コーヒーを飲もうと思って給湯室に行った戻り際に、会議室の中にぽつねんと一人で座っている室長と目が合いました。
「おう、元気か?」
1時間前まで一緒に会議してたじゃないですか。
ああ、暇なのね。
打ち合わせの相手が資料を取りに行ったのを待っているのだそうです。
こうして微妙に暇な上司にうっかりつかまりました。
「M先輩(なんつうか、あざとい人)と二人きりで打ち合わせなんて、何か企んでるんじゃないんですか?」
適当に話しを振ったら、
「お前、企みって熟語で何ていうかわかるか?」
とからまれました。
さくっとデスクに戻れば良かったよとほほ。
「権謀術数?」
「ばか、奸計だろ。女が干すんだよ」
そして女編は良くない意味の漢字が多いと言われ、でも好きは女の子って書くじゃないですかとか言い返し、会議室のホワイトボードに色々な女偏の漢字を書きなぐっているところにM先輩が戻って来ました。
「・・・なんか、ボードに怪しいことがいっぱい書かれているけど、何の話し?」
確かに怪しかった。
早々に会議室を出て、なんとはなしに反省しました。
コーヒーはケチらずに買ってこよう。
「おう、元気か?」
1時間前まで一緒に会議してたじゃないですか。
ああ、暇なのね。
打ち合わせの相手が資料を取りに行ったのを待っているのだそうです。
こうして微妙に暇な上司にうっかりつかまりました。
「M先輩(なんつうか、あざとい人)と二人きりで打ち合わせなんて、何か企んでるんじゃないんですか?」
適当に話しを振ったら、
「お前、企みって熟語で何ていうかわかるか?」
とからまれました。
さくっとデスクに戻れば良かったよとほほ。
「権謀術数?」
「ばか、奸計だろ。女が干すんだよ」
そして女編は良くない意味の漢字が多いと言われ、でも好きは女の子って書くじゃないですかとか言い返し、会議室のホワイトボードに色々な女偏の漢字を書きなぐっているところにM先輩が戻って来ました。
「・・・なんか、ボードに怪しいことがいっぱい書かれているけど、何の話し?」
確かに怪しかった。
早々に会議室を出て、なんとはなしに反省しました。
コーヒーはケチらずに買ってこよう。