染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

下駄のオサレ

2017年03月25日 | 店主の一日
今週は町田の小田急百貨店さんでの催事をしております。

きはだやでは新潟物産展と全国の職人展の概ね二つの催しに出店していますが、今回は職人展です。

久ヱ門君が行っているので下駄の品揃えもいいかと思います。


羽織の裏に凝るのはよく聞く話ですが、下駄の面に凝るのも一興かと思います。
下駄の面も履いている時には見えないのですが、下駄を脱いだ時に面がでてくるのもカッコイイです。
個人的にはこんな赤の麻の葉っていいかと思います。


27日月曜日までの開催です。
どうぞ、お越しをお待ちしています。
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お金を出して問題を問われる政治家

2017年03月18日 | 店主の一日
先日の教育勅語の話といい、今日のネタといい、店主のこの問題に対する興味の強さが伺えますw

次々と登場人物が出てきたり、発言が二転三転してきてさっぱり収拾がつかなくなってきていますが、この二三日でできたのは学校側が「総理大臣から100万円もらった!」との発言。
これはビックリですし、野党もここぞとばかりに色めき立っている気がしますが、冷静に考えると不思議な話です。
政治家はどちらかと言うと「お金をもらって見返りに便宜をはかる」のが仕事みたいなもので、「お金を出して」問題になるなんて話はあまり聞いた事がありません。〜お金を出して問題になるのは靖国神社の玉串料くらいなものでしょうか??
この話題はとにかく不透明な話が次々と出てくるので、なかなか面白い。
情報が極端に少なくて、ピタリと蓋をされてしまった「正男くんの暗殺事件」よりも話が続きます。
小学校の用地が格安で払い下げられたのが発端ですが、「お友達」だから頼まれて夫人が名誉校長になったり、講演その他の関係も含めて教育思想に共感して設立に100万円の寄付をしているとしたら、これこそ全くの「お友達」です。
自らの内閣を「お友達」と揶揄され、更に今回の学校法人との関係も「お友達」であるなら政治家の便宜供与も新たな方法ができてた感じです。

お金を出して問題になるのは政治家よりも行政の方かと〜補助金を出してその先に天下るみたいな。あはは。
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50歳 三浦知良のゴール!!

2017年03月13日 | 店主の一日
50歳にして現役の三浦和良がゴールを決めた。
あの激しい動きのスポーツで50歳でプロ選手をするって大変な努力がいるのだと思います。

Jリーグの黎明期を経験している数少ない選手です。
ベルディ当時の三浦選手ってなんだかサッカー以外の話題も多く、なんだかな〜〜みたいな感じでした。

あまり好ましく思わなかったのですが、最近の三浦選手はよいですね。
この前、本を読んでいたら、話題はともかく、若い当時でも体調管理等には相当にストイックに取り組んでいたのを知りました。
そう、当時の「なんだかな〜」は誤解でした。

今の三浦選手を見ているとサッカーボールを追いかけるのが好きでならないサッカー小僧のままのように思えます。
50歳になった今も引退については言及をしていません。
受け入れるチームがあればJ2だろうが、JFLだろうが自分がサッカーをしたい間はどんなチームででも現役を続けそうに思えます。
そんな真摯な様子を応援してしまいます。
今期もかつやくするとよいなあ。







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教育勅語

2017年03月09日 | 店主の一日
最近、何かと話題の教育勅語です。
僕が京都での丁稚を終えて十日町に戻った頃だったと思う。母方の祖父から荷物が届きました。
十日町に戻った祝いにと届いたのは額に入った教育勅語。
「朕惟フニ、、、、」  〜横書きになっているとなんだか別の文章みたいです。
  に始まり御名御璽。



残念ながら、一度も飾った事はないのですが、菊の御紋と何よりも祖父から送ってきていただいた有難さからきちんと包んでしまってあります。
もう一つは、読んでみてそれほど悪い事が書いてあるように思えなかったから。
 〜そもそも、「祖父が送ってくれたから」という理由で大切にしているあたりが、既に教育勅語的であるかもしれません。

幼稚園で諳んじる事の是非はともかくとして、読んでいてそうトンチンカンでもないように思えるのは、僕の思考が昭和に侵されているからかもしれません。
あるいは背景的に理解できる「父母に孝ニ」から「國法ニ遵ヒ」くらいまでしか読んでいないからなのでしょう。

「朕惟フ」も「義勇公ニ奉シ」もリアルに理解できていないから程よいのかもしれません。


今話題の学校法人ですが、何年間前の幼稚園児が運動会で総理大臣を賛美したり、安保法案の成立を喜んでいるビデオがニュースで流れましたが、
あんな事をしていたら、早々に保護者なり、あるいは近所の人が面白がってYouTubeにでも上げて話題になっていてもよさそうですが、
今まで知られなかったことの方が不思議です。
コンビニのアルバイト君が冷蔵庫に入るよりもよほど面白い。
あはは。



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札幌三越 新潟物産店

2017年03月09日 | 店主の一日
三越札幌店での新潟物産店は今日が二日目です。
会期前に展示していただいた自然布もなかなか好評のようです。

写真は藤布。藤の蔓を割いて繊維を取り出し糸にしたものです。

絹にせよ綿にせよ、糸は効率的に均一に作られるのが望ましいのでしょうが、それで失われてきたものも少なくありません。
「絹でも綿でもいい材料があるのだから、わざわざそんなものがなぜ必要なんだ?」という考えもあると思います。
そもそも、効率がよくて均一なものを作る努力をしてきたのですからねえ。

どんなものでもそういった合理性だけでは片付かないよなあという気がします。
自然布というのは効率の対極にあるものかと思います。
もちろん、きものも効率とは対極にあるものと思います。
そんなところに惹かれるのがきものであったり、こういったものづくりであるのかもしれません。
効率の先にはない温かみを感じます。
どうぞ札幌三越の新潟物産店会場にお出かけください。


他にもこんな感じ。


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春の味覚

2017年03月05日 | 店主の一日
今日も好天でした。
屋根に載っている雪が解けて落ちる音がとても心地よい日でした。
まだ三月初めなので雪の日もあります。それでも日差しが暖かく、確実に春に近づいています。
スーパーにはホタルイカが並びました。
春の味覚です。
季節のうつろいを感じる事ができるのはとても幸せな事と思います。
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ホースヘアーの帯

2017年03月02日 | 店主の一日
自然布を揃えての新潟物産展の会期も近くなりました。
会期中には十日町からホースヘアーの角帯も持っていきます。
軽は絹糸ですが、横糸にたてがみを織ってあります。

絹糸とは違う独特の張りがあります。
尤もたてがみのみでは長さが50センチ程度でそれだけを繋いで織ることは難しいので糸を絡めています。
これも自然といえば、自然です。
これもそうそうは出てこない珍品です。
男のきものはどうしてもモノが少ないので他の方がお召しのものと被ってしまいますが、これをお持ちの方はそういないのではないかと思います。


札幌三越の新潟物産展、きはだやコーナーに登場です。ぜひ、お出かけください。
3/8〜15です。
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初めて見た有名人は「ムッシュ・かまやつ」

2017年03月02日 | 店主の一日
僕は十日町で高校を出て東京に出るのですが、東京で初めてみた有名人はムッシュ・かまやつでした。
渋谷西武の角に怪物ランドの赤星昇一郎(確か、大きな星のプリントをしたシャツ)と他の二、三人で立っていました。
真っ赤なジャケットと濃い顔と長髪のかまやつ氏とつるつる頭の赤星氏は人ごみの中でも随分、目立った。
ろくすっぽテレビを見ない僕でも一目で分かった。
あ〜ぁ、東京ってテレビの中の人がこうして、町を歩いているんだなと思った瞬間でした。
その時のことは時々思い出します。
そして、あれはどういう組み合わせだったのだろうと。

根っからのフォーク小僧でしたが、かまやつひろしとなると一世代前。
実際のところはあまり知らないのですが、今日のポップスの先駆けみたいな存在が鬼籍に入るのはなんだか寂しいですね。

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弥生三月

2017年03月01日 | 店主の一日
今日から三月。
障子越しの光も随分と春めいてきました。
子供の頃は雪そのものも多かったし、生活道路には雪が詰まっていたので、一階部分は真っ暗でした。
真っ暗なところに日が差してくるとそれだけで春を感じました。

こんな日が何日か続くと(もう、二、三日続いていますが)「ぁあ、これでもう雪の心配はないなぁ」とか思うのですが、
そんな事はなくて突然に40cmくらいの雪が降ったりします。

十日町ってそんなものです。

でも吹く風も日差しも暖かくなって、30センチ降ろうが40センチ降ろうが、消えてゆくスピードの速さの方が勝るので
あまり気になりません。

そう思うと、今年の雪も1月15日近辺にまとまって降った時だけな気がします。
   〜あれは困ったけど〜

町を歩いていて「さんよ」のポスターを見かけました。
もう春ですね〜〜。
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