KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

(2019年9月)ポルトガル旅行⑦

2021-09-15 11:02:01 | ポルトガル
さらりと「エッグタルト」の有名店を通り過ぎて、



我々が向かったのは、「国立馬車博物館」です。



一歩中に入ると、馬車だらけ!(当たり前)



お手洗い付きの馬車やら、シンデレラが乗りそうなかぼちゃの馬車っぽいのやら、、、









馬車だらけ〜

あ!お馬さんもいる!



、、と思ったら作り物

でも、博物館前には、



うふ。僕は本物ですぅ〜

本物の馬車が待機してました。

 馬車をじっくり見ることなんて滅多にないので、ここで馬車三昧できてとても楽しかったです。
(空いてるし、綺麗だし)

さて、この日はこれくらいにして本日の宿まで移動しましょう。



街中は人いっぱいです

ほっそい道を進んで行きます





だんだん無口になっていく喜一さん。

妻は知っています。

喜一さんが無口になっている=めちゃくちゃ楽しんでいる!(一人で)と言うことを。

喜一さんは狭い道やグネグネ山道を運転するのが大好きです。

リスボンの細い道が喜一さんを大喜びさせていたようです





狭い道ドライブを楽しんだ後、宿併設の駐車場に車を停めて、少し宿でのんびりした後、ぶらぶらと散歩に行きました。





この後、夕飯を食べて宿に戻る頃にはだいぶ暗くなりました。

リスボンは暗くても雰囲気たっぷりで素敵な街ですねえ



そして翌日

この日の夕方の飛行機でサンパウロに戻ります。

時間いっぱいまでリシュボアカードを使いましょう

、、で、素敵な建物を見ながら歩いて向かったのは



サンジョルジェ城です



リスボンを敵から守るために作られたサンジョルジェ城(要塞)はリスボンの街を見渡せる小高い丘の上に建っています

現在、場内は公園になっています



街並みがよく見渡せます



城壁も歩くことができますよ






片側の塀は低いので、落ちないように「あわわわ」となりながら歩きましょう



このサンジョルジュ城の敷地内には何故かクジャクさんが沢山いました。

いるのは良いのですけど、お手洗いに続く階段の入り口で集団で「圧」をかけてくるのはやめてもらえませんかね?







(下から上がってきたトイレ帰りの人間をビビらせてやるぜの図。)

クジャクさんの「圧」に屈することなくお手洗いに寄ることができました。

安心して次の場所に移動です。

歩いていたら素敵なテラスがありました



ここからの眺めも良いですねえ



そのまま坂道を降りていくと次々と横をケーブルカーが通り過ぎていきます



せっかくですので、



乗りました。

リシュボアカード持ってるのでね!乗らなければ。

、、といってもどこに向かっているのかさっぱりわかりませんので、適当に乗って適当なところで降りました

降りたところにあった教会にせっかくなので入ってみました、の図。



再び歩いていきましょう



さすがにトゥクトゥクはリシュボアカードじゃあ無理かな。

コメルシオ広場の勝利の門です。



門の先に続いている道の両端にはカフェやらいろいろな店舗が並んでいます

賑やかな通りですね



通りにあった手芸店で糸と布をいくつか購入して宿に戻りチェックアウトしました。

まだ時間があるので、空港に向かう前にもう一軒寄りましょうか

、、と向かったのは「国立アズレージョ博物館」です





教会を改装して作られた博物館内には15世紀から現代までの芸術的、歴史的価値の高いアズレージョが展示されています










キラッキラなお部屋もあります



キラッキラの窓際にもさりげなくアズレージョが。



なかなか広くて見応えがあります



あ!これはやっておかないと。。

この後、きっちりと顔をはめ込んで記念撮影に挑みました



素敵な「おもひで」になることでしょう。

館内には素敵なカフェもあります



たっぷりアズレージョ三昧して、この後、ようやく空港に向かいました。

空港でレンタカーを返すところがめちゃくちゃ混んでいて驚いたのも「良きおもひで」です。

ポルトガル、人々はとても優しいし、街はどこも素敵だし、食べ物美味しいし、、、

いつかまた行きたいなあ〜

(2019年9月)ポルトガル旅行⑥

2021-09-10 21:06:17 | ポルトガル
さて、リシュボアカードとはこんな感じのものです(唐突!)



我々は48時間のものを空港で購入し、バターリャの修道院から使い始めました。

翌日の午後まで目いっぱいに使ってやるのさ!と鼻息荒く、リスボンにやってまいりました。

リスボンでは路面電車もケーブルカーもバスも地下鉄も乗ることができ、入場無料や割引を受けられる美術館やモニュメントなどもいっぱいあります。(下の一覧はほんの一部です)



これを買わずして、リスボンを満喫できると思うてかー!
頭が高いー!!
ゼェゼェ、はぁはぁ

黄門様の印籠をゲットした様な気持ち。

リスボンはどこから見ていきましょうか?




まずは「アジュダ宮殿」に行きましょうー



アジュダ宮殿とは?

リスボンにあるネオ・クラシカル様式の宮殿。プラガンサ王家の王宮として建てられた
1794年に火災で全焼し、その後、バロックロココ様式の新しい宮殿に生まれ変わった。
1910年に軍事クーデターで王政が廃止され、現在は博物館となっている。(by ウィキさん)


まあ、何はともあれ、中に入ってその豪華さにビックリです











シャンデリアやら、椅子やらテーブルやら。
見るもの全てがキラッキラしてます



こんな可愛い食器も



あ!これは日本のものでは!



中国のものもありますねえ



ここは王国の式典が催された大宴会場。
現在もポルトガル国王主催の宴が開催されることもあるそうです。



きっとここで豪華なお食事を、キラッキラな食器で頂くのでしょうね



いやいや、見どころたっぷりですよ!なアジュダ宮殿
時間がいくらあっても足りません。

よっしゃ!今日はこれくらいにしといたるわ

次の地に向かいましょう。

リスボンは道幅が狭いですねえー

大きい車だと切り返しが大変かもーな場所が多くてドキドキしますね



はい、到着ー

ジェロニモス修道院です!



ジェロニモス修道院とは?ウィキさーん!

マヌエル様式の最高傑作と言われ、大航海時代の富を注ぎ込んで建築された。
完成するまでに300年もの歳月を費やした

ポルトガルを黄金時代へと導いたバスコ・ダ・ガマの功績を讃え、ジェロニモス修道院内には彼の棺が安置されている。

素敵な門もございます。



こちらがマヌエル様式の回廊と中庭です



う、、、美しい







ここにずっと座っていたいですね



サンタマリア教会もチラリと見て




そそくさと次の地へ。

リスボンには見るところがいっぱいあって忙しい〜

じゃん!

発見のモニュメントです
大航海時代を記念した記念碑です



見えているのは海ではなくてテージョ川です。

モニュメントを横目で見ながら川沿いを歩いて向かうのは、



はるかかなた先に見える「ベレンの塔」です

遠いな、、、しっかし。。。

、、と言う方には貸し自転車がいっぱいありましたよ!

我々は歩いていきましたけども!

、、、途中までね!

途中で道がなくなってねえ、、、



大廻りしたら行けそうだったけど、混んでそうだし、もういいやと言う気持ちになりましてね、

今、歩いてきた道を戻りましたー



、、で、先ほどの「発見のモニュメント」の上に上がれるって言うので(別料金。リシュボアカードではダメでした)

上から「ベレンの塔」を眺めました



途切れた道もよく見えますね

テージョ川と反対側の景色は、、と言いますと



さっき訪れたジェロニモス修道院が見えてますー
大きいですねえ。


ふぅ、、、さすがに足が疲れましたねえ

、、とか言いつつ、この後ももうちょっと観光行きますよー

(2019年9月)ポルトガル旅行⑤

2021-09-05 13:42:28 | ポルトガル
けふ、わたしはトマールに泊まーるのだな、、、などと冷え冷えとしたダジャレを思いながら眠りについた翌朝。

朝一番で「トマールキリスト修道院」目指して坂を歩いていきます。

12世紀にテンプル騎士団によって建てられた修道院は、かつて城塞だったので立派な城壁が続いています。





しばらく歩いて行くと、見えてきました!



近くで見ると迫力満点の建物です



中に入ると、、壁のアズレージョが可愛らしい「沐浴の回廊」や、




「墓の回廊」修道士さん達の墓所のようです、や、



これは何でしたかな?忘れてしまいましたが、天井の高い素敵な礼拝堂のような、、、



天井がすごくて口をポカーンと開けたまま歩く人続出です



綺麗なお庭



あ!テンプル騎士団!



、、と、次から次へと興奮しまくりな修道院ですが、この修道院の目玉とも言うべき、「テンプル騎士団の聖堂」は本当に素晴らしかったです



騎士団が戦いに行く前に馬に乗ったまま祈りを捧げられるようにと円堂になっています。



ここをお馬でパカポコと、、、

映画の1シーンのようですねえ



聖堂を後に広大な敷地内をウロウロ見学していきます





壁の彫刻もさりげなく素晴らしいのですが、どうにも気になった表情の彫刻達





お鼻どしたんや?

修道院達の食堂



こんな食器で食べていました



ここで煮炊きをしたのですかね



歩き回って足が疲れた頃にナイスタイミングで中庭にカフェを発見です



コーヒーをのみ、お手洗いもお借りして、そろそろお暇しましょう。

修道院は小高い山の上にあるので見晴らしが良いです



下まで降りてくると広場にも教会がありました



こんな素朴な外観の教会なのに、、、

中の入ると、彫刻が素晴らしくてワナワナしました。



ホテルに帰るまでの道



のんびりした雰囲気で良い街ですね



ホテルに戻り、チェックアウトをして、いざリスボンに向けて出発です



高速道路はガーラガラでした



ポルトガルのETC



さてさて、リスボンではどこから見ていきましょうかね?

またしてもリシュボアカードで入れるところを探しまくりますよー



(2019年9月)ポルトガル旅行④

2021-08-29 11:01:06 | ポルトガル
バターリャの後に向かいましたのは、
「アルコバサ」です。

バターリャからどれくらいで行けるのかな?と地図を見て、あーら!ビックリ‼️



オビドスからバターリャに行く途中に「アルコバサ」はあるじゃあねえですか、はっつぁん!

リシュボアカードで無料で入れる所を探した時に「あ!アルコバサ修道院も入れる!」と気づいたのが、まさかのバターリャでだったとはね。

引き返しちゃうほど「無料」ってのに操られてしまうとは、、、

リシュボアカード、恐るべし!

、、で、シュッとやってまいりました。

「アルコバサ修道院」です



建設には100年以上かかり、最盛期には1,000人もの修道僧が生活していたとの事です。



みんなで一斉にご飯を食べたであろう食堂



その横にあった洗い場



「王の広間」と言う名の広間



なんだか素敵な中庭



、、などを「ほぉほぉ」と見ながら進んで行き、この修道院の目玉(?)と勝手に思った場所へ



こちら王様の棺



そして、ずーっと離れた所に向かい合って置かれたもう一つの棺



こちら、イネスさんの。

二つの位置関係はこんな感じで。



「アルコバサ修道院」と言えばペドロ1世とイネスさんの悲恋のお話が有名らしく。

二人の悲恋についてはwikiさんをご覧くださいませ。

アルコバッサ修道院 - Wikipedia

wiki様いつもありがとう。

、、で、この、二人の足が向き合った配置はペドロ1世の遺言によるものだそうです。

なんでも、死者が蘇る最後の審判の日に蘇って起き上がった時真っ先にお互いの顔が見れるように、との願いからだそうで。。

王様、ロマンティックぅぅぅー
イネスもきっと泣いて喜んだはず。

、、と、そんなロマンティックなお話ですが、「え!でも妻の立場は一体?」って思ってしまった私は心が汚れているのでしょうか。。。。



悶々としながらアルコバサを後にして、次の地に向けて出発です。

次に向かうのは「トマール」

「トマール」までは?



50分くらいですね。

すいすいと車を走らせて、あっという間に到着。

この日泊まるホテル近くの建物



外壁の可愛さに悶えながらホテルにチェックイン

シャワーを浴びてから、ホテルのお兄さんおすすめのレストランに歩いて行きました。

橋の袂にある小さな食堂で



美味しい前菜を食べ、



ワインを飲み、おすすめされた料理を食べて



ご機嫌にホテルまでブラブラ歩いて戻ります







明日の観光も楽しみじゃわい、と思いながら素敵な夜道を歩いてかへりました。






(2019年9月)ポルトガル旅行③

2021-08-22 13:15:29 | ポルトガル
シントラを後に、我々が向かうのは「オビドス」です。
「オビドス」は中世の城壁で囲まれた小さな村で、その美しさから「谷間の真珠」と呼ばれたそうです。

ほほぉ。また「可愛ゆす」の嵐なわけですね?
楽しみです〜

シントラからオビドスまでは?



1時間ちょっとのドライブですね。

それでは行ってみましょう





、、で、辿り着きました。

城壁の近所にある駐車場に車を停めて歩いて行くと、



「ポルタ・ダ・ヴィラ」という大きな城門が見えてきました。

この城門の壁画が素晴らしいとの事ですが、我々が行った時は修復中で見ることはできませんでした



城門をくぐると、



白い壁の可愛らしい村の始まりです



お土産屋さんやカフェ、などが並んでいます。





「ジンジャーニャ」という果実酒がこの地方の名物らしいので、飲んでみました。

小さなチョコレートのカップに入った甘いサクランボの果実酒。

くいっと一口でいってしまったので写真はありませぬ。

この小さな村を囲んでいる城壁



、、に登ることができるそうなので登れる場所を探してウロウロしてみます。



あの教会の後ろに行ってみたら登れるかな?

、、と細い路地を進んでいきますが、





がっしりと金網があったりして登れません。

登り口わからないし、暑いし、、、、で、あっという間にギブアップ。

オビドスに別れを告げて次の地へと移動することにします。

次に我々が目指すのは「バターリャ」です。

オビドスからバターリャは?



約1時間のドライブです。

車が走ってる間に私はあるものを準備しますよー

あるものとは?

じゃーん!



リシュボアカードです!(ポルトガルの人が言うと「リシュボア」と言う発音でとても響きが可愛いです😍)

リシュボアカードとは?
こちらをお読みください。



ご覧いただけましたか?

「旅行者にとても便利なカードです」

、、と言われた日にゃあ買わない手はねえ!、、って事で我々は48時間カードを空港で購入したのです。

その「リシュボアカード」を次に行くバターリャから使い始める予定なので、ガッツリと手の中に準備しておきましたよ。

使い倒してやるぜぇーい。

、、、で到着しました。

バターリャ修道院です。



バターリャ修道院は1385年のアルジュバロータの戦いでカスティーリャ王国軍を破ったことを聖母マリアに感謝する為に建設されました。ゴシック・マヌエル様式の傑作として世界遺産に登録されています。



この修道院の建築には二世紀に渡り15人の建築家が携わったそうです。



修道院入り口からして既にすごいです。
聖人いっぱい!

よく見ると旧約聖書に出てくる王や天使、聖者や悪魔などがあるようです。
またしても首が痛くなりますね

中に入ってもこれまた素晴らしいです



ステンドグラスも綺麗



白い柱にステンドグラスが反射してるのも素敵ですねえ



、、、と豪華回廊を進んで行く我々にこの修道院のスタッフさんらしき方が
「もうすぐ衛兵の交替式が始まるから見ていくといいよ」と教えてくれました。



シーンとした中、カツンカツンと軍靴を鳴らしながら行進してきた衛兵さんと交替します。



真ん中に見える墓標は第一次世界大戦で亡くなった兵士の墓標だそうです。

厳かな交替式でした。

そろそろと歩いて、豪華な「王の回廊」に向かいます



綺麗!
お見事!

自分のボキャブラリーの乏しさを恨めしく思うほどです。







もう一つ別の回廊もあるのですが、そちらはひっそりと質素な感じです



歩いていくとまたしても素敵な建物が
礼拝堂のようですが、、



ここに天井はありません。



この礼拝堂は「未完の礼拝堂」です。

ジョアン三世時代までは建設が進んでいたけれど、途中で建設が中止になったり、リスボンで大地震があって損害を被ったり、、といろんなことがあって未完のままだそうです。

未完とは言っても、細部にわたって素晴らしい彫刻の数々です





この修道院をぐるりと見学しただけで、もう「お腹いっぱいだよぉ」なほど、感動しましたが、

忘れてはならねえ、リシュボアカードの存在を!

せっかくですので、リシュボアカードで入れる所に、また行ってみましょうかね、と
次の地に向けて出発することにしました。

バターリャ修道院、見応えたっぷりで素晴らしかったです。