猫跨ぎ

猫も跨ぐほど、不味い魚をさして「猫跨ぎ」と言うそうです。
魚にしてみりゃ屈辱でありましょう。
心中お察しします。

しかし、猫に跨がれるのって、いいよね。
お腹の柔らかい毛が、ふわふわと触れて。

とはいえ、世の中にどれくらい、猫に跨がれる飼い主がいるのだろうか。
ちょっと心配だ。

漢字ご存知

紐育って、読めますか？
読めません、すいません。

ニューヨークのことらしいですよ。
ちなみに映画ファンにとっては一般常識なんだそうです。
なんでも昔「踊る大紐育」という映画が流行ったからとか。
知らなきゃ読めないって。

外国の国名や地名って音で強引に当てた漢字が多いので、
美しい漢字の由来なんてまるで無視、
しかも大概知らなきゃ読めません。
土耳古とか。
使ってる漢字は小学1年生レベルなのに読めないこの悔しさ。

その点、ハリウッドは偉いと思う。
聖林。
ホーリー+ウッド。
やっぱり知らなきゃ読めないけど。
あと、正しくは聖木だと思う。

田舎人

平日の午前に上野公園に行くと、大量の修学旅行生（しかも中学生が多い）
が前へ倣えとかしているのに出くわします。
上野公園が広いとはいえ、田舎のグランドとは違うので、
あまり律儀に整列させるのもどうかと思いますよ先生。
平日の昼間に公園にいる私もどうかと思いますが。

先日、公園内を歩いていたら、数人で自由行動中の中学生が後ろに。
とにかく声がでかくて、若さハツラツでありますよ。

「なあなあ！東京って、ホントに田んぼ無いのな！」
「ホントだ！田んぼ無え！」
「そんなこと言ってると田舎人だってバレるぞ！」
「俺たちイナジンだ！」
（爆笑）

無意識か否かは測りかねますが、
自らを「田舎者」ではなく「田舎人」と言う辺りに、
大声で田んぼを探しつつも背伸びしちゃいたい年頃を感じ、
大変よろしゅうございました。
あと、何でもかんでも略せば爆笑、というのも中学生らしくて100点。

って、偉そうなことを言う私が通った中学校は、
窓から山と川と田んぼしか見えませんでしたけど。
唯一見えた人工物は電線だったなあ。