり見て歩いても2時間もあれば充分かなあという感じです。
さて、そろそろメデジンに帰りましょう。
帰りのバスはトゥクトゥクを降ろされた場所から乗ります。(どのトゥクトゥクもここで降ろされていたので、すぐにわかると思います)
中はちょっとした食堂になっています。
ここでコーヒーと小さなパンを食べたら全部で2400コロンビアペソでした。
そしてトイレを借りたら600ペソでした。
トイレが高く感じたのは私だけでしょうか?
トイレ4回行ったら、パンとコーヒーと同額とは。
トイレが高いのか、パンとコーヒーが安いのか、、、
むむむ、、、悩みます。
メデジン行きのバスは本数が結構あり、大体20-30分に一本ありました。
我々は町を見学し終わってからチケットを買いましたが、すでに満席に近く、席がバラバラになってしまいましたので、できればエルペニョールからトゥクトゥクで到着した時点でチケットを購入しておいた方が良いかもしれません
私は一番後ろの窓際の席。
後ろから前に座るカップルをじぃぃっと睨んでいた、、、ということは私の隣のおじさんだけが知っている
グアタペ、さようなら~
そして、エルペニョールもさようなら~
のどかな景色を眺めながら、メデジンのホテルに到着したのは19時過ぎでした
次の日は3:30amにはホテルを出て空港に行かなければならないので、この日はホテルで夕飯を食べ、翌日、真っ暗な中を空港まで行き、
無事にサンパウロまで戻ってきたのでした。
あれ?メデジン市内はまったく観光してませんね。
次回のお楽しみ、にしておきましょう。
コロンビア、行く前は”すっごく危ないのかな?”と思っていましたが、いざ行ってみたら人々は優しいし、とても良い国でした。
もちろん場所によっては危険な地域もあるので、現地の人に危ない場所を聞いて、そういった場所に立ち入らないように注意しながら観光すれば”思ったよりは大丈夫(<--”安全です”とは軽々しくは言えない私。。)です。
本当に、本当に、とても魅力的で良い国だなあと思いました。
是非、また行きたい!!
おまけ:コロンビアの銀行のマークが素敵
、、と言っても、サンパウロに戻るのではなく、コロンビア第2の都市”メデジン”に行くためです。
メデジン?
”メデジン”は1990年代は”メデジン・カルテル”という巨大な麻薬カルテルの拠点があり、治安は最悪と言われていました。
しかし、貧困層が住むエリアにロープウエイを建設したり、観光地的な博物館や図書館などを建てたりすることなどで、治安が劇的に改善し、2013年には”最も革新的な都市コンテスト”で1位に選ばれるほどになりました。
ほほぉ、、、そうなのですか。革新的な都市。。魅力的ですね。
メデジンまではボゴタからは飛行機で50分少々です。
ボゴタから飛行機に乗る際、そっと”搭乗ゲートが全然違う場所に変わったりしますが、英語でのアナウンスなどは皆無、と思っておいた方がよろしいです。
、、ので、搭乗ゲートでは目をギラギラさせてチェックしていてくださいまし~
飛行機に乗って、あっという間にメデジンに到着し、UBERでホテルまで行っちゃおう~と思っていたら、どうやらメデジン空港では”UBER禁止”のようです。
係のお兄さんが”UBER禁止だよ”と言って、タクシー乗り場に連れて行ってくれましたので、タクシーでホテルまで移動しました。
タクシーの運転手さんはスペイン語オンリーですが、とても親切でした。
”音楽は好きか?”と聞いてきたので”ええ、好きです”と答えると、
”じゃあ、日本の音楽をかけてやろう”と言って、中国の音楽をかけてくれました。
ニコニコ笑って”いいだろう?”と聞いてきたので、我々もニコニコ笑って、”うん、いいね。日本の音楽だよね”と思い込むようにしました。
無事、ホテルにチェックインし、部屋に大きな荷物を置き、お財布と携帯を持って再びタクシーに乗り込みます。
目指すは”北バスターミナル”です。
この日、我々はメデジン市内を観光するのではなく、メデジンからバスで2時間ほどで行ける”グアタペ”と言う街を観光するのです。
ホテルから15分程でバスターミナルに到着しました。
グアタペ行きのバスチケットを購入し、(グアタペ行きのバスチケットは14番の窓口で買えました。片道ひとり13,000コロンビアペソでした。支払いは現金のみ、でした。)
あれ?よく見るとレシートには”TOTAL 13000”ってなってますね。
26000払いましたけども?
はーてーなー?
お手洗いを済ませて、(お手洗は有料です。700コロンビアペソでした)バスに乗り込みます。
全席指定席、です。
あら、運転席がわりと広々してるわね、、
、、と思ったのも、つかの間、この後、途中途中でいろいろな人が乗ってきては、ここに座り、ここはさながら”地域の交流場”のようになっていました。
約2時間のバス旅の間、飲み物やアイス、パン、などなどを売りに来る人も途中で乗り込んできますので、なかなか楽しいです。
”グアタペ”行きのバスですが、我々は終点の”グアタペ”の一つ手前の”ラ・ピエドラ”という所で下車しました。
ここにはね、”エルペニョール(悪魔の岩)”と呼ばれる大きな岩があるらしいのですよ。
その岩の上から見る景色が綺麗なんですってということで、ここでバスを降りたのですが、バスを降りてから岩のたもとまで坂道、しかも上り坂。
上り坂とはねえ。。。
歩くのいやよねえ~
、、でトゥクトゥクに乗車して岩のたもとまでラクチン移動です。(二人で10,000コロンビアペソでした)
お?お馬さんでも行けるようですね
かわいい。。乗りたかった。。。
岩のたもとに到着しました。
デデーン
チケットを購入して、いざ740段の階段をのぼりますよ!(チケットは一人18,000コロンビアペソでした)
20段歩いては休み、20段歩いては休み、、、、結構、きついです。
少しずつ段数が増えていくのは嬉しいけれど、、、
ようやく500まで来ました
このおじさんは階段に倒れこんでは、また立ち上がって数段上がり、再び倒れこんでは、また歩き、、、
その倒れ方が大げさで面白くて、みんなでゲラゲラ大笑いしました
コロンビアの人って楽しいなあ
おじさんのおかげで残りがあっという間に思えてきましたよ~
ようやく到着です!
本当はあの塔の上までのぼったら740段なのですが、もうここでいいや、、と、ここで勝手に終了します。
ここからの景色はこちら
綺麗ですね~
がんばってのぼった甲斐がありました。
この後、足ガクガクになりながらまた下まで降りて、
再びふもとからトゥクトゥクに乗車です。
ここからトゥクトゥクで15分程行った先にある”カラフルな街、グアタペ”を目指します~(一人4000コロンビアペソでした)
しゅっと到着~
カラフルな街をご覧ください。
以前はゴーストタウンのようだったので、”町おこし”の一環として、このように家々をカラフルにしたところ、観光客がやってくるようになったとのことです。
色合いがとても明るくて、描かれている絵もとてもゆるい感じなので、歩いていてとても幸せな気分になりました。
噴水もカラフル!
教会も可愛い
そんなに広くはないので、ゆっくり見て歩いても2時間もあれば充分かなあという感じです。
さて、そろそろメデジンに帰りましょう。
帰りのバスはトゥクトゥクを降ろされた場所から乗ります。(どのトゥクトゥクもここで降ろされていたので、すぐにわかると思います)
中はちょっとした食堂になっています。
ここでコーヒーと小さなパンを食べたら全部で2400コロンビアペソでした。
そしてトイレを借りたら600ペソでした。
トイレが高く感じたのは私だけでしょうか?
トイレ4回行ったら、パンとコーヒーと同額とは。
トイレが高いのか、パンとコーヒーが安いのか、、、
むむむ、、、悩みます。
メデジン行きのバスは本数が結構あり、大体20-30分に一本ありました。
我々は町を見学し終わってからチケットを買いましたが、すでに満席に近く、席がバラバラになってしまいましたので、できればエルペニョールからトゥクトゥクで到着した時点でチケットを購入しておいた方が良いかもしれません
私は一番後ろの窓際の席。
後ろから前に座るカップルをじぃぃっと睨んでいた、、、ということは私の隣のおじさんだけが知っている
グアタペ、さようなら~
そして、エルペニョールもさようなら~
のどかな景色を眺めながら、メデジンのホテルに到着したのは19時過ぎでした
次の日は3:30amにはホテルを出て空港に行かなければならないので、この日はホテルで夕飯を食べ、翌日、真っ暗な中を空港まで行き、
無事にサンパウロまで戻ってきたのでした。
あれ?メデジン市内はまったく観光してませんね。
次回のお楽しみ、にしておきましょう。
コロンビア、行く前は”すっごく危ないのかな?”と思っていましたが、いざ行ってみたら人々は優しいし、とても良い国でした。
もちろん場所によっては危険な地域もあるので、現地の人に危ない場所を聞いて、そういった場所に立ち入らないように注意しながら観光すれば”思ったよりは大丈夫(<--”安全です”とは軽々しくは言えない私。。)です。
本当に、本当に、とても魅力的で良い国だなあと思いました。
是非、また行きたい!!
おまけ:コロンビアの銀行のマークが素敵