懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

そっと嬉しい

2004-07-16 00:55:25 | Weblog
昔凄く好きなギャグマンガに、どこが面白いのか全然わからないネタがありました。

アンドロイドが壊れた二の腕を右手で押さえて、「イシャはどこだ?」って。
そんだけ。

当時中学生だった私は、笑いのツボがわからず、???という感想を抱くのみ。
そんままずっとスルーしてました。

昨日、以前から気にしていたつげ義春のネジ式を読む。
すっごく良い。
金太郎アメのシーンとかコマ割とか夢のような世界観とか、当時こんなマンガを描くってことはどれほど斬新なことだったのだろう。
マンガの内容そのものにも、つげ義春という人間にも一気に惹かれてしまう、とにかく傑作だと思いました。

それはさておき。
イシャはどこだ、の元ネタはこれでした。
うはーつげかー。
好きなマンガの元ネタを見つけたときの喜びを噛みしめる。

別のマンガでは青虫の背中にリンゴがささってるのが???でしたが、その後カフカの変身を読んでこれかー!ということが。
こういうのってちょっと感動してしまいます。
私だけでしょうかね。

どっかの夏文庫のポスターで、女の子が本読んでて「あ、このセリフ、あいつが言ってた・・・」みたいなのが飯田橋にでかでかと貼ってあるんですが。
それはちょっとイヤだ。

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