染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

北海道ワイド周遊券とJR北海道の発表

2016年11月19日 | 店主の一日
学生の頃の旅行の定番といえば「周遊券」です。
指定区域なら、どこへでも、何度でも列車を乗り降りできるというもの。
ご存知の方も多いかと。

北海道旅行には欠かせないものでした。
行き来ににも急行の自由席も使えたので、上野からの急行八甲田で青森、青函連絡船で函館なんて使い方をした方も多いと思います。
道内では夜行急行を下りに乗って行って、途中で同じ列車の上りに乗り換えて発駅に戻ってくる「上川返し」「新得返し」「名寄返し」なんて言葉も実に懐かしいいです。〜これを思いついた時に「俺って!!天才だ!」と思ったのですが、北海道旅行のド定番でした〜
途中下車のハンコを駅で押してもらって、ゴム印でいっぱいになった切符は勲章のようでした。
まだ、周遊券ってあるんですかね?
そんな魔法の切符を一枚持って、遊びまわっていた頃がひどく懐かしいです。

JRが発足してもうじき30年になりますが、JR北海道は旅客減に苦しみ、現有路線の半分を現状のまま維持するのは困難と発表しました。
発表通りになると、北海道新幹線が札幌まで伸長する15年後には現在の半分の営業路線になるそうです。

反面、高規格道路はJR発足当時167キロが、今では1100キロとすっかり車に移動の主役を奪われました。
なんだか地図だけ見ていると「鉄道網」とは言えない感じです。
都市間移動さえ難しい感じで、観光や経済への影響は大きく、線路が無くなる町では更に過疎化に拍車がかかるのだろうなあと。

今年3月に北海道東部の留萌市に行く機会がありました。
深川から増毛までの留萌本線。しかし、実際に走っているのは深川〜留萌まででした。
留萌〜増毛間は雪崩の危険があるとの事で初冬から運休したままでした。
僕が行った時はその後の保守にコストがかかるとの事で、運休がそのまま廃線になる事が決まっていました。
線路の脇の道を歩いた写真があります。
深川から留萌駅まではキチンと除雪がしてあるのですが、そこから増毛に向かって数百メートルのところの踏切で除雪は終わっていました。

運休がそのまま廃線になってしまった留萌〜増毛。
ちょっと眠るつもりがそのまま凍死してしまったようで、ひどく気の毒な感じです。















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デザインと機能。

2016年11月19日 | 店主の一日
きはだやの玄関にぶら下げてあった靴べらが壊れました。(写真左の細長い方)


どう壊れたかというと、踵に靴べらを差し込むと軸から靴べらの部分が抜けてしまうのです。
ボンドでつけて直したのですが、やはりすぐに壊れてしまいます。
まあ30年近く使っているので、そんな事もあるですね。


新しくネットで見つけて、「まあ、いいかな」とか思って安易に買ったのがこちら。


でも使ってみると全く使い心地が悪いのです。
まず第一に長さが短いのです。
それなりに腰を曲げないと踵に入らないのです。
加えて、ベロの部分がなんだか厚くて、踵に差し入れにくいのと、厚くて違和感があります。
値段も安いし安易に買ってしまった事もあるのですが、ちょっと洒落たデザインにはなっているのかもしれませんが、全く使いにくいです。
しかも、一体型というか継ぎ目もないので、全く壊れそうもありません。

そうなると今度は捨てどきがわからないという代物になってしまいました。

ネットで買うにもきちんとした思案が必要ですね。。
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