昨年来、何度か報告してきた、
我がサーキットオフィスの学校統廃合問題ですが、
(詳しくは以下のリンクを参照下さい。その1、その2、その3)
今年に入って大きく進展があったので、報告します。
前回保護者を呼んでおきながら、
説明会に来なかった州政府のお役人たちではありましたが、
その後、提案を拒否する保護者を無視して、強硬に話を進めていきました。
州政府からの提案(リンク3より再掲)
①現在の小規模校を廃校して、一つの大きな学校に統合。
②新たな学校は、全寮制。食費、寮費は、州政府負担。
月に一度の自宅までの送迎がつく。
③新学校は、来年1月より運営開始。
新年度初日、
各FarmSchool(農村小規模学校)に教員が行かないように指示して、
新学校の運営を予定通りにはじめました。
この国の子どもたちは、学校登録制なので、
日本のように自動的に学校があてがわれません。
そのため、一時的に
子どもたちが学校にいけない(登録できていないので)事態が発生しました。
結果、保護者たちは、現状を打破するには、
不本意ながら受け入れる以外に方法がなくなりました。
ただ、もともとFarmで働いている
低所得者の保護者の方が多いため、
一部の保護者が子どもを学校に通わせることができなくなっているようです。
さて行政側はこの現状にどう対応するのでしょうか。
新学校が私の所属するCircuitではないので、
今後、情報が入りにくくなるのは、少し残念です。