懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

バスに揺られて

2005-10-08 00:12:53 | Weblog
10月3日(火)
バスに乗ってどこかに出かけていた。
鈴木君が一緒に乗ったのだけれども、例のごとく彼は徹夜明けであり、再び会社に戻ると言うこと。
どこかにでかけるつもりになっていたのに、またそれか、と思いうんざりする。
下車した彼のことは忘れて、もうちょっと遠くまで行こうと思ってバスに揺られる。
途中から、今まで走っていた15号線(多分それくらいの数字で呼ばれる道だった)をはずれて、違う大きな道を走り出した。
これは違うな、と思ったけれど、特に行くあてが無かったのでどうでもよかった。
後ろの方に乗っている、買い物の途中だか、家に帰るところなんだか、という人たちは、大声では言わないけれど、ひそひそと不安をささやきあう。
運転手さんは何も気にしていないよう。
私も特に気にせず。

多分北上して、多分群馬に着いた。

小さな湖がいくつか散見。
水上湖あたりかと思う。
このまま、摩周湖に行ける、と気付き、途端に嬉しくなる。
摩周湖は、中学生のときに地理の授業ではなく、英語の例文で知って、きっと綺麗なところなのだろうと、いつか行ってみたい、と思っていた。
はからずもわくわくする。

とても大きな湖に着く。
それは摩周湖ではなくて、その先にある周湖だった。
途中にある摩周湖ならぬ間周湖は通り過ぎてしまったのだそうだ。
がっかり。
それでも、大きな湖は嬉しい。
水は好きだ。

靴を脱いで湖に入って、うきうきする。

そこらへんで目が覚めた。
相変わらず間抜けな夢ばかり見る。