染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

京都できものと男のきもの。

2016年11月04日 | 店主の一日
何せ、京都はきもの姿が多い、今まではきものを着ていれば我々の同業者と言うのが相場でしたが、今は観光客のレンタル。
レンタル店で着替えるとここまでの荷物と服をホテルに届けるサービスもあるようで、確かに都合がいい。
着たままホテルに行って、着替えてフロントに渡すとお店が回収してくれる。
実によくできている。街が小さいので可能なのだろうけれど、そう言うサービスに手を突っ込むのが関西らしい。
もう一つは男性のきものも多彩だ。
貸衣装屋に行って男のきものを探してもほぼ、黒紋付で、紬や色お召なんかはかなり少ない。
まぁ、貸衣装はフォーマル対応なので畑が違うと言えばそれまでだけど。
でもポリであろうとウールであろうと京都のレンタルにはそれがある。
今、マクドナルドのレジでぼくの前にならんでた男性は、紺のお召し調に鱗柄の羽織を着ていた。
さっき見かけた男性は茶の共濃いの羽織と長着。
女の子のきものは総じて強い色みではあるけれど、これがかわいいのであろうから仕方ない。
眉をひそめるのもナンセンスだ。
日本人でなく海外の旅行者にウケてる面もあるけれど、日本人も相当にいる。
案外とこの分野が一番、進んでいるのかもしれません。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする