今朝の新聞にSONYがレコードを再生産とでていました。
レコードしかない頃はそれなりに大切に聴いていましたが、CDになり、データになったらすっかり、その流行りに乗っています。
昔で言う「ジャケ買い」がCDになってコンパクト化したのも残念ですが、重くて場所をとるよりいいです。
でもあの重厚感が時々懐かしく。
The Rolling StonesのSticky Fingersなんてやっぱりレコードジャケットならではですね。
CDの音は、レコードの音に比べて「硬い」のだそうです。
あまりよくわからんけど。
僕がわかる違いはレコード針のチリチリ言う音くらいです。
先日、ステキなCDを手に入れました。
「バッハを讃えて」 カザルス、メニューイン、シゲティと名手の弾くチェロにバイオリン。
レコードを音源にしてCDを作ったらしく、リアルにチリチリと音がします。
そして長めの哀しげな音。
ああ、昔のレコードはこんなであっただったと。
でも、今聴く、マイスキーやヨー・ヨー・マ、千住真理子と比べても全く違う「音」です。
この前、ラジオで言っていたのですが、バッハにも(もちろん、他の作曲家であっても)その時代の流行りの弾き方、あるいは解釈があるのだそうです。ふ〜〜ん。
なるほど、物哀しく聴こえているのはレコードのせいではなくて、その時代の流行りの解釈や演奏でもあるのかと。
でも、たまにはこんなレコードのチリチリも悪くないです。
シゲティのAriosoがとても心地がよくて。
すいません。別にそんなに面倒をわかるわけではないのです。
たまたまラジオで言っていたことと、個人的な浅はかな感想を書いただけです。
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