日々徒然なるままに

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井戸の埋め戻し等のお祓いへ参りました

2023-01-11 19:08:09 | お祓い
こんばんは。
朝はかなり冷え込みましたが、その分日中はとても良いお天気になりました。




                        




                          




                         
                          (此方は今朝の月)
                        



いつもの外の様子があまりに暗いのは6時過ぎに撮ったからですね。
空にはまだ多くの星々が瞬く程、真っ暗でした。
それではいくら何でも写るまいと、この時間に写してようやくこれだけ撮れた感じです。
今日は昨日も書いていたように、うちからは少し距離のある場所の井戸のお祓いへ参りました。
10時にお願いしますと言われておりましたので、それに間に合うようにと車を借り出すつもりで、いつもよりかなり早く車屋さんへ
行くと肝心のお店の方がまだお越しになっておりませんでした;。
早いと言ってもお店に着いたのは7時半頃、もっとも本来は8時からの営業ですのでね;あまり文句は言えません。(当たり前だ)
まずは車を借り出して一度家に戻り、外祭(がいさい)用の祭壇やちょっとしたお供え物を積み込んで本格的に出発です。
この時点で既に8時20分頃。
せめて8時には出たいと思っていましたが、やはり準備等をしていれば仕方ないですね。
どのルートを通れば、なるべく朝の渋滞にはまらずにつけるかと無い頭を振り縛りながら考えますが、所詮どこもそう変わろう筈も無く。
というのか、あんたカーナビあるでしょうよ、と言われそうですが、此方のお店の車は当然カーナビが付いておりますが、この度
借り出した車両はいつものと違う為、カーナビの操作もよく分かりません。
いえ、実は普段からカーナビ自体をあまり使わないので分からないという方が正解でしょうね;。
ですので、此処へ至るまでを先日も下見したようにある程度は頭にルートを入れておいて出発するという感じです。
ともあれ家を出ましたが、早速街中まで来れば渋滞にはまり、こりゃ困ったぞ、此処でもう8時45分、現地までかなりまだあるのに
間に合うのか?と気を揉んでいました。
しかし街中を抜けて国道2号線まで来ると、それなりに車も多いのですがやはり流れてくれます。
そこからが不思議なほど順調に進み、結局9時半には現地へ着いておりました。
既に工事の方がお越しになっているかと思っていましたが、どうやら今日は私が一番乗りだったようでした。





                            
(車を借り出す為バスに乗るのにバス停まで行く途中 ここらへんでようやく夜が明けて来たようでした)




                             
(車屋さんから見た空)




                               





さて現場へ着いて早速祭壇等を設置するように準備します。
先日の下見の折には下草がかなり生えており、何処をどうお祓いするやら;と感じておりましたが、さすがに今日参ると大分草も
刈ってあり、地面そのものも場所によっては平らに均してありました。
後に聞けば30年程前か更に以前には此処へ家があったらしいのですが、今はその家屋すら跡形も無い状態でした。
それを言われると確かに敷地の側を取り囲むようにして木々が植わっています。
一番大きなものは松があり、幹回りは30センチほどはあったかと。
けれど既に主もおらず生えるがままとなっており、今回の宅地造成と共にこの松も切られることになるのでしょう。
その時は何とも思わなかったのですが今こうして書いておりますと、そこへ植わっている植物達は逃げ出すことも出来ず、このまま
切られるがままなんだなと感じました。
それを分かっていれば、そのような庭木伐採用の祝詞の上げようもあったのになぁと申し訳なく思いますね。
その敷地の一段上の場所に此の度のお祓いをする井戸と墓石がありました。
これも下見の折には草に埋もれて、おそらくそれがそうなのかとようやく認識出来る位でしたが、さすがに今日の時点ではそれらも
ちゃんと見えるようになっておりました。
墓石自体、これも多分当時は五輪塔という形にしてあったようですが、五輪と言える五つの石が既に無く、なんとか三つだけが
辛うじて乗っかっている状態でした。
その周りは、これもそうであろうと感じられる墓石らしき石がゴロンと幾つも転がっていました。
何の気配も無くなっている家屋ですが、井戸と墓石は此方の住人のものだったのでしょうね。
それらを重ね合わせると此方に居た人らは一体どうされたのか、今では知る由もありませんが、なんとも寂しい話ではあるなと思う
ものです。
しかし先にも書くように今のこの時点でようやくその事に思い至った訳で、お祓いへ参った折にはともかくこれからちゃんとお祓い
しなければと、そればかりを思って準備しておりました。
粗方用意し終えた頃に今回の依頼者である、いつもの業者さんが到着されました。
早いですねと言って頂けましたが、やはりきちんとしておかねばならなことですし、こういう事だけは自分でも真面目?だなと
思っておりますよ。(これを自画自賛というのだけど;)
そのうち施主さん?もお越しになり、私も装束を着けてお祓いを始めさせて頂きました。
この敷地のすぐ横には細い昔の山陽道があり、その脇を今は山陽本線が通っており、時折電車や貨物列車が通り過ぎる音がします。
それらの音にかき消され無いようにと声を張り上げますが、適おう筈も無く、むしろ此方の喉が声を出し過ぎて痛くなる程でした。
井戸のお祓いの祝詞の際にはまだそこまででもありませんでしたが、墓石の前で既に居ないであろう御霊等に向かい祭文を上げた
際には何処かしら喉がひりつくような感じを覚えました。
居ないと思しき御霊等ですが、何某かを訴えたい思いがあったのでしょうか。
頭の片隅でそんなことをちらりと思いながらも、依頼主さんらも全く縁のない人々の為にこうして拝んで元の場所へお戻り頂く事を
此方の御霊等もどうか聞き取ってほしいと述べながら鄭重に送らせて頂きました。
写真はお祭後に撮ったものですが、かなり離れた場所から撮ったせいか、祭壇をちゃんと入れて撮ったつもりが殆ど写っていません
でしたね、すみません。
ところで大抵このような井戸のお祓いの際には風が吹いたりするものですが、今日は殆ど風もなく、むしろ背中に暖かい日射しを
受けながら滞りなくお祭をさせて頂けたようでした。
無縁墓?となっていたものを思いがけず、こうして鄭重にお返り頂いたことを案外と喜んで頂けたのかなと思ったり。
何処までも青く澄んだ空を見ながら、改めて今そう感じております。




                             
(左端が五輪塔であったろうと思しき墓石)



                             




無事、今日のお祓いも済み、後は帰るだけ、ですが帰る前にもう一軒信者さんのお宅へ破魔矢と御玉串をお届けに参りました。
此度は此方のお宅の御事情で、弊神殿にて新年のお祓いをしておいてほしいとのことでしたので、それならば一応帰り道の途中だし
と思い、上記の物だけでもお持ちしようと立ち寄ることにしました。
しました、が今日の現場から此方のお宅への道順が今一つ分かりません;。
これまたカーナビが使えないオバサン;、グーグルマップで一応の検討をつけてみますが、途中の道があまりに住宅街が入り組んで
おり、とてもではないが難しいなと。
それならば、ある程度自分が分かる場所まで戻り、そこから行こうじゃないかと考えました。
結果として参らせて頂けましたが、帰宅して自分の通った道を今一度調べると、相当な大回りとなっているのが判明。
やはりこれはもっと頭を働かせねばなるまいて;と自分のおバカ加減に再び気づかせて貰えたこととなりました。
毎度ながら、いやはやで御座りますなぁ;。(笑)




                         




                           




                         





こんな感じで今日のお祓いは無事終わらせて頂くことが出来ました、有難い限りです。
明日はまた早くから会社の新年のお祓いへと伺わせて頂きます。

本日もこのようなブログにお付き合い頂きまして、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
コメント
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