染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

縦糸兄弟

2017年06月30日 | 店主の一日



久エ門君が大阪に持って行っているものと兄弟の反物。
同じ縦糸から作られたものです。
店主好みの女優のHさん。
彼女が着たらきっと似合うに違いないと、勝手にイメージして作りました。
これも店主の特権ですw

生糸の艶も紬の節もいい感じです。
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日没とざくろ

2017年06月29日 | 店主の一日
多分、今日あたりが一年で最も日没が遅いのではないかと思います。
梅雨らしく蒸し暑い日でしたが、夕方になったら涼しい風が入ってきます。
蛍の季節もぼちぼちですね。

雨さえ降らなければ〜結構、贅沢。第一、梅雨と雨はつきものです〜そんなに悪くありません。
会社の敷地のざくろの花が咲いています。このざくろの「オレンジ」って結構、微妙な色です。
なんとなく、安っちいプラモデルみたいな感じ。


この薄ぼんやりした時間ってステキです。
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レコードの復権

2017年06月29日 | 店主の一日
今朝の新聞にSONYがレコードを再生産とでていました。

レコードしかない頃はそれなりに大切に聴いていましたが、CDになり、データになったらすっかり、その流行りに乗っています。
昔で言う「ジャケ買い」がCDになってコンパクト化したのも残念ですが、重くて場所をとるよりいいです。
でもあの重厚感が時々懐かしく。
The Rolling StonesのSticky Fingersなんてやっぱりレコードジャケットならではですね。

CDの音は、レコードの音に比べて「硬い」のだそうです。
あまりよくわからんけど。
僕がわかる違いはレコード針のチリチリ言う音くらいです。

先日、ステキなCDを手に入れました。

「バッハを讃えて」 カザルス、メニューイン、シゲティと名手の弾くチェロにバイオリン。
レコードを音源にしてCDを作ったらしく、リアルにチリチリと音がします。
そして長めの哀しげな音。

ああ、昔のレコードはこんなであっただったと。
でも、今聴く、マイスキーやヨー・ヨー・マ、千住真理子と比べても全く違う「音」です。

この前、ラジオで言っていたのですが、バッハにも(もちろん、他の作曲家であっても)その時代の流行りの弾き方、あるいは解釈があるのだそうです。ふ〜〜ん。
なるほど、物哀しく聴こえているのはレコードのせいではなくて、その時代の流行りの解釈や演奏でもあるのかと。
でも、たまにはこんなレコードのチリチリも悪くないです。
シゲティのAriosoがとても心地がよくて。

すいません。別にそんなに面倒をわかるわけではないのです。
たまたまラジオで言っていたことと、個人的な浅はかな感想を書いただけです。


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あべの近鉄。

2017年06月28日 | 店主の一日
いまはすっかり「あべのハルカス」の呼称のほうがメジャーになりました。
昔は略して「あべきん」なんて呼んでいたのですが、今はどうなているのでしょう。

今日から7/4までウィング館9階催し場で「日本の職人店」を開催中です。

夏のきものも揃えて久エ門くんが行っています。
その昔は僕が行っていたこともあるのですが、迷路のような従業員通路を通って催事場に行ったのを覚えています。
もう、すっかり雰囲気も変わったのでしょう。

久エ門くんの軽快な産地トークがみなさまをお待ちしています。

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枇杷の季節

2017年06月28日 | 店主の一日
梅雨になると枇杷が店頭に並びます。
枇杷って美味しいですよね。
十日町でもびわの木は見かけるのですが、気候のせいかどうも実をつけません。
東京や京都に住んでいた頃に、庭木に実がなっていて、ひどく羨ましかった記憶があります。
京都にいた頃には、丁稚先の会社の奥さんが向かいのお寺からもらって来てくれたり。
ありがたいです。

昔はクッションを敷いた箱に粒ぞろいに並ぶ枇杷しかなかった気がしますが、最近が割と「ざっくり」した枇杷を売っているがします。

どんな果物でも一年中食べられる昨今ですが、枇杷はこの時期しかみかけない気がします。
甘いでもなく、すっぱいでもなく。
そんなぼんやりした味がこの季節にはよく合います。
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関口画伯の事。

2017年06月26日 | 店主の一日
関口画伯とは私の父。
別にプロの絵描きでは、もちろんないのですが、その熱意はなかなかのもの。
光風会 http://kofu-kai.jp/ の公募に絵を出して、ありがたい事にここ数年、入選をしています。
光風会の絵画展に行くと外国の景色や国内の景勝地を描く方も多いですが、関口画伯が描くのは十日町の人にとっては
ごく当たり前にも見える十日町の景色。
山を散歩して見かけるような風景です。

以前に画伯に聞いたことがあります。
「絵の題材は何がよいのでしょう?」

「やっぱり、自分が見て美しいと思ったものだね」

画伯は映画「風と共に去りぬ」が好きだそうです。
第二部の終わりでスカーレットは言います。
「私にはタラがある。タラへ帰ろう。」

土地、もしくは郷里への愛情を感じるのです。

金曜日は新潟県民会館へ「光風会新潟展」を見て来ました。
力作ばかり。

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多少の犠牲は止むを得ない。

2017年06月23日 | 店主の一日
映画を見ているとこんなセリフを時々聞きます。

先日、きはだやの裏の欅の木の枝下ろしをしました。
三年ぶりらしいです。なんだか秋の落ち葉を掃いていると、もう10年も構っていないかと思うほどの落ち葉です。
作業が終わったあとはこんな感じ。


すっかり丸坊主です。

欅の下にはタチアオイが群れて咲いていました。
この作業前にも金井さんが、タチアオイを残して、根元のドクダミだけきれいに抜いてくださっていました。
しかし。。

気持ちよく枝を落とした後は、ちょっとした惨状。。


せっかくきれいにしてくださったのにすいません。
まあ、でも枝をドカドカ落とせばこうなる感じです。
「多少の犠牲は止むを得ない」


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ホームページ 一新

2017年06月21日 | 店主の一日
別に夏至だからと云うわけではないのですが、ホームページを一新しました。
久エ門くん、すげえなあ。。



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憂鬱の先延ばし〜夏至によせて

2017年06月21日 | 店主の一日
今日は夏至です。
きはだやマニアの方(そんな感じの方がたまにいらっしゃるのです)からすると、「あぁ。また、そのネタですか。。」
みたいな感じです。
また、会社の中でも奈々子姐さんあたりが「今日は夏至ですね。イヒヒ」みたいな感じ。
明日から日が短くなるというのはどうもいけません。
今は夜七時頃まで明るく、風は涼しく心地よく。
こんな季節が一年中、続くような町に住みたいものだと思います。
これから夏に向かってよい季節だと云うのに、日暮れが早くなって行くのは実に理不尽です。


さて、地球の地軸というのは公転の法線に対して約23度の傾きがあります。
これが作用した結果であるようですが、
夏至は日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日であるのですが、「日の入り」がもっとも遅いのは実は今日ではありません。
正確な日にちはわからないのですが、どうも夏至よりも一週間から十日ほど後のようです。
毎年、なんだか冴えない気持ちで夏至を迎えていましたが、数日後に迫るとは云え、まだ、これからも日暮れが遅くなるのはそんなに悪いものではありません。

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機のおもりと今日から梅雨入り。

2017年06月21日 | 店主の一日
この季節になると、新潟県が北陸なのか東北なのか、あるいはそれ以外なのかが議論になります。
新潟県は「甲信越地方」に入りますが、先週、梅雨入りしたのは「関東甲信」までで、新潟県は遅れて今日から梅雨入り。

風の強い日です。
外にでて戻ってきたらのれんのおもりが外れて、四股を踏んでいるみたいになっていました。

京都での丁稚を終え十日町に戻ってきて、何かきはだやをアピールできないかなあと思って、京都にあった縦のれんを真似て作って、これで四代目になります。
のれんのおもりになっているのは織機のおもり。
鋳物でできていて、大小の違いはあるものの、概ね、同じ形。


織機が使えなくなってしまうと、鉄くず屋に一緒に出されてしまうので、機の錘も一緒に出されてしまいます。
町の中にたくさんあると思っていたものですが、気づくと随分、減ってしまっています。

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