KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

ジャイアンの世界その2

2019-09-02 20:20:17 | ーセコイヤ&キングスキャニオン
次の日の朝。

早起きして、少しだけ綺麗なトレイルを歩いてみることにしました。

綺麗なトレイルの入り口までは車でシュッと行ってしまうんですけどね。



走っていてワクワクしますね~



目的地に到着です。

ちょこっとだけ歩いてみましょう。

我々が”ちょこっと歩きに選んだのは”Zumwalt Meadow"とかいう名の場所です。




木道に沿って歩いて行ってみますが、景色が素晴らしくて休んでばかりです。




朝早いせいか、誰もいないので大声で歌ってしまってもノープロブレムですよ。

ま、歌いませんけども。

歩きやすい道で良かったね~とご機嫌で歩いていたのですが、



あっれ!岩山になってきましたぞ。


わっせ、わっせと岩を乗り越えながら、少し高くなっている場所で休憩です。

さりげなくポーズをとっている喜一さんです。


1時間ちょっとの短いトレイル散歩を終えて、宿に戻ります。

戻る途中で見た景色。



前日は停電していたのでよく見えていなかった宿の入り口と



ロビーです



スタッフさんがみんな親切で良い宿でした。

さて、次はキングスキャニオン公園と隣接している”セコイヤ国立公園”に向かいましょう。



セコイヤ国立公園もキングスキャニオン公園同様に”ジャイアンの世界”です。

ここには、”これ一本で米国の平均的な家が30軒以上建つ”と言われる”シャーマン将軍の木”があるのですねえ。
楽しみです!

道の両側にそびえ立つ木がすでにジャイアンの世界。。



どれどれ、車を停めて喜一さんを立たせてみましょう。




赤い丸印が喜一さんです。
喜一さんが小さすぎて ”ホビット”と化していますね。

ジャイアンワールドを歩き回る姿がすでに”ホビット”。



松ぼっくりも、で、、、でかい!



どれどれ、しばらく”ジャイアンワールド”を楽しんでみましょうか、と”Big Tree Trail"を歩いてみます。





歩き疲れたら、恒例の”ラッキーパンチなコーヒーブレイク”を。



君ら、いっつもコーヒー持ち歩いてんのかい!

ええ。はい。

サンパウロから水筒持参してるよ!
日本のイトーヨーカ堂で買った象印さんさ!


象印さん、いつもありがとう。
とっても軽くて重宝してます。
我々、どこまでも象印さんと一緒です。
象印さんへの愛の告白、終了。


さて、コーヒーブレイクも終わりましたので、そろそろ”シャーマン将軍の木”を見に行きましょう。

駐車場に車を停めて、こんなゲートをくぐってから



ひたすら下へ、下へ、、、、、と階段を降りていくと

ででーん!



シャーマン将軍の木が出てきます。



うん。大きいね。

すでにジャイアンワールドを満喫しきっていたため、感動薄目な我々をお許しください。

ちなみに”シャーマン将軍の木”は、
根本周が31.3m、根本最大直径 11.1m、樹高83.8m、樹齢2000から2700年、

、、とのことです。

このあと、降りてきた道を上へ、上へ、、と戻らねばなりません。

歩けども、歩けども、まだまだ階段がいっぱいで、息も絶え絶えに。
ぜえ、ぜえ、
うわあ、もう口から心臓出そう~!!って頃にようやく駐車場に到着しました。

この後、この日の宿である”Wuksachiロッジ”に移動です。

あら、素敵~


って思ったここは宿のレセプションとレストランのみ。

宿はここから車でもうちょっと移動したこちらです。



ん?

田舎の分校?

、、、な、たたずまい。

でも、なんだか懐かしい気持ちでいっぱいになる~

虫が出なければ全然ノープロブレム~
(お部屋の写真を撮り忘れましたが、広々としていて綺麗、快適でした)

荷物を置き、再び車でレストランまで移動し夕飯を食べ、この日は早めに就寝。
次の日は再び早起きをして散歩です。

早朝のジャイアンワールドを歩いてみました。



朝のジャイアンもさわやか~



ここで質問です。

この写真のどこかに喜一さんがいます。
どこにいるか、わかりますか?



答えは、ここでーす!



小っさ!
相変わらずホビットな喜一さん。

ほら、こっちも。
小っさ!



木の根元が迫力満点。



楽しいので喜一さんと二人でかくれんぼをしていたら、何やら視線を感じました。

何かが我々を見ている、、、、

彼らでした。



ジャイアンワールド、楽しくて何時間でもここで遊んでいられます。

、、が、そろそろ帰らねばなりません。

ジャイアン達に別れを告げて、綺麗な景色を堪能しながら




この後、”コンクリートジャングル”サンパウロに戻りました。

すでにジャイアンが恋しいです。。。
ジャイアーン!!!









ジャイアンの世界 その1

2019-08-27 15:14:16 | ーセコイヤ&キングスキャニオン
アマゾンの火災が心配です。

アマゾンに住む野生動物や原住民の方々、そしてたくさんの樹木が心配です。
消火活動にあたっている方たちも無事でありますように。
一日も早く鎮火することを心から願います。


***************************************************************

ヨセミテ公園を後にした我々が向かった先は、ジャイアントセコイヤの木がわんさか生えているという”キングスキャニオン国立公園”です。


キングスキャニオン国立公園まではどのくらいかな?


ざっと2時間半のドライブのようです。

車を走らせ、順調に公園入口を入っていきます。



、、、と、可愛らしい鹿さんたちがこんにちは。



驚かせないようにそーっと、そーっと横を通っていきます。

目指すは、公園南側にある”グラントグローブ”。

世界で三番目に大きな体積を持つと言われている”グラント将軍の木”を始めとする、ジャイアントセコイヤ集団がここにいるらしいのです。
まさに”ジャイアンの世界”というわけですね。

、、と、先ほどからジャイアン、ジャイアン、言うてますけども、果たして”ジャイアントセコイヤ”とはどのくらいジャイアンなのでしょうか?


”ジャイアントセコイヤ”は、
樹高は80メートル以上、樹齢は1000年以上にも及ぶ、(Wikiさんより)

、、とのことです。

ふぅん。
数字で言われてもピンと来ませんね。

ま、ジャイアンを見る前に”ヒュームレイクこちら ”なる看板を見つけたので寄ってみましょうか。



カヌーを楽しむ若者が数名いましたが、彼らの頭上には真っ黒な雲が。

どんどん暗くなってきて、ついにゴロゴロ鳴り出しました。

つい数分前まで”チャプン、チャプン、、”と優雅にゆっくり進んでいたカヌーたちでしたが、”Go!Go!”の声と共に猛烈ダッシュな勢いで岸までたどり着いたのには感心しました。

我々も急いで車に避難!

、、と同時に激しい雷雨にあいました。

ふぅ。あぶなかった~

この状態ではジャイアンの世界を歩くことは無理だな、と思われましたので、この日の宿泊地である”ジョンミューアロッジ”に先に寄ることにしました。

チェックインをしようと受付に行くも、どこもかしこも真っ暗です。

、、、と、真っ暗な暗闇の中から”ハロー”という声が。

先ほどの雷雨で停電してしまった模様です。

懐中電灯で照らしながらなんとかチェックインできましたので、部屋に荷物を置き、雨がやんだ隙にビレッジにあるレストランでご飯を食べました。


外はまだ充分に明るかったので、食後、ジャイアンの世界を散策しに行ってみました。

駐車場に車を止めた瞬間からジャイアンワールドが始まっています。



目の前に停まっている車の大きさからジャイアンがいかに大きいかおわかりでしょうか?

ジャイアンワールドは歩きやすい舗道が続いています。





途中に倒れているジャイアンもで、、でかい。



中を通り抜けることができちゃいます



ジャイアンの説明板もあります


大きさがわかりやすいように喜一さんを前に立たせてみましょう。



ジャイアンを背に、洒落たポーズをとっている喜一さん、の図です。

ジャイアン効果なのか、気持ちが大きくなった喜一さんはもう少し大胆なポーズをとることにしたようです。



イケてますね。

さて、このグラントグローブには世界で三番目に大きい”グラント将軍の木”がいる、と先ほど申しました。

果たして、グラント君とやらはいかに?

じゃじゃーん!




樹高81.5メートル、幹周りは32.8メートル、樹齢は1800-2000年!だそうですよ!

大きさがピンと来ないので目の前に人をたたせてみましょう。
(、、というか、皆、普通に見学していたのを背後から撮影しただけ、といううわさ)



大きいですね~

写真で見るよりも実物を見た方が、より”ジャイアン感”を感じることができますので、皆さま、ぜひぜひキングスキャニオン公園へ~

我々は、この後、グラント将軍よりさらに大きいという”真のジャイアン”を見に行きますよ~