懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

つれづれなる文節

2004-10-19 17:41:14 | Weblog
西日が良い感じに傾き、おなじみボス看板の描かれた影といい具合だったので、ぱしゃり。
ハシゴの影が中々リアルに撮れました。
人物を描いた騙し絵をさらに写真に撮るってのは不思議なモノですね。
何がオリジナルで、どこが制作でどこが複製だかよくわからなくなる。

マン・レイが何度も自分の作品を撮影したり複製をつくって再制作を続けたのも、やはりどの時点を見せるかという視点、時の流れ、場所性などに疑問を投げかけていたからでしょう。

つうわけで、埼玉県立近代美術館に行って自称なぞの人、マン・レイ展を観てきました。
結構写真の印象しか持っていなかったので、ブロンズや絵画などの密度ある展示にびっくり。
とても新鮮でした。
それでもやはり写真が多いことも相まって、作家の私生活や交遊関係がわかり易い展示に満足。
十分に楽しめました。
結構おすすめです。

余談ですが、騙し絵は美術用語でトロンプルイユ。
トロンプ・ルイユ(trompe-loeil)。
ずっとトロン・プルイユだと思ってました。

昨日は友人とがんもどきの文節で、「がん・もどき」か「がんも・どき」かで喧嘩。
あと「ちくわ・ぶ」か「ちく・わぶ」か。
つまり夕飯はおでんだったという話ですが。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿