染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

GINZA SIX | ギンザ シックス

2017年05月30日 | 店主の一日
先日、東京に行った時にGINZA SIX に行ってみました。
平日ではありましたが、随分な人出で、なるほど銀座一の混雑。
テレビでも紹介されていましたが、草間彌生のオブジェは大変な人気で、各所で写真を撮っていました。

なんだか掃除が大変そうです。
このGINZA SIX はもともとの銀座松坂屋があった銀座六丁目十街区と隣の十一街区を再開発してできた施設なので、
以前にあった銀座松坂屋より大きくなっています。

中に入って思うのは、松坂屋当時に比べてお客様の多いこと、多いこと。
もちろんビルが大きくなって、吹き抜けができて、明るくなって、草間彌生があって、話題性があって、お店が変わったからこれだけ人がくるのはわかるのですが、その本質的な違いはどこにあるんだろうと思ってしまいます。
松坂屋のビルはそれなりに老朽化をしていたので、そこに追い銭をして改装する効率の良し悪しはともかく、百貨店が魅力がないと言われるその本質はどこにあるのだろうと思います。

他にも旧有楽町そごうがビックカメラになって随分経ちます。
こちらは建物はそのままで改装したのですが、百貨店当時よりも賑わっているのも確かです。
でも、テレビの買い替え頻度も、冷蔵庫の買い替え頻度は、多分、靴やシャツの買い替えい頻度よりも低いのだと思うのです。
でも百貨店では成り立たず、電気量販店では成り立つのが、どうもピンと来ない感じです。

でも、GINZA SIX !行ってみると楽しいです。
ツタヤさんが本を売っているのですが、なんだかオサレな写真集や気になるエッセーが並んていて、つい買ってしまいそうになります。
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飯山線

2017年05月26日 | 店主の一日
今日は久しぶりに飯山線で新潟へ。
多分、一年以上乗ってない感じ。
跨線橋から見る列車はとてもかわいらしい。
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愛称について

2017年05月19日 | 店主の一日
愛称とかマスコットとかゆるキャラとか、割とウンザリな感じの店主です。

都内でも色々愛称を募集してます。

都電荒川線を「東京さくらトラム」と多くの人から呼ばれるようにするにはかなり難しい気がします。

「荒川線」の何が悪いんだろうなぁと。

役所の部局なんて住所と同じくらいの長さになるものもあるので、そっちを愛称化して欲しいものです。郵便が出しにくくてたまりません。
あはは。

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新宿京王今昔

2017年05月14日 | 店主の一日
新宿京王では新潟・長野物産展を開催中です。
お陰様で盛況。

多少の翳りが報じられますが、百貨店は消費と文化発信の中心と思います。
1970年代の京王百貨店の八階にはテレビの中継設備を備えた「ダイヤモンドホール」があって、当時はそこでは「アフタヌーンショー」の中継をしていたそうです。司会は桂小金治さん!川崎敬三さん!
スタジオが八階にあったのは、よく言われる「シャワー効果」を、狙ったものだったのでしょう。
今では機材も技術も大きく変化して、生中継はすっかり当たり前ですが、当時はスタジオの外での「生中継」と言うと結構な騒ぎだったのでしょう。
なんとなく、お昼頃の百貨店の様子がイメージできます。
今ではレストラン街になっています。

その頃を知る人は既に随分と少なく、今でもお勤めになってる長老に聞いた話。

きはだやの方はお陰様で好調。
「母の日効果」とは思えませんが、帯はよく売れているです。
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新宿京王 新潟物産展

2017年05月11日 | 店主の一日
今日から新宿の京王百貨店の7階大催場では「信州・越後 山の幸・海の幸物産と観光展」です。

新潟県だけでも結構と楽しいのですが、長野県の一緒って盛りだくさんでよいです。
きはだやも今回、ブースがございます。
「母の日のプレゼントにステキな帯でもないかしら?」なんてお探しの方は是非、新宿京王 7階大催場へお出かけください。
うん、更紗の帯とかなかなかよいですよね。
会期は5/16までです。
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宮本茂十郎と明石ちぢみ

2017年05月06日 | 店主の一日
先日、行われた宮本茂十郎祭の続きです。
毎年、5月3日の「十日町きものまつり」に先立って、お詣りがあります。

この宮本茂十郎に関しては同じ様な事を毎年、書いている気がしますが、毎年読んでいる人も少なかろうと、また書きます。

この人実はあまり素性がはっきりしません。

小千谷縮の祖「堀次郎将俊」は生年、没年ともにわかっている様で、小千谷市のホームページにも載っていいます。
1620年の生まれなので随分と昔の人です。

宮本茂十郎の碑の裏には「文政年間之人國産絹縮之元祖」「大正十二季九月 有志建之」「石工 新潟 倉田六治謹刻」とあります。

文政なので江戸時代も後半。生没ともにあまりはっきりしないようです。
「もじゅう」と云う名のようです。
十日町流に言えば「もじゅうさ」とか「もじゅうどん」とか呼ばれていたのでしょう。
明石からの苗字もない流れ者でちょうど神社の下あたりに住んだので、のちに「宮本」の姓がついたようです。
さらに「宮本茂十」では収まりが悪いので「茂十郎」になったと聞きました。


「透綾織」の技術を十日町に伝えて、いつの間にか、またいなくなってしまっています。
江戸時代なので、十日町で織られていたのは麻織物であったと思われますが、その後明治以降にになってその技術を使って絹による縮が織られるようになり、全国的なヒットと共に十日町を代表する織物になったと思われます。
僕が子供の頃は、「明石茂十郎」と言われていた気もしますが、元々、苗字がなくて神社の下に住んだので「宮本」と呼ばれる様になった程度なので「宮本」でも「明石」でもどっちでもいいのかも知れません。

茂十郎出身の明石に因んで「明石ちぢみ」と呼ばれるのですが、どこで教わったのか「兵庫県明石市で織られている」と認識しているお客様に遭う事もあり、ちょっと困惑したります。


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「チューリップ詐欺」 その後。

2017年05月06日 | 店主の一日
勝手に僕の妄想が花開いたばっかりに「チューリップ詐欺」と言われているのも気の毒な話ですが、
僕的には語呂もよく、それなりに面白いので「チューリップ詐欺」で定着です。

それでもしっかり満開になると満足感、ありありです。

多くはオーソドックスな赤ですが、時々、買えば結構高い八重も混じっていたりして、「まあ、いいかって」感じにさせられてしまいます。
詐欺に遭った人の殆どは詐欺にあった実感に乏しいそうですが、僕も同じかもしれません。
〜再度、申し上げておきますが、詐欺ではなくて僕の誤認です。

畑の一角に場所を整えてチューリップを植えたわけですが、僕が好きな庭はこんな感じ。
桜の木があって、そこに植えっぱなしなのか、大きなチューリップがまばらに咲く、ちょっと肩の力が抜けた感じの庭。
他にクロッカスや水仙も咲いてみたり。


十日町が永久にこの気候だといいのになあと思います。
常春の国。。   あはは。
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外焼き

2017年05月04日 | 店主の一日
連休はいかがお過ごしでしょうか。
僕は今日は休みで、家の裏にある畑作業をしていました。

夜は「外焼き」

僕はバーベキューが割と嫌いです。

いくつか理由がありますが、先ずは焼くのがヤケに忙しい。
焼いているといつの間にかみんながお腹いっぱいになってしまい、焼いたモノが残ったり炭になったり。
或いは、用意した食材がたくさん残ってみたり。
後は、片付けが面倒くさい。バーベキューセットを洗ったりなんとか、かんとか。



なので我が家ではバーベキューと違う「外焼き」を作りだしました。
バーベキューセットを使わず、七輪を使います。
七輪だと終わった後に洗う必要がありません。
畑に炭をひっくり返してお終い。

焼く場所が少ないので、焼くのものんびりです。
どちらかと言うと、焼く火を眺める事に主眼があります。
肉でなくてソーセージとかベーコンを焼きます。
後はこの時期ならではの空豆。
皮ごと蒸し焼きにするとたまらなく美味です。

このくらいだと皿も要らず、箸だけでもなんとかなって片付けも楽です。テーブルも出しません。

食べるモノが少ないので、割とのんびりできます。実際の夕飯は片付けた後で、面倒な事を言わずに家に入ってから食べます。

とろりとろりと燃える炭の火を眺めながらの初夏の夕暮れは心地よいです。
チューリップが満開だったり、今日の作業の成果が見えたり。


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宮本茂十郎の碑

2017年05月03日 | 店主の一日
きものまつりの朝はまず、「宮本茂十郎」碑にお参り。
織物組合理事長、市長様等々もお越しいただき。


十日町に透綾織を伝えたとされる茂十郎翁を御お参りします。
茂十郎翁の事はまたそのうち。

お参りが終わると本町二丁目のきものstyle caféへ。
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きものまつり 今日も晴天

2017年05月03日 | 店主の一日
きものまつりの日は大概、晴れます。
よきかな。

諸般の事情があって、半年ぶりのきもの。
腰紐が見つからなかったりとひと慌て。
でも、この季節のきものはよいですね。
湿度も低く。風も涼しく。

この時期に「初めてきものを着る」人はきっと、洋服とは全くちがう世界が見えるのではないかと。

ちょっと足袋が傷んでるですね。
きものは自家製。

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