『和菓子のアン』

全国各地で感染症が猛威を振るっている今日この頃・・・。
皆様お元気でしょうか？

我が家は、今のところ皆元気でいます。

わんこナナが、またアレルギーから来る膿皮症という病気でペットクリニックに通院していますが・・・



ところで、久しぶりに読書記録です。

＜『和菓子のアン』坂木司著　光文社文庫刊＞




坂木司さんの作品はどれも、とても読みやすく、引き込まれてしまう不思議な力を持っていますね（笑）

今回の作品は、高校卒業後の進路が決まっていない女の子、杏子がデパ地下の和菓子店でアルバイトをし、段々と成長し和菓子の知識も身につけていく・・・という内容です。

『シンデレラティース』や『ホテルジューシー』に通じるものがあるかもしれません。
（上記の２作品は、大学生であり、夏休みのアルバイト・・・と言う設定でしたが）

和菓子をテーマーにちょっとした謎解きも組み込まれていて楽しめます。

私は、あまり殺人事件などが多発するミステリーは好きで無いので、こちらのような作品がとても好き。

良く調べて書いているな・・と思える和菓子の専門的なことも知ることが出来ますよ。デパ地下で和菓子を買いたくなります

とにかく読みやすいので、読書初心者の方にもおすすめです。