
ダイハツの認証申請における不正問題について、大前提としてダイハツの責任が重いことは間違いありません。その上で言えば、ユーザーの「安全」と「利益」を守ることが最も大切です。ユーザーが不安になる安全性については、法規で定める性能基準がすでに確認されており、第三者認証機関の「テュフ・ラインランド・ジャパン株式会社」も同様に確認しています。過去に実施された自動車事故対策機構による自動車アセスメントの結果を見ても、ダイハツロッキー(姉妹車はトヨタ・ライズ)は衝突安全性能で5つ星を獲得しています。ミライースやムーヴ等多くの車種も4つ星です。実際、販売店も「すでに購入したお客さまには継続して使ってくださいとご案内しています」とアナウンスがされており、納車待ちのお客様には「未出荷の車両は納車できません。出荷再開のメドも立っていません。メーカーから明確な案内がないのです」と返答していました。ダイハツは今後の見通しについて、顧客と販売店に正しい情報をしっかり伝えるべきです。とにかく顧客を最優先にして、迅速に行動してほしい。今後のアナウンスが待たれます。
【ダイハツ】新たに174個の不正行為が判明、全車種出荷を一時停止。対象となる車種一覧
全90万件を精査した結果、174項目の認証不正が洗い出され、1件のリコール可能性も見つかっている。
また、ダイハツは第三者委員会による調査報告書をWebサイトで公表しており、
「調査報告書(概要版)」と「調査報告書」を誰でも見られるようにしている。第三者委員会による調査結果および今後の対応について ...
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