岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

ここ掘れワンワン!

2010年04月16日 | 日記
新店予定地はれんげに蔽われて春の装いです。
専門的には納税猶予地と呼ばれる相続税が絡んだ法律によって20年間農地として維持されてきた土地です。 

その地の納税猶予が今年に満期になりいくつかの手続きを行なうことによって農地から宅地に地目変更を行なうことによって はれてお店の着手ができるわけです。

20年間恋焦がれた土地です 農地のままであり続けてくれたお陰でいろいろな挑戦が出来ました。 その地が手に入らないから新しい可能性を求めて異業種のスキーチューンアップという仕事にも挑戦しました。 また中古専門店にも挑戦しました。 スゴウ店の出店に踏み切ったのも隣の土地が田んぼのままでいてくれたからです。  スキーと中古専門店はすでに店じまいをしていますが いろいろな教訓を得ることが出来たのも挑戦したからであり決して無駄なことではなかったと思います。

そのような経緯を経て恋焦がれた土地に コーティング専門店をしようとするのは これもお導きです 「もし」は禁物です 全てはこのために準備されたのでしょう 今はそう信じるのみです。


店の立地という問題は大変難しい問題です 全て他人様の土地ですから私の思い通りになる事など本当に少ないものです。 無名に等しい零細企業でありますから幾ら恋焦がれても条件的に断念したりせざる終えない場合が多いのですが 20年間の恋心は天に通じたようで地主様からは内諾を得て仮契約も済ませているいまとなっては 現状田畑である土地に向かって植物にも昆虫にも鳥にも店舗にするお願いをしなければなりません 彼らにもきっと意思や思いがあるでしょうからこちらからお願いしなければなりません。

れんげさんタンポポさんすずめさん昆虫さん 今年いっぱい大いに装ってくださいね 来年には田畑から店舗に変わらせてしまいます そこできっと今より大勢の人たちに喜んでいただけるお店にするから最後の装いを楽しんでください お願いします。 と 言わずにはおれません。  

氏神様にお願いしその了解があってこの話は進んだはずです その地で生きとし生けるもの全てに話しかけずにはおれません。

その地に20年間私たちは試されて鍛えられたのかもしれません。 そしてようやく許しが出てお店を出して新しい商売に打って出る起業を迎えます。
人智を超えた計らいを感じ ありがたさがつのる日々です。