2010年後半に日本および北米で発売が予定される同車の名は「リーフ」。大気を浄化する作用を持つ「葉(leaf)」に由来するという。カルロス・ゴーン社長の「エミッションが少ないのではなく、エミッションがゼロとなるクルマを」という意志の下、生まれたクルマである。ボディは5人乗りの5ドアハッチバックで、コンパクトカー「ティーダ」ほどのサイズ。張り出した前後フェンダーやショルダーラインが特徴的だ。さらにヘッドランプやドアミラーの形状、リアのディフューザーからも、空力性能の良さが想像できる。インテリアにはブルーの照明が各所に配される。日産ではこの色をEVのアイコンカラーとして用いるようだ。コンパクトな独自開発のリチウムイオンバッテリーはフロア下に置かれ、居住空間にも配慮された。唯一の動力となるモーターは、80kwと28.5kgmという最高出力および最大トルクを発生。従来のガソリンエンジン車と同等の、高いレスポンスと運転の楽しさをピーアールする。充電はフロントの日産エンブレムが備わるフタを開けた部分から行われる。急速充電器を使うと30分で80%の、200Vの普通充電では8時間で満タンのエネルギーをバッテリーに蓄える。フル充電時の航続可能距離は160kmとアナウンスされた。EV専用となるITシステムを搭載することもニュース。到達可能エリアや充電ステーションの案内をするなど、運転者をサポートする機能を持つ。
北米マーケットをも視野に入れた世界戦略車らしい
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