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最恐の最新モデルがリリースされた”キーエミュレーター”ってご存知ですか?

2024年06月28日 14時54分35秒 | 仕事日記『車の業務編』

キーエミュレーターは、スマートキーの電波を利用してキーを生成するツールで通称「GAMEBOY」と呼ばれております
最新の盗難ツールと呼ばれている最恐機器に最新バージョンが登場
販売価格は15,000ユーロ(258万円)

スマートキーシステム搭載の車両はその場にスマートキーが無くてもドアハンドルを握るなどスマートキーの受付動作をとられると「スマートキーはどこですか? IDは何ですか?」という信号を車から送信します。通常はスマートキーが近くにあるので、即時認証となりますがスマートキーが近くにない場合でも信号が送信されてしまうので、キーエミュレータはその信号を受信します。この受信した信号からIDを生成しキーを模倣作成、結果ドアロックはおろかイモビライザーまで認証しエンジンが始動してしまいますので自走で盗難されてしまいます。手口として有名なリレーアタックの元となるマスターキーや、キャンインベーダーのように車体に手を加える手間すら要りません。この商品は建前上、オーナーさんがキーを紛失した際に緊急対策として、カギを開けエンジンを掛けれるツールとして販売されています。その為、まるで本物のカギがその場にあるかのように作動します。ちなみに適合車種は「ランドクルーザー300」「40アルファード&ヴェルファイア」「60プリウス」「LX600」「RX」「NX」など2022年以降のモデルにも対応しているのが最新の「GAMEBOY」です。またアップデート可能なツールということも判明していますので、今後発売される車両にも被害が出ると思われます。


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