KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

イエローストーン国立公園の旅 その1

2018-07-31 14:40:22 | -イエローストーン国立公園
食パンを買ったら賞味期限が”2018-08-06まで”となっていました。
”おやおや、ずいぶん長い事日持ちするんですねえ、このパンは”と思いましたが、ふと気づけば”8月6日”はもう来週なのではありませんか?

ひぃいいいい!
7月ももう終わってしまう!ひぃいいいいいいいい!

、、、で、アメリカのイエローストーン国立公園に行ってきたお話です。

え?いつ行ってきたの?

6月だけど?

シレぇ~っと1か月以上も前のお話でございます。

シュっとソルトレイクシティまで飛行機で行きました。


空港でレンタカーを借りて、


イエローストーン国立公園に向けていざ、出発です。


ちなみにイエローストーンまでは約600kmのドライブでございます。


お天気にも恵まれて良かった~

、、、と思ったのは最初の数分だけですね。
フロントガラスや車のあらゆる角度から差しこんでくる日差しに”むっきぃぃぃ”となりました。

ギラギラし過ぎだから!

アメリカの日差しってやつは本当に遠慮を知らないんだから。



途中でガソリン入れることもお忘れなく~


じゃがいも畑やら何かの畑やら、、、を横目に走る事約6時間、ようやくイエローストーン国立公園の西口ゲートに到着です~


おや?ゲートに車が並んでいますね?

ふーっふっふ。

我々は右端のゲートに直行ですよ。並んでいる車たちの横をすぅぅっと行っちゃいますよ~

なぜならば、”国立公園年間パス”を持っているから~


去年の夏に購入して、間もなく1年になろうとしているこのパス。

”有効期限が切れる前にもう一回使いたいわねえ”という気持ちからこのイエローストーン旅が浮上したわけでございます。

”1年間に何回も国立公園に行けて80ドル(車1台あたり)だなんて、お得だよね!


っと言ってニコっと笑いたい所ですが、我々、アメリカ在住ではないんで。。。

ブラジルからの飛行機賃というものかかりけり。

思いっきりマイナスになりにけり。。。。


ゲートをくぐり、さてさて、どのように周りましょうか?

イエローストーン国立公園の総面積は約9000㎢です。四国の約半分と同じくらいの大きさです。
さすがに一日ですべてを見るのは難しいので、地図を見てどのようにまわっていくかを喜一さんと相談です。


朝早くから長距離ドライブで来た事もあり、クタクタになってしまってもいけませんので、この日は地図の上半分の"upper loop”を半周だけ行くことにしました。

目指すは”マンモス・ホット・スプリングス”です。

道中、硫黄の匂いがしてきたなあと思ったら、


箱根の大涌谷のような感じのところがありました。

湯気がもぉもぉとあがってますね


、、、かと思えば遠くに雪山が見えてきたり、




いろんな景色に出会えて楽しいです。

あ!動物発見!


バッファローがいました。

よーく見ると、彼らは”ややボロボロ”です。




ボロいが、しかし、迫力もありますね


しばらく行くと、1988年の大火災についての案内板がありました。


イエローストーン国立公園では1988年に大火災がありました。
アメリカでは1960年代以降、”自然発火の森林火災は生態系の営みの一つである”とされ、火災は森林の再生や植生更新の為に必要な自然界のプロセスであるという考えから原則的に人為的な消火は行わない、とし、当初は”燃えるに任せる”対応をとっていました。しかし、予想に反して火の勢いは衰えず、結果としてイエローストーン国立公園の約36パーセントが焼けてしまいました。これによって生態システムが崩壊したと思われましたが、自然の力は素晴らしく、焼け跡の林床から草が萌えだし、やがてマツ類が芽を吹き、育つという回復の道をたどっているそうです。


”燃えるに任せる”って、、、、
アメリカってすごい!やることのスケールが大きい!

そして、燃えてもまた緑が生えてくるって、、、自然ってすごい!

自然のすごさに感動しているうちに、あっという間に”マンモスホットスプリングス”に到着しました






テラスみたいになっているのですね。

中国の”黄龍”の様な感じですね

しばらくのんびりと見学してから、再び車に乗り、途中にあったビジターセンターでお手洗い休憩をしました。

建物内にはこのように動物の剥製たちが、、




ほぉほぉ、こういう動物が公園内にいるのですね、という事を学び、建物の外に出てみると、

本物がそっといました


木陰でたたずんでいます


近くに寄ってはいけないようです


さてさて、この日はもうこれくらいにして本日の宿に向かいましょうか


帰り道、またまた遠くにバッファローがいました


あの”ボロ”っとなってる部分を手でぺりっと引っ剥がしてやりたくなりますね。



そのまま進んで行くと、車が渋滞していました。
こういう時は何か動物がいるようです。

何がいるのかな?と探してみましたら、

クマさんがいました




さきほど、”クマスプレーレンタル”というのを目にしましたが、トレッキングするとしたら、確かに必要ですね。


我々のこの日の宿は”公園西口ゲート”を出てすぐの”ウエストイエローストーン”という街中です。


西口ゲート近くでもこのような



動物を見ることができて大満足の初日でした。

おまけ:初日の夜ご飯に立ち寄った中華料理店にいたクマ(もちろん剥製)


なぜにあんな高い窓際に立たされているのかは不明
そして、なぜにアメリカで中華料理を食べたのかも不明













”はばかり”がいっぱい

2018-07-25 17:07:07 | サンパウロ日々の出来事
いつも以上に”どうでもいっか、な話”でございます。

最近、たて続けに郊外のアパートやコンドミニオの広告をもらいました。

私は360度どこからどう見ても”買いそうな人”ではありませんが、彼らはきっと早く手持ちの広告を配りたかったのでしょうね。

せっかくですから、、と気になる物件の広告だけじっくりと見ましたら、やややや!何とも贅沢な作りではありませんか!

ちょいと一緒に見てくださいまし。

こちらはアパートの広告ですが、まずは日本で言う所の”3LDK"のお部屋です。



どうですか?

お手洗の数が多いでしょう?(青い矢印の部分はバスルーム(お手洗&シャワー)です。

各部屋に一つずつ、そして、玄関入ってすぐの所にお客様用お手洗、の計4か所です。

ではでは、4LDKのお部屋も見てみましょうか。


ふむふむ、こちらもやはり”お手洗だらけ”ですね。(赤い矢印のところ)

お客様用を合わせて4か所ですね、やはり。

”わたし専用お手洗。。。

何て素敵な響きなんでしょう。

加えてこのアパートに備え付けられている共同のプールはこんな感じらしいです



イスの上に置かれたむぎわら帽子(<--ストローハット、と言った方がよし)がすでに”シャレオツ度満載”ではありませんか。

どこまでもゴージャス

もう一つ、コンドミニオの広告も見てみましょう。
こちらは2階建て3LDK、駐車場3台分、の広告です。

1階部分はこちら


ほぉほぉ。
1階部分にはお客様用お手洗が一つだけ。

では2階を見てみましょう


やはり。

各部屋に一つずつ、ですね。お約束、ですね。

そして、部屋の外には”我が家のプール"と奥の方にそっと”バーベキューコンロ”付。


ここで水着姿で煙モウモウ、とお肉焼きながら、足はプールに入れちゃって、、、って事をしようとしてるわけですか!

共同のプールももちろんございますよ。


どちらもゴージャスが過ぎる。

ふぅ、、こんなのを買えてしまう人たちが実在するなんて。。。。。
わなわな震えますね。

”わたし専用お手洗”にはとても心惹かれるけれど、庶民な私はすぐに、

”あれ?でも、掃除するのはだーれでーすか~?れれれのれー”

、、となります。

”専用お手洗”はブラジルの人にとってはすごく大事、なポイントなのでしょうか?

ブラジルの人が日本のアパートに来たら

”え?各家庭に一つしかお手洗無いの?冗談はよしこさん~”って、違う意味でワナワナ震えてしまうのでしょうか?

お国が違えば、”はばかり”事情もこんなに違うのですね

、、、と、そんな”はばかり”がいっぱいなお話でした。

フェスティバル・ド・ジャポンに行ってきました

2018-07-21 21:44:42 | サンパウロ行事
タイトルの通りでございます。

”フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)”に行ってきました~

このフェスティバル・ド・ジャポンは”ブラジル日本都道府県人会連合会”の主催で、毎年入場者数が増加しているサンパウロでも大人気のイベントです。(ちなみに昨年度の3日間の入場者数は約17万人でした)

去年もおととしも”行きたいなあ”と思いながらも、旅に出ていたりして都合が合わず、行く事ができずにいましたが、今年はようやく行く事ができました!

”すごく混む”と聞いていたので、なるべく早めに、、と、10時前に到着するよう家を出て車で向かいました。

家から約30分の道のりです

開催場所である”サンパウロエキスポ&コンベンションセンター”が見えてきました


とても大きくて立派な建物です


10時前にもかかわらず、すでにたくさんの人々が来場していました


チケットを持っていざ入場です!


赤い鳥居が出迎えてくれます


ついつい、癖で鳥居をくぐる時にお辞儀をしてしまいました。ぷぷぷ



建物内はとても広くて、各県人会で美味しそうな食べ物が売られていたり、





日本企業のいろいろな製品が展示されていたり、見どころたっぷりです。


ちなみに我々は愛知県人会で売られていた”味噌カツ”を食べてみました


日本の味噌カツとはちょっぴり違いますが、お兄さんたちが暑い中、一生懸命揚げてくれていたので有難く頂きました

その他にも”おはぎ”を頂いたり、、、

あぁ、、どうして私には一つしか胃が無いのかな?と言いたくなる位、食べたいものがいっぱいで困りました。

おや?おにぎりさんクッション、かな?


建物の通路側には日本の文化紹介コーナーのようなものがあり、


”切り紙”や


”折り布”や


”漫画”や


他にも、書道、絵手紙、押し花、などなどがあって、それぞれのブースでやり方を習う事ができるようになっていました。

わたしも以前から興味のあった絵手紙を教えてもらいました。
下手くそな出来ですが、こんな感じのを描きました。


このような特設ブースもあって、


体操をみんなでやってみたり、、もしました


会場内を端から端までウロウロしましたが、”まるで日本!”のようで熱気もすごかったです







日本=コスプレ、というイメージもあるのか、いろいろなコスプレで参加している人たちもいました。

写真を撮らせてほしい、というと、”どうぞ、どうぞ~”とポーズまでとって、撮らせてくれる気前の良い人たち



日本からこんなに遠く離れたブラジルという国でこれほどまでに日本の文化や食べ物など、が浸透していて、しかも、それを楽しみにこうやって”日本祭り”にたくさんの人々が来場していて、、、

これもひとえに日本から移民で来られた日系の方々の努力の賜物なのですね。

110年前、日本から700名以上の方が笠戸丸で神戸港を出港し、ブラジルのサントス港に到着されました。それから想像を絶する大変なご苦労をされながら、今の地位を築かれて、、、

会場を見渡しながら、じぃぃぃんと目頭が熱くなりました。

今、自分がサンパウロで日本と同じ野菜や調味料やいろいろな物を買って生活できているのも、ひとえに日系の方々のおかげです。

フェイラ(朝市)で買い物するたび、毎回、有難い事だなあと心から感謝します。

今日この”日本祭り”に来て、さらに感謝の気持ちがむくむくと湧いてきました。

会場で売られていた”きんかん”をつまみながら、
少しずつでもこのブラジルの日系の方々に”恩返し”をしていけたら、、、とそっと思いました。




初めて行った”フェスティバル・ド・ジャポン”。
とても楽しくて素晴らしかったです。

来年もぜひぜひ行きたいな。

あれ?来年いるのかな?

レンソイスの旅 その3

2018-07-18 13:12:28 | ーレンソイス
”サソリに刺される事故増加 年初から1万1千件に サンパウロ州”

な、、、何ですと???

ニュース記事を見てみましょう

サンパウロ州内地方部で近年、市民がサソリに刺される事故が増加傾向にある。12日付エスタード紙によれば、今年は現在までに約1万1500件に上るという。
 報道によれば、事故件数は15年の1万5107件から、16年は1万8829件、17年は約2万1700件へと増加している。11年には7017件だった。今年は、1時間あたり2件のペースで事故が発生している。
 今月10日には、カブラリア・パウリスタ市で4歳の女児が自宅の庭でサソリに刺された。2カ所の医療施設に抗毒血清がなかったため、約50キロ離れたバウルー市の病院に搬送され、刺されてから約3時間後に血清投与を受けたが、死亡した。
 このケースのほか、最近では今月7日にスマレー市で、6日前にサソリに刺された男児が死亡している。

(サンパウロ新聞さんの記事より)

、、、って事は、こういう事や


こういう事をする時は


むっちゃ注意が必要!って事なのですね?

ブラジルでサソリが出るなんて知らなかったよ~と思いましたが、サソリについて調べてみると、、、

”人を殺しうるサソリたち” の中に

”ブラジリアン・イエロースコーピオン”っていうのを発見!(気持ち悪いので写真は載せないでおきます)

ブラジリアン、って、名前しっかりついとるやないか。。。

このお方は、、

”ブラジルで最も危険とされるサソリです。ブラジルでは、毎年120万人が様々なサソリに刺され、3000人近くが亡くなっていますが、その死亡事故の多くは本種によってもたらされたものです。”


、、、らしいです。わわわわわ~




サソリに刺されないようにするには、

服を着る前にはたく
タンスやクローゼットの暗闇はサソリにとって絶好の隠れ場所です。また、干してある服を取り込む際にも一旦はたいておきましょう

布団やシーツも前もってはたく
ベッドに入る前に布団を持ち上げたり、シーツをはたくなどして刺されるリスクを減らすことができます

靴も履く前にはたく
サソリは脱いだ靴の中に潜むこともあるので、足を入れる前にまずひっくり返すなどして確認を怠らないようにしましょう

もし刺されたら、

すぐ病院に行く

サソリの種類がわかるようにする
底の熱い靴で踏みつぶすなどして死骸を病院に持参したり、それが難しければ写真に撮っておくことも肝心です

、、、ということです。

学校などもすでに”冬休み”に入り、これから家族で旅行~という方も多いと思われます。
くれぐれもサソリに気をつけましょう。



話はさらりと”レンソイス2日目”のお話に変わります。

二日目の朝、近くの教会からの合唱で目が覚めます。
合唱を聞きながら朝ご飯を食べていると、9時にタクシーが我々を迎えに来ました。

ふーっふっふ。

実はこの日、我々は”セスナでレンソイスを上から見ちゃおうDAY”なのであります~

セスナツアーは最初の”ラゴーアボニータツアー”を申し込んだ”Sao Paulo"という名の旅行会社でセスナにも乗りたい旨を伝えたところ、一緒に予約の手配をしてくれたのです。

ちなみにセスナツアーを扱う会社は同じ通りに並んで建っています。

飛行時間30分でお一人様350ヘアイスでした。(宿までの送迎付き)

我々は9時に予約をしましたが、8時頃の予約もできる感じでした。

飛行場までは宿からおよそ15分程で到着です。


”ハロー!9時に予約しましたkimberlyと喜一です~”と言うと、”じゃ、行きましょっか”といきなり搭乗開始です。

こういうあっさりした感じ、とても好きです。

我らが乗るセスナ


前はパイロットさんの席と助手席


後ろにも二人座れるようになっています

助手席は写真を撮る時に目の前のプロペラが邪魔になるよ、との事で、我々は二人そろって後ろの席にチョコンと座り、

”靴はちゃんと履いてるね?”(つっかけサンダルのようなものはダメです)確認をしたら、一気に空に飛び立ちます

プルプルプルプル~

プロペラがどんどん回って~

ふわぁぁ~っと空に浮いて行きます。

うわぁぁぁぁ~
気持ち良い~




家々がどんどん小さくなっていきます


飛行コースは”川沿いの街並みを見ながらラゴーアを見に行く”のと、”一気にラゴーアを見に行く、ラゴーアオンリー”の2種類で、好きな方を選べましたので、我々は”ラゴーアオンリー”にしました。

飛行場を出て数分後、すでに見えてきましたよ~


一面に広がるラゴーアです
まさに”レンソイス マラニャンセス(マラニャン州のシーツ)”です




行った時期がちょっと遅かったのか、藻が浮いてたり、と、やや汚いラゴーアもいっぱいありました。(もっと青々としたのを期待していたのですが)





それでも、見渡す限りのラゴーアの大群に感動です




あ!ラゴーアツアーを楽しんでいる人たちを発見!


もっともっと見ていたい所ですが、あっという間に時間が来てしまい、再び飛行場に戻ります。

上からは昨日ガタガタと車で走った道も見えます


目の前に滑走路が見えてきました~


ふふふ、楽しみです~


ふわぁ~
すぅ~っという感じでとてもスムーズに着陸しました


この日のパイロットさんです


この日は何か撮影隊も来ていました。この不思議な乗り物に乗って撮影するようでした。




あっという間のセスナツアーですが、上から見るとまたまた楽しさ倍増ですので、ぜひぜひおススメしたいところですが、
”事故が遭った場合の説明”とか””保険に関して””みたいな話は一切、出ませんでしたので、(行って乗って、はい、終わり~という感じ)
ご興味のある方はくれぐれも自己責任で、、という感じです。


 ちなみに、セスナは結構揺れるので乗り物に酔いやすい方は”酔い止め”を飲んでおくと良いかと思います。
私もいちおう飲んでおきました。
そのおかげか、まったく酔うことなく、とても楽しくセスナツアーを楽しめました

行きと同じタクシーのおじちゃんに送ってもらい、宿に戻ってきたのが10時半ごろ。

この日の午後2時発のバスでサンルイスに戻ります

バス乗り場は宿から徒歩1分の距離です。(教会前の広場を横切るだけ)

位置関係はざっくりと、こんな感じです


、、、で、我々はバスに乗る直前まで宿でダラダラしたい!と思い、宿のお兄さんにレイトチェックアウトをお願いしました。

答えはあっさりと”オッケー!”でした。ふふふ

荷物をそのまま部屋において、ちょっとだけ川沿いを散歩しに行きました。


ここからボートで川下りができるツアーもあるようです


宿の目の前の教会。ここから大合唱が聞こえてきていたのですね。


お昼が近づくにつれ、日差しが強くて暑い!ひぃぃい!

、、、となった我々は早々に宿に戻り、バス時刻いっぱい、いっぱいまでダラダラし、午後のバスでダラダラとサンルイスまで戻りました。


行きと同様に数か所に停まりながら、サンルイスのバスターミナルに到着したのは午後7時過ぎでした。

サンパウロに戻る便はその日の深夜3時過ぎ発です。

約7時間の空き時間をどうやってサンルイスの空港で過ごせば???と思った我々は、サンルイスの新市街にあるホテルで仮眠をとることにし、しっかりとシャワーも浴びてから飛行機に乗り込んだのでした。

寝てばかりの夫婦ですみませんね。









レンソイスの旅 その2

2018-07-14 11:01:49 | ーレンソイス
今日は11時からW杯3位決定戦ですね。
ベルギーx イギリス。

我が甥っ子、姪っ子の為にもイギリスに勝たせてあげたい。

、、、が、しかし、おばちゃんはベルギーを応援したい。
なぜなら、ベルギーの方がイケメンが多いから。。。ぽっ。

甥っ子、姪っ子よ、ごめん
おばちゃん、ベルギーを応援します。

おばちゃん、甥っ子姪っ子を裏切った冬 in Sao Paulo


”ラゴーアボニータツアー”のお迎えの車は2時少し前に宿に来ました。

こんな車で行きます


この日の我々の車は総勢10名の客、そしてガイドのお兄さん、です。

お尻をキチキチにつめながら、いざ、出発~

、、、と、思ったら、車の目の前でワンコが”うんちっち中”でした。



ワンコや、邪魔してごめんね。

出発して3分後、小さな商店に寄り、お水やお菓子をそれぞれ購入します。



、、で、再度、出発~

少しまっすぐ行って、右にシュッと曲がったところで一旦、車から降ります。

なぜなら、川の向こう側にわたる為に”渡し舟”に乗るから、です。


乗り場はこんな感じです


車は、川を渡った先の”砂の道”に備えてタイヤの空気を少し抜いておきます


準備万端!

車と共に人間も”渡し舟”に乗ります。


向こう岸を目指して、どんぶらこ、どんぶらこ。
あっという間に、向こう岸に到着です

、、が、岸壁ピッタリに渡し舟が止まるわけではありません。

少し手前で降ろされますので、皆、足元ずぶ濡れで行きます。


足元べちゃべちゃのまま、車に乗り込みます。


この先、悪路が待ち構えていますので、皆、シートベルトをきっちり着用。
そして、両手でしっかりと前のバーにつかまって、、、と、ガイドさんに言われます。

いや、いや、そんな大げさな、、、と余裕をこいて写真を撮っていましたが、、




すぐにガタガタ、大揺れ、まるでジェットコースターか!くらいの勢いに変わりました。

途中、枝がボキボキ突き刺さってきたりしますので、車の外に身体が出ないよう必死のパッチで捕まります。


ガタガタガタ、、、

ポーン!っと身体が浮かび上がったり、、、


た、、、楽しい。。。

楽しすぎる、この乗り物。。。

いつまでも乗っていたい、と思いましたが、1時間ちょっとで”ラゴーアボニータ”の入り口に到着です。



えっと、向こう側にみえる砂山を歩いて行くらしいのですが、


あれ?車は手前に停まってますね、、

っということで、

足元べちゃべちゃ、アゲインです。


ちなみに、砂丘の白い砂の成分はほぼ100パーセントが水晶の原料として知られる”石英”という鉱物です。

この白い綺麗な砂丘を汚してはいけない為、ここから先は皆、裸足で歩いて行きます。
履いてきたビーサンは車に置きっぱなしです。

え?じゃあ、足元あっついんじゃあ?って思いますが、鉱物のため、ひんやりとしていて気持ち良いです。

さ、目の前の壁、、、を上がって行きましょう


日頃の運動不足がたたってぜぇぜぇ、はぁはぁ、の嵐ですが、ロープが張られていますので、それに助けられながら、なんとか頂上まで、、、

う、、、最後の数歩がむっちゃきつい。。。
ぜぇぜぇ



、、、で、たどり着いた先にみえる景色がこちらです



わぁぁぁ~!!!

真っ白な砂丘にいくつものラゴーアが!
すごいです!

わぁ~っと皆、駆け出していきたくなります。

、、が、

東京都が二つすっぽり収まる位に広大な敷地に広がる砂丘ですので、皆がバラバラに行動してはガイドさん大泣き!ですね。
ガイドさんと共に”遊べるポイント”に向かいましょう。



白い砂はさらさらしてとても気持ちいいです。

芸術的な模様まで。


我らがガイドさんは”ラゴーアボニータ”を通り越して、”ラゴーアブランカ”に我々を連れて行ってくれました。


ここで30分の自由行動です。

泳ぐ気マンマンの人たち(私を除くほぼ全員)は早速、水着姿になってラゴーアに飛び込みます。


我らが喜一さんも水しぶきを上げて、”激泳ぎ中”です。



私は、、と言いますと、、、

泳げない、
そして、皆様にお見せできるほどの立派なボデーを持っていない、

、、、ことから、サーフパンツにTシャツ着用という、とても残念ないでたちです。


夏休み、虫取りにでかける少年、のような佇まい、とでも言いましょうか。

喜一さんが劇泳ぎしている間、膝までつかってチャプチャプしておきましょう


あ!レンソイスは見ての通り、日陰、というものがありませんので、日焼け止めと帽子は必須です。

それにしても綺麗です~


急に駆け出した喜一さん


どうやら向こう岸まで泳いでみるようです。


なんとか、たどり着き、再びこちらに戻って来た


、、、と、
倒れました。ぷぷぷ


ラゴーアの淵は結構な高さと角度がありますので、このように駆け下りてラゴーアにポチャンとするのが楽しいらしく、


大人たち、大はしゃぎです

水も海水ではないのでベタベタすることなく、快適です


30分以上遊んだ後、”もう一か所、別のラゴーアに行ってみましょう”とガイドさんが言うので、皆で再び歩きます




どこのラゴーアも本当にきれいです。


中には魚のいるラゴーアもあるようですよ。

ガイドさんについて歩いている時、

あれ?


自分の影が”小顔、足長さん”になっていて、ちょっと嬉しいじゃありませんか。

せっかくですので、、、

喜一さんと二人で”小顔、足長仕様”を楽しみました。


12頭身くらい、、ですかね。


その後、また別のラゴーアに到着、
、、と同時にまたもや駆け出していく喜一さん


劇泳ぎ、アゲインです


ここでも、また30分ほどのんびりし、車まで戻る事に。。

車までの道は果てしない。。。


ラゴーアの淵はこんな高さがあったりします


せっかくですので、私も滑ってみましょうか


おや?滑って下まで行ったら、、上まで歩いて上げってくる必要があるんじゃあ?ということに気づいたのでやめときました。

私の代わりに他のお姉さんが滑り降りていました


帰り道の目印としてブラジル国旗がはためいています


砂丘の裏はこんなに緑がいっぱいです


砂丘に夕日がきれいですねえ。(雲が多めでしたけど)


ぜえぜえ、はあはあ、しながら登った壁を滑り降りて車に戻り、再びガタガタ道を
1時間ちょっと揺られて、街に戻ってきました。

宿の前で皆さんとお別れし、一旦、宿に荷物を置いてから、夕飯を食べに街まで出てみると、


なんだか、人がいっぱい集まっていて、歌やダンスが繰り広げられていました。

横に素敵ないでたちのお兄さんが立っていたのでポッとなりながら、


夕飯を食べに行ったのでした。