KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

パリとおまけのロンドン

2019-04-13 12:43:06 | フランス
エディンバラの空港内に”NEXT"というイギリスブランドの服屋さんがありました。
そのお店でおパンツと洋服を購入です。

ふぅ~
安心して、一路パリに向けて飛び立ちます。



パリでは、閉館時間っぱいいっぱいまでルーブル美術館を満喫し、













こんなおいしいものを食べ、


窓の外の鳩カップルに癒されたりして1日目を無事終えました。


二日目も安定の”美術館たっぷり満喫時間”から始まります。

オルセー美術館で脳みそがとろけそうなくらい素晴らしい絵画たちに魅了され、






美味しいランチを館内の素敵なレストランで食べました。


その後は、ノートルダム寺院でステンドグラスにぽぉっとなり、




サントシャペルでもステンドグラスにポーッとなり


マリーアントワネットが牢獄されていた”コンセルジュリー”でシュンっとなりました。



帰り道に装飾美術館に立ち寄って、ここでも素晴らしいものたちにぽーっとなりました




自分たちで勝手気ままにウロウロしてポーッとするのはここまでです。

次の日はバスツアーで”モンサンミッシェル”に行きました。


ツアー客の大半が日本の大学生で驚きました。
こんなにたくさんの日本人と行動を共にするなんて、大丈夫だろうか?と不安になりながらの出発でしたが、現地では勝手気まま行動が許されましたので、安心しました。別行動、バンザイ!

途中で立ち寄った可愛らしい街


バスを降りてからてくてく歩いてモンサンミッシェルを目指します


到着です


内部は階段あり、坂道あり、、と歩きごたえたっぷりですが、すいていたので快適な時間を過ごすことができました。














途中の街で買ったパンを食べていたらガン見してきた鳥さん




ふぅ。大満足でした。

次の日はユーロスターに乗ってロンドンを目指します。

ユーロスター乗り場である”パリ北駅”までPER線で向かいました


駅に到着すると、おや?なぜか入場制限していました


やっと入場~っと思ったら全然、列が進みません


列に並びながら、ホームに見える列車にウキウキします


この日、フランス側の職員が一部ストをしていたため、まったく列が進まず、ユーロスターも1時間以上の遅れとなっていました。
大勢の客たちを目の前に”スト実施中”のため、手を止めて同僚と談笑していた職員たち。
強靭な心をお持ちなのですね、あんなにたくさんの人のプレッシャーにも動じないなんてね、、、、


じわりじわりと列を進めながら、ようやくユーロスターに乗り込めたのは2時間半後でした。ふぅ。



車内はこんな感じです


食堂車もあって、簡単なスナックや飲み物が購入できます。
疲れきったイギリス人のおじさん二名が大量にビールを購入していました。

窓の外の風景も楽しくて、あっという間にロンドンに到着




メトロに乗ってホテルまで移動


ホテルに荷物を置いてから、もう少し”鉄道の旅”を楽しんでみる事にしました



チケットを購入して、約1時間くらい先にある”ビスタービレッジ”というアウトレットに行ってみました
(チケットは往復で27ポンドくらいでした)

車内はキレイで快適です


これまた、車窓から見える風景がすてきでした


安定の羊さん達


そして、ビスタービレッジアウトレットモールに到着です


こじんまりとしていて、すいていたのでゆっくりと靴を選んで買うことができました


電車のホームが直結なので、帰りも楽チンですね


この日の晩はぐっすり眠り、次の日はようやくサンパウロに戻る日です。

午前中、時間があったので少しだけ”ビクトリア&アルバート博物館”へ行くことにしました

公園を歩いて行って


到着です


館内は洋服やら彫刻やら、なにやら、、、、で、わぁぁぁ~っとなります。












全然、時間が足りません。

毎回、ロンドンで時間が足りなくなってしまうのはなぜでしょう?
計画時に大きな失敗をしているのですね、確実に。



素敵な中庭を見ながらのお茶、もできず、、、


公園内で遊びまくるワンコたちと戯れることもできず、、


次回こそは時間をたっぷりとりたい!
次回こそ、”ロンドンオンリー”で攻めたいな、と思います。

さて、この後、ヒースロー空港にて数日ぶりに我々のスーツケースと対面するのですが、、、、

案の定、外国らしく”適当なあしらい”だったため、とうとう喜一さんがキレちゃったよ

いつも怒らない人が怒ると怖いんだよねえ~

、、という素晴らしい幕切れの今回の旅なのでした。



















ハイランド地方までドライブ

2019-04-09 14:15:26 | イギリス旅
平成が終わってしまう~っと焦っていたけれど、まだもう少し有るんですね。
良かった。良かった。

エディンバラ二日目の朝。
この日はホテルを移動します。

、、が、我らのスーツケースは一体どうなっちゃうんだ?問題がありましたね。

ホテルのお兄さんに”我々はチェックアウトしますが、もし、スーツケースが届いたら預かっておいてらえますか?と聞いてみました。

前日、スーツケースが届かずにガックシと肩を落として歩く我々の姿を知っているお兄さんは、
快く”いいよ!預かっておくね。きっと午前中には届くんじゃない?”と言ってくれました。

お兄さん、オブリガーダ。あ、違う、サンキューベリーマッチ。
お兄さんが天使に見えました。

天使のお兄さんと別れ、我々はウェイバリー駅に向かいました。

、、と言いますのもね、我々、この日はレント ア カーしちゃうからです。
目指す”レンタカー屋”さんは駅にあるよ!って事だったので、駅構内をウロウロと”Rent a car”の看板を頼りに歩きます。



え?ホームを突き抜けるのですか?



え?駐車場を突っ切るのですか?


、、とか思いながら無事、レンタカー屋さんにたどり着き、車を借りてレッツゴーです。(レンタカー屋さんはこの目の前の建物の地下です)

出たところでいきなり工事、ときたか。



久しぶりの右ハンドル、左側走行はとても新鮮に感じます。


ブラジルと違って、皆、ドライブマナーもよろしいです。
いろんな角度からシュ!っと車が入ってきたりしません。
よろしい、よろしい。

お天気も良いし、いいじゃあーりませんか

我々は、この日”ハイランド地方”にある”グレンコー渓谷”を目的地にしていました。

目的地まではエディンバラからどのくらいかかるのかな?



ざっと2時間半のドライブです。
日帰り旅にもってこいですね

本当は、”じゃあ、ウイスキーの蒸留所に寄りたいな”とか、”ネス湖まで行きたいな”とか思っていたのですが、
ほれ、忘れちゃあいけねえ、”おパンツの詰まったスーツケース”の事を!

早めにエディンバラに戻って、スーツケース引き取らないとホテルのお兄さんにも迷惑かけちゃうからね、とか考えたわけでございます。

ま、そんな我々の気持ちもあっさりと踏みにじられちゃうわけですけどもね。
うぉぉおぉぉん。

走る、走る、俺たち。

高速道路をシュッと駆け抜けていきますよ~





お!ここはお馬さんの産地なのかな?
、、と思われるオブジェがあった場所



、、を通り過ぎてから一回目のお手洗い休憩です。



建物内で”クリスピークリームドーナッツ”が売っていたので、小腹がすいた時用に、、と買っておきました。

再出発です



時々、こういった街の中を走ることもあったりして、楽しいです



羊もたっぷり見れますし。



だんだん、それっぽい景色になってきました



遠くに素敵な陸橋なんかも見えてきたりして



、、が、しかし、、、

なんだ、この空の色は?




ザザザザー!

雨がじゃんじゃん降ってきました。


この後、エディンバラに戻るまで雨は降っていました。

多分、雨降ってなければとっても素敵な景色なんだと思うな、、な写真をご覧ください。







よーく見ると雨の中でもハイキングしてる人が多数いました


羊は雨でも気にしない




途中で車を止めて、車内でドーナッツをほうばりました。
そして、雨はやみそうにないし、そろそろ戻りますか、、とエディンバラに戻ることに。





あら、虹だわ。


スターリング界隈に来ました。



お城がチラ見できますね。



ここにも羊がいっぱい





この後、エディンバラ近くの街で一旦、停車してホテルにスーツケースが届いているか電話してみる事にしました。


はい!
あっさり届いておりませんでした~

さて、どうしますかね?

我々、この日はエディンバラ空港に隣接するホテルに泊まる予定です。
車も空港で返すことになっているので、”じゃあ、空港に行って聞いてみよう!”となりました。

空港に行き、ロストバゲージ取り扱いカウンターで書類を見せながら”我々のスーツケースはもう空港に届いていて、ホテルまで届けるね、という連絡があったんだけど”と言ってみるも、係の人は”???”という顔。


誰がそんなこと言ったの?と逆に聞いてきます。

誰が?って、あんたなあ、ふっざけんな!(<--小さい”っ”が入っちゃうくらいのお怒り具合をご想像ください)
と言いたくなってきた私の横で喜一さんは冷静に対処しています。

泊まっていたホテルに電話があって、ホテルのお兄さんにそのように言ってたようなんですけど、、と伝えています。

えらいわあ、喜一さん。
私なんて怒りで鼻の穴が3mくらいに膨らんでいるというのに、、、
鼻息で周囲の人々を吹き飛ばしそうだというのに、、、

喜一さんはやっぱり天国に行けるね、

、、なんてことを考えている私を前に、

係の人は”ちょっと調べるから待ってて”と言ってその場を離れました。


この時点で二人とも”たぶん、スーツケースとはめぐりあえないね”という予感がしていました。
係の人はすぐに戻ってきましたが、”ここには無いよ”とのことです。やっぱりね。

その後、ロストバゲージの書類に記載されていた電話番号に電話をかけて、我々のスーツケースが今、一体どこにあるのか聞いてみました。聞いたところで、向こうも事情がよくわかってなく、”ホテルまで届けるので”と同じことを繰り返すのみです。

我々、明日の朝早くにパリに向けて飛び立つので、エディンバラのホテルに届けたって、もう我々いないんですけどね。

、、と伝えると、
係の人は”じゃあ、どうする?”と聞いてきました。


”どうする?”じゃないだろう!
”どうしたら良いでしょうか?”だろう!

あぁん?

、、と再び鼻息でみんなを飛ばしそうな勢いの私の横でまたもや冷静な喜一さん

我々は次の日の朝早くのフライトでパリに飛ぶので、と伝えています。

すると、

”じゃあパリに送ればいい?”と聞いてきました。


は?パードン?

お前さん、笑わせんじゃないよ。

パリよりも近いエディンバラまででさえも届けてくれなかったのに、パリまで届けてくれるってか?

奥歯ガタガタ言わしたろかあああああああああああああああ!!

この時点で、私も喜一さんももうエアカナダには不信感たっぷりです。

これ以上スーツケースの事を考えながら旅をするのはいやだな、と思ったので、

”数日後にヒースローから再びトロント行きの飛行機に乗るから、それまでヒースローに置いておいて”と伝えました。冷静な喜一さんが。


電話の先の主は”じゃあ、エディンバラのホテルにスーツケースが行っちゃうかもしれないから、ホテルに絶対に受け取らないように言っておいて!そうしたら君たちのスーツケースはヒースロー空港に出戻るから”と言いました。

最後まで”オッケー、”と冷静に対応していた喜一さん。
サンキュー!までつけちゃって、、、
喜一さん、あなた、本当に天国確定ですよ。

それにひきかえ、私ときたら、

”出戻るとか言ってるけど、はなっからヒースローに置きっぱだったんじゃないだろうね?

ああぁん?

とまだまだ鼻息が荒いのでした。

ふぅ。。おパンツ0枚確定ですか。。。

どこかで買わないとね、

、、、と、ここに来てようやくその気になった二人です。

でも、まあ、もういろいろ考えなくていいから逆に、すっきりしたね~とか言いながらレンタカーを返し、ホテルでのんびりとご飯を食べ、再びギュッギュっとおパンツを洗濯したエディンバラ二日目の夜なのでした。