ここのところ、「ありえない味」が市場を席巻しています。
売れているかどうかは知らないけど。以前に、こ子でも紹介しましたが、ナポリタン味のアイスバーも衝撃的でしたね。
全く人間が食べる味ではないように思えました。
そんな痛い目にあっておきながらも、目新しいというか珍奇なものを見つけると、つい手を伸ばしてしまいます。
年末に買って放置していたのはこれ。
「一平ちゃん ショートケーキ味」
全く想像もつきません。
クリスマスの頃に売ってたので、クリスマスコンセプトのカップやきそば。
パッケージはハレの日感満載です。
開けるとこんな感じに「かやく」が入っています。
乾燥したイチゴや何やら乾燥した豆腐の様な怪しげなものが見えます。〜生クリームのイメージのようです。
ケーキなんかに使ってある色付きの材料も入っています。
作り方は普通のやきそばと同じで、お湯を入れて3分だか5分、
かやくは後のせなので注意です。
調味袋のソースをかけるとバニラの匂いが広がります。
しかも温かい。 かなりヤバイです。
かやくを載せるとこんな感じです。
性格の都合上、袋を開けてバラバラと中身を空けたのですが、よく考えててみたら、もっときれいにデコレーションしたらよかったのかとも思います。
付属にマヨネーズがついていますので、これも一応かけてみます。
かなり危険な出来栄えになりました。
もう少し、キレイなも盛り付けのモノがないかとネットで探してみましたが、ほぼほぼ似た様な感じです。
で、食してみました。
そもそも生温かいケーキの味がする焼きそばが美味しいはずがありません。
しかも。もそもそと口の中に入ってきます。
バニラの顔りの油が口の中を脂っこくします。
マヨネーズと時々、あたる乾燥イチゴの甘酸っぱさが救いです。
それ以外は「変わったものを食べた」という以外に言葉がみつかりません。
すっかり時期を逃しましたが、こんな感じでチョコレート味の焼きそばもありました。
かなり喉を通りにくいしろものです。
昔、ある化学工場の人に聞いたことがあります。
当時はバラの香料を作っていました。担当の方の話に寄ると、人口の技術で存在すほとんどの香りはほとんどが合成可能だそうです。スーパーに行くと「さくら風味」のお菓子とか「スイカ風味」のお菓子が特集されていることがありますが、化学メーカーの人が「今年の夏のトレンドの風味はスイカ味」とかって決めて作っている恩恵なのかもしれません。
もっとも、ショートケーキ味が再現されているかどうかは実に怪しいところです。