KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

寄り道の旅 NYその3

2016-12-15 11:15:31 | -ニューヨーク
NY3日目。

この日の夜の便でサンパウロに帰る為、朝、ホテルをチェックアウトし、スーツケースを預かってもらってから散策スタートです。

地下鉄に乗って行こうということになり、すぐやってきた地下鉄に乗り込みました。

乗り込んですぐに”おや?ちょいとお腹が痛いんじゃありませんこと?”と思いましたが、”気のせいだよ、気のせいだよ”とお腹に言い聞かせそのまま地下鉄に乗り続けていましたが、お腹からノック攻撃されました。

トントントン。
外に出たいよ、トントントン。
出しておくれよ、トントントン。

気のせい、で済ますには無理がありました。

夫に”お腹がノックされているので次の駅で降りて”バーthルーム”(<-英語を意識)に行きたいと告げます。

毎度の事ながら夫は嫌な顔ひとつせず、”いいよ。じゃあ、次で降りよう”と爽やかに言い放ちます。

何ですか?あなたは中井貴一さんですか?

やぁ!キラリーン!


という位の爽やかさです。
夫がキラキラ輝いて見えました。夫の事は”中井田喜一さん”と呼ぼうと心に決めた瞬間でした

キラキラ輝く中井田喜一さんをまぶしく見つめている最中にもノック攻撃は続きます。

トントントン。
早くお外に出たいよ、トントントン。

悲しいことに我々が乗っていた地下鉄は”準急”のようなスタイルで、次の駅に止まるまでしばらく時間がかかったので、中井田喜一さんと爽やかに会話を楽しむ余裕もなくなってきました

無事、次の駅に到着し、ラッキーなことに駅構内に”バーthルーム”を発見したのでめでたくノック攻撃から解放されたのでした。

爽やか中井田貴一さんと共に再び、地下鉄に乗り込み、目的の81丁目界隈で降り、セントラルパークを散策します。



爽やか中井田喜一さんと歩くセントラルパークはとても爽やかです


中井田喜一さんと爽やかに”グッゲンハイム美術館”に向かいました。
建物がグルグルしてて洒落ています。


内部もこのようにグルグルしていて、目が回りそうになりますが、私には爽やか中井田喜一さんがついているので大丈夫です。


グッゲンハイム美術館はそんなに大きくありませんが、素敵な絵がいくつか飾られていました


でも、私と爽やか中井田喜一さんの目指すものはこれではないのです。

爽やか中井田喜一さんと目指していたものとは、


金色に輝くバーthルームです。あ、、この場合は”トイレッ”ですかね?


驚くことに”使用可”でございます。

さっきお腹ノック攻撃にあいましたが、この金色トイレに恐れをなしたのか、ここではまったくノックされませんでした。
”ビビりぃな我がお腹”です。

その後、またしてもセントラルパークに戻ります。

リスさんも中井田喜一さんを見にやってきたようです。


中井田喜一さんの為に奏でているわけではないと思いますが、ジャズを演奏していた素敵3人衆です


中井田喜一さんを迎えに来たわけではないと思いますが、喜一さんを乗せたそうに馬が喜一さんをチラ見しているように私は感じました。


中井田喜一さんとセントラルパーク内にある動物園に行っちゃおうか?と思いましたが、


喜一さんが園内に現れたら動物たちがソワソワしちゃうんじゃあ?と思ったのでやめておきました。

街に出ます。

爽やか喜一さんがいるから、このバリケード?


、、なのではなく、ここは”にぎやかトランプさん”の家なのでした。


爽やか中井田喜一さんとMOMA(現代美術館)にも行きました


現代美術がそこかしこにありました。


もちろん名画もたくさんありました。





ふう。。お腹いっぱいです。

爽やか中井田喜一さんとの旅も終わりを迎えようとしています。




ホテルに戻ってスーツケースを受け取り、この日の夜の便に乗り込みました。

毎回サンパウロ行の飛行機に乗る時に驚くのはブラジルの人たちの”ネックピロー持参率の高さ”です。


1人1個はあったりまえ~くらいの勢いで皆、ネックピローを持っています。


僕も一つ持っているけど、持ち歩くのが面倒くさいなって思うのであって、
だいたい、ネックピロー使ってても首がずれちゃうのであって、
前の人がいっぱい座席を倒してくるからネックピローの置き場に困るのであって、、、

純アゲイン


そんな純を驚かせたのが、純の斜め前に座っていた男性です


まさかの座席からはみ出るくらい大きな枕持参。

お兄さん、その枕は家から持ってきたのですか?それともホテルのやつですか?
ずっと小脇にかかえて歩いてきたのですか?
それともカバンに無理くり詰め込んだのですか
どちらにしても、邪魔すぎやしませんか?

、、、と僕は悩んだのであって、
僕の北の大地にはそんな大きな枕はないんじゃないかなあって思ったりしちゃって、、、



最後まで純アゲイン

寄り道の旅 NYその2

2016-12-12 21:01:24 | -ニューヨーク
NY2日目ももちろん”ニューヨークシティパス”を握りしめて出かけます。

最初の目的地まで歩いて行く途中には、


あら。

あらら。

おいおい。

これこれ。


、、、ってな感じのオブジェが道端にごろごろと並んでいました。

そして、たどり着きましたのは”エンパイアステートビル”です。

ででーん!


入り口を入って前の人に続いてぐるぐる、ぐるぐる、、と歩いて行くと、無事に展望台にたどり着きました。


わぁ~


あ!アレは、またしても、例のアレではないですか?


、、、のようです。

真下を見ると車も人も小さい、小さい。



、、、、で、景色を思う存分楽しんでいたら、思いのほか身体はキンキンに冷えきってしまい、鼻水がとめどなく流れてきたので、何か温かいものを食べたくなりました

すぐ近くに韓国人街があったので、スンドゥブチゲをさくっと食べました。朝食にしては”重いな”と思いました。



ちなみに、ここらへんのお店は24時間営業でした。皆、働き者です。

身体も温まりましたので、地下鉄に乗ってシュッと次の目的地に移動しました。

お次は楽しみにしていた、メトロポリタン美術館です。

ででーん!


シカゴ美術館の時と同じように荷物とコートは預けた方が良いですね。長い戦いとなりますからね。

、、、で、ここでもまた2階から攻めるとしました


ふぅ~
恐ろしいくらいに名画のオンパレード。

モネやらゴッホやら、ルノアールやらゴーギャンやら、、、、、、

わあああああああああああああああ!!!!!!!!!!って叫びたいくらいのラインナップです。

名画を見過ぎてほとほと疲れ果てました。

、、、と、そんな時は例のアレに逃げた方がいいんじゃないですかね?

ほら、あれですよ。勝手に独り言しちゃうシリーズですよ。うふ。

”はぁ~良い湯加減ですこと”


”獲ったどぉ!”


”ティモテ~ ティモテ~


”おぬし!内臓が見えておるぞ!”


”きゃ。ごめんなさーい”


”まぁまぁお茶でもどうですか?”


”わーい。じゃ。遠慮なく”


”1年2組の組体操”


”優勝チームの組体操”


”センセー!白井君が吐きそうです!”


”うぃーっす!”


”あたくし、ここのナジャグランディーバです”

似てますかしら?


ふぅ~生き返りました。
楽しい、楽しい、勝手に独り言の世界です。満足、満足。

、、、で、ついでに見てみたかったデンドゥール神殿も見ておきました


この辺りで、だいぶ疲れてきたので”そろそろ引き上げましょうか”と出口に向かって歩いて行くと、、、

あら?何やら気になる空間発見


じゃじゃーん!
甲冑ワールドに突入しました


だめ。楽しすぎる、ここも。。。。


日本のだってありましたよ


ここでもひとしきり楽しみ、足が棒のようになりました。

館内もだいぶ混んできたので、そろそろ外に出ることにしました。


そのままセントラルパークを歩いて行きます。


きれいな景色を楽しみつつ向かったのは”自然史博物館”です


、、が、ここの入り口では”シティパスはだめよ~”と言われ、反対側の入り口から入るように言われたため、大きな建物の周囲をぐるーっと歩いて中に入ってみたら、、、


なんだかとっても混んでいるし、面白くなかったので、あっさりと外に出てしまいました。


”勝手に独り言シリーズ”ができる所でないと長時間楽しめないことが判明した、そんな2日目なのでした

寄り道の旅 NYその1

2016-12-08 20:56:41 | -ニューヨーク
日本での楽しい時間というのは、あっという間に過ぎていきます。

パチパチパチっと瞬きしているうちにサンパウロに戻る日がやってくるのでございます。

サンパウロまで戻る当日は毎回、2本の”長時間ぽっちフライト”に備えて気合を入れる必要があります。
、、が、今回は気合を入れる必要がありませんでした。

、、というのも、今回は1本だけシュッと”ぽっちフライト”を飛んで、ちょいと寄り道観光していっちゃいましょうかね、という作戦だったからです。

作戦通り、シュっと一本目をぽっちで飛んで夕方にたどり着いたのはニューヨークでございます。

ニューアーク・リバティ空港近くのホテルを予約していたので空港からホテルの無料送迎バスに乗り、”ぽっちさん”には無駄に広い部屋で一晩を過ごしました


さぁ、ここで、頭の良い方は”え?どうして、空港ホテルなんかに泊まるの?街に泊まればいいのに”って思われたことでしょう。

ふ。。。

あたくし、次の日の朝に素敵な男性と空港で待ち合わせておりましたの。

、、で、次の日の朝、またしてもホテルの無料送迎バスに乗り、空港まで行き、前日に目をつけておいたスタバに向かいますと、

いました、いました、素敵な男性が!

お待たせ~

、、、と向かった先にいました素敵な男性、それは、

我が夫です。キラリーン

ここまでに”素敵な男性”と3回言いました。
3回ですよ。
良いのではないでしょうか。

夫はこのブログを見ませんが、3回も書いておけば多分、”言葉の力=言霊”というものが彼の元にすぅぅっと飛んで行って、”あいつに何かプレゼントでもくれてやるかな”という気分にさせてくれるに違いありません。

”言霊”ってのは凄いもんなのです。

夫と合流した後はとりあえずホテルに荷物を置かせてもらうため、空港からタクシーでホテルまで移動しました。

荷物を置いた後、さくっと朝食を食べながらこの日のスケジュールについて軽い打ち合わせをします。

夫が”ニューヨーク・シティ・パス"なるものを事前に手配してくれていました。

**ニューヨークシティパスとは?**

●エンパイヤステートビル
●自由の女神フェリー(自由の女神とエリスアイランド) または、サークルライン観光クルーズ
●メトロポリタン美術館
●9.11メモリアルかイントレピッド海上航空宇宙博物館
●アメリカ自然史博物館
●トップオブザロック または グッゲンハイム美術館

上記6観光スポットへの入場券が勢揃いのチケットブック。それぞれに入場券を買うよりも70ドル近く安い!そして、それぞれのチケット購入の列に並ばなくても良い!

、、、という、”あら、お得で便利ですね”な入場券セットなのでございます。

サンパウロでネットから手配した際の予約確認書を上記6か所のどこかの施設で提示し、ニューヨークシティパスと交換してもらう必要がありましたので、我々はホテルからブラブラと歩いて”サークルライン観光クルーズ”を楽しむことに。

朝早くのニューヨークの街をぶらぶらと歩きながらあっさりとたどり着きました


ここで、予約確認書を提示してパスと引き換えてもらおうとしたのですが、、、、、

ここでは交換できません。
自由の女神フェリーのチケット売り場に行ってください。

、、、と、言われてしまいました。

なぜなのか、理由はわかりません。
いろいろ聞いてみましたが、朝ですし、頭の回転がすこぶる悪い、ので、まったくもってわかりませんでした。
唯一わかったことは、自由の女神クルーズのチケット売り場にお行きなさい、という事だけです。

お行きなさい、と言われても、、、ねえ。。
あれ、あれ、どうしましょうか?

どうしようか、考えるのも面倒くさいな、、と思っていた矢先、

”時は金なりですな”と言いながら、ここでのパスの使用をあっさりと諦め、夫はサークルライン観光クルーズのチケットを購入しました。

よ!!男らしい!!潔い!よ!!!!!

夫が大きく見えた瞬間でした。
(厚手のジャケットを着用していた為、という噂もあり)

、、、、で、潔くサークルライン観光クルーズを始めました。

結構、人が乗っています


あ!あれは、、、

見えてきたんではないですか?

例のアレが、見えてきたのではないですか??


ざわつく船内。

で、

ででーん!!


自由の女神出ましたああああああああああああああ

、、、で、帰り道は


9.11メモリアル界隈も出ましたああああああああああああ

、、、と、約1時間のクルーズを楽しみ、次の地へと向かいます。

向かう先で見た、小さなドッグラン


そして、大きな船


多分、これが、イントレピッドなんちゃらと思われ、、、、、

でも、我々はまだパスを持っていないのであって、
ここでもチケット購入となると、結果、高くついてしまうのであって、、
だいいち、そんなにここ見たい、と思っていないのであって、、、

父さん、ぼく、北の大地に帰ります。

(気分はすっかり、北の国からの純)

とにもかくにも、我々はニューヨークシティパスを手に入れなければならないので、街を練り歩き、


次の目的地、”トップオブザロック”に向かいます
結果、ここでも交換できなかったんだよね~

何がいけないのか、僕らにはまったくわからないのであって、

でも、スケートリンクで楽しそうに滑ってるのがいいな、って思ったのであって、


犬可愛いから持ち帰りたいな、って思うのであって、


退役軍人の日のパレードっちゅうのを見ちゃうのであって、


スカートはいた演奏隊もいちゃうんだ!ってびっくりしたのであって、、、


父さん、ぼく、北の大地に帰りたいです。

純アゲイン。

2か所行って2か所ダメでした。
、、、で、2か所共で言われたのが、”自由の女神クルーズのチケット売り場へ行けば大丈夫”ということ。

行くことにしました。

地下鉄に乗って。

メトロカードに20ドル分をチャージして地下鉄に乗って行きましたさ


、、、で、こんな公園を横切って


ようやく交換してもらえたニューヨークシティパス


悔しいので、自由の女神クルーズすることにしました
長い列に並んで、荷物検査まであって、フェリーに乗り、


たどり着いた自由の女神のおひざ元、


えーい!


悔しいからアップにしてやる。
えーい!


えーい、もう一丁!!


この辺で許しといたろう。

その後、地下鉄に乗って、ホテルに戻りチェックイン。

シェイクシャックバーガーを食べて、元気になったところでタイムズスクエアにちょっとお散歩


、、したら、夫が


着ぐるみ隊に囲まれて、当たり前だけどチップを要求され、”20ドル”と言われたのを10ドルにまけてもらっていました。

10ドル!!!
高い!!!サンパウロでココナッツジュース何杯飲めると思ってるんだ!!むっきー!!!

悔しいから後姿を撮ってやろう


(タイムズスクエアにこの着ぐるみ隊がたーくさんいました。写真を一緒に撮る際はチップ要求されますのでお気をつけください。)

むっきー!となった後は”ライオンキング”見て機嫌を直しましたとさ


しーんぱーい、ないさ~

そんな寄り道旅1日目のお話でした。