ボニート最終日の朝
この日は念願の”天然水族館でシュノーケリングDAY”です。
これですね~
朝7:45に送迎のタクシーがやってきました。
この日の目的地である”天然水族館”まではタクシーで大体15分くらいの道のりです。ワクワクしながら向かいます
きれいな施設です
受付で予約名を告げると共に、シュノーケリング終了時間を聞くと、”10時半頃には終わると思うよ”とのこと。
タクシーのおじちゃんに11時にまた迎えに来てもらうようお願いし、しばらくロビーでのんびりと待機。
名前が呼ばれたので行ってみると、この日、我々を導いてくれるガイドさんと、一緒にシュノーケリングするメンバーが。
メンバーは、ブラジル人の夫婦2組と我々、の総勢6名です。
ガイドさんに連れられて、まずはウエットスーツとアクアシューズを借ります。
係のお姉さんはチラリと我々を見て、身長に合ったウエットスーツを出してくれます。アクアシューズのサイズは自分の靴サイズを伝えなければいけませんので、自分のサイズをブラジルサイズで言えるようにチェックしておきましょう。
その後、ロッカーの鍵をもらい、男女それぞれ更衣室でウエットスーツに着替えます。
ふっふっふ。
洋服の下に水着を着てきたので、パパッと一瞬でウエットスーツ姿に変身できますね、とにやつきます。
、、、が、
”あれれ?ジッパーを上げるのが大変ですけど?”
手を背中にギギギ~っと回しつつ、苦労しながら着ようとしていた私に、
”あんた、後ろ前、反対だよ”
、、と教えてくれたお姉さん、オブリガーダ、です
。
あやうく”斬新なスタイル”でシュノーケリングに挑戦してしまうところでした。
どうりでジッパー上げづらいわけですよ。
肩がはずれるかと思いましたよ。ふっ。
着替えた後、ライフジャケットとシュノーケリングセットを借り、いざ、出陣!です。
出陣!と言っても、まずはシャワーを浴びて、化粧やら日焼け止めやら、、をきれいに落とさなければいけません。(川の水質を守るため、日焼け止めや虫よけ、化粧はご法度です)
その後、プールにてシュノーケリングの練習をします。
ここに来て、”あれ?私、シュノーケリングやるの初めてだな”と言うことに気づきます。(いつもながら、気づくのが遅い
)
前にも書きましたが、わたくし、公式記録で”面かぶりクロール15m”ほど、の実力です。
シュノーケリングというのは、マスクをつけて、パイプみたいなのを加えて、それで呼吸をしたら良いのですよね?
こんなん
ですね?
顔を横に向けて”プハー”っと息継ぎをする必要が無い、ということですよね?
あの”プハー!”っとする時に一気に、水が入ってきて”オエー!ゲホゲホ!”っとなるが為に、息継ぎの必要の無い”面かぶりクロール”を好む私向け
、、、って、事でしょうか?
シュノーケル = 面かぶりクロール と考えてよろしいのでしょうか?
なぁんだ、楽勝~
、、、とウキウキしながら、マスクを着け、パイプみたいなんを口にくわえてプールにチャプンと浮かんでみましたら、、、、
う、、、ぐぐぐぐ、、、
ぐるじい、、、、、
オエー!ゲホゲホ!
あれ?出来ませんけど?
周りを見ると、皆、悠々とマスクを着けてプールに浮かんでいます。
もう一回やってみました。
チャプン。
オエー!ゲホゲホ!
で、、、できない。。。
この苦しさは”クロール”と一緒!
ゲホゲホする、ゲホゲホしてしまう~!
天然水族館では足を下につくと砂をまき散らしてしまう為、”足をつくのは厳禁!”となっています。(一、二か所、すのこが敷いてある所ではOK)
、、ということはアレですなあ。
ずっとプカプカ浮かんで顔をつけながらゴールまで行かなければいけない
、、ということですなあ。
ずっと?
ムーリー
このプールで既にゲホゲホしている私にはゴールは見えてこないわけで。。。
確実に足ついて、砂まき上げちゃって”ひんしゅく~”になっている自分の姿が見えるわけで。。。。
みんなが戻ってくるまで、私、このプールに浮いてた方がいいんじゃあないか?という気になってきました。
ガイドさんに”す、、すみません。シュノーケル出来ません。ゴールまで行ける気が全くしません。
”と必死の形相で告げると、
大丈夫、大丈夫、一緒に練習してみよう、と優しいガイドさん。
スー、ハー、スー、ハー、
こうやって息するんだよ、と教えてくれました。
ガイドさんの言う通りにやってみると、
お?
スーハー、スーハー、、
苦しくない!
プカプカーっと浮いて行ける!!!すごい!
ガイドさん、素晴らしい~!
苦しくなってきたり、水が入ってしまった時は、体を仰向けにしてラッコのように浮いて休憩すればいいよ、ということも教えてくれました。
ウエットスーツとライフジャケットがあるので、ラッコのように浮くのは簡単です。
うう。ガイドさんのおかげでなんとか行けそうです。
ガイドさん、Muitoオブリガーダ。
心から感謝
いざという時はボートも後ろにいるから、だめだったらボートに乗っちゃおう、と思ったら気も楽になってきました。
猛特訓(?)の後、みんなと共に出陣です
シュノーケリングの様子は”天然水族館”のホームページで見れますのでどうぞ~
(我々のGoproもどきが失くなりましたのでね。ぐっすん
。ちなみに映っているのは我々ではありません)
日本語でも見れるようになっているようですが、、、
この通り、ちょっぴり怪しい日本語になりますので、ご覚悟のほどお願い申し上げます。(真ん中に小さく”会います”ってあるのが個人的に好きですけど)
ホームページはこちらです。
http://www.aquarionatural.com.br/
、、で、初シュノーケリングですが、、、
す、、、素晴らしかったです!
魚が、ふわーっと寄ってくる、寄ってくる~
魚の顔を真正面から見て、”これがほんとの細面やな”などと感心する余裕も出てきて、心からシュノーケリングを楽しめました。
時間にして30分位、と距離が短いのと、後ろにボートがついてきてくれている、という安心感が非常に大きかったように思います。
大、大、大満足の”天然水族館”でのシュノーケリングでした。
シュノーケリングの後は、”チロレーザ”(ターザンみたいなやつ)のおまけ付きです。
順番にあれえ~っと川にダイブ!です。これもとても楽しかったです。
(この時、蚊にメッタ刺しされます。堪えましょう)
チロレーザの後、歩いて戻る途中に大きなワニが二匹いました。
あれ?さっきチロレーザでダイブした川にむっちゃ近いけども?
今のところ無事なので、きっとあのワニはあそこから動かないんでしょうね(勝手に推測)
洋服に着替えて(更衣室にタオル類はないので、自分たちで持参しましょう)、受付に立ち寄ります。
我々のシュノーケリングの様子をカメラマンさんが撮ってくれたので、そのDVDを購入しようと待っていましたが、前の人たちがなかなか終わらない、タクシーのおじちゃんがちょっぴりイライラ気味に待っている
、、ため、DVDはあきらめました。
宿に戻り、シャワーを浴び、Vanzellaバスの迎えの車に乗ってボニートの街まで移動です。(車で5分位)
来た時と同じ大きなバスに乗り換えます。(お手洗とミネラルウォーター付き。ミネラルウォーターは一人1本。後ろに置いてあるクーラーボックスから各自勝手に取っていきます)
帰りは念願の”一緒の席”!
でしたので、飴ちゃんをなめながら、ご機嫌で景色を眺めながらカンポグランジを目指します。
喜一さんは途中で眠りに入っていましたが、私は車窓から見える景色が楽しくて、窓にへばりつき
、です。
木陰で休憩中の牛さん達
小さな町を通り抜け
きれいな道でシュッと左折したら
並行している隣の道は未舗装道路に変わっていきました
牛さん、かな?馬かな?
しばらくして、来た時と同じパン屋さんのある街で休憩です
パン屋さんの外観
店内にはワンコがいました
お店のお姉さんから逃げまくっています
どうやらエアコンが効いて涼しいので店内にいたい模様のワンコ
そして、それを許さないお姉さん、の図、のようです。
お姉さんがパンでおびき寄せますが、
そんな手にはひっかからないよ、な賢いワンコでした
30分休憩して、再びバスはカンポグランジ目指して走ります
景色は相変わらず素晴らしいです。
大きな水たまりに空が映っていたり
またまた、牛さんたちがいたり、
、、と思ったら、雨雲がやってきて
大雨になりました
無事にカンポグランジの空港に到着です。
我々は次の日の朝9時過ぎの飛行機なので、この日はカンポグランジに一泊します。
行きと同じく、宿泊先のホテルまで送ってくれるVanzellaのサービスは有難し。
ほとんどの人が空港で降り、残ったのは数人、、なので、大きなバスからバンに乗り換えて、
カンポグランジの市内にあるホテルまで送ってもらいました。
名前は忘れましたが、このホテルはメゾネット式の部屋でゆったりしていてよかったです
部屋のベランダからの街の景色
次の日の朝、空港のカウンターに着くと同時に航空会社から”飛行機遅延”のメールが入りました。
くぅぅ!メールが来るのが遅い!
もうちょっと早ければ、まだホテルにいたのに~
、、と思いましたが、しょうがありません。
朝9時過ぎの飛行機は午後3時半過ぎに変更になり、約6時間も空き時間ができてしまいました。
市内観光でもしようかと一瞬思いましたが、二人ともそんなに乗り気にならなかったのと、疲れもあったので、空港目の前にあるホテルで休憩することにしました。
空港へは目の前の大きな道路を渡るだけ(赤矢印の場所)。ラクチンです
部屋はベッドがポツンと置いてあるだけのシンプルなものでしたが、
シャワーもあるし、エアコンの効いた部屋でゴロゴロできて、助かりました。
(6時間のデイユースでR$130でした)
その後、無事に飛行機に乗りサンパウロに戻りましたとさ
(追記)
天然水族館のシュノーケリング代金はウエットスーツなどのレンタル料込みで一人R$260(約8000円。R$1=30円で計算)でした。
人気の施設の為、事前に予約を入れた方が良いと思います。
我々の宿から天然水族館までのタクシーは自分たちで手配する必要ありでした。ボニートの街はタクシー代が高くて、この時も往復でR$100(約3000円)でした。た、、、高い。。
今回、我々が泊まった宿(Hotel Cabanas)はボニートのセントロから車で5分くらいの距離ですが、タクシーを呼ぶのも一苦労(呼んだとしても高い)なので、3泊中すべて、この宿で食事をしました。(朝は簡単なビュッフェ、お昼はハンバーガーなどの軽食、夜はステーキなど、、がメニューにあります)
食べ物にはまったくこだわりの無い我々ですが、さすがに3泊全食同じ場所で、となるとちょっぴり飽きました。
2泊位がちょうど良かったかも。。
敷地内に小さなお店有。アイスクリームや飲み物、スナックなどが買えます
敷地内で過ごすのはとてものんびりしていて、気持ちが良いのですが、敷地内の川で泳ぐのはちょっと勇気がいります。(私は泳ぎませんでした。)
川の流れが意外とあるので、ライフジャケットがあった方が安心でしょう。施設でライフジャケットを借りれる模様でした。
小さなお子様連れの家族は敷地内のプールで遊んでいました。
宿のお兄さんたちは皆、とても親切で良い人たちでした。
英語が上手な人が2名いましたので、ポルトガル語がちょっと、、、な我々でも大丈夫でしたよ。