懈怠石

結晶系、屈折率:100、主要産地:東京近郊、つまりそういう日記

今週の週末

2005-07-03 22:06:20 | Weblog
社会人になり、週末のありがたみを噛み締めています今日この頃。
さて、今週は何をしようか、久しぶりに演劇でも観に行くか、ということで、下北沢のザ・スズナリに行って来ました。
THE SHAMPOO HATの「事件」です。
ちなみにスズナリに来たのは初めて。
というか、下北沢に来たのが人生で3回目くらいです。
なんかね、昔荻窪に住んでたので、どうも小田急線にはライバル意識と言うか、ムシが好かないというか、全然理由になってませんが。

えっと、劇の内容はですね、久しぶりの観劇でハズレだったらどうしようどきどき、と思ってたんですが、とても良かったです。はい、当たり。
舞台が結構狭いんですが、その中に6種類もの場面のセットがつくりこまれています。凄い密度高い。
でも垣根はなくて、役者さんは舞台全体をダイナミックに動きます。
私は舞台はシンプルであればあるほど好きだと思ってたんですが、あのぎっちり感はとても素敵でした。
汚いのになんかかわいいんですよね。
手のひらサイズみたいな。

登場人物もみんな汚いです。
かわいい、とは言い難いが、どこか憎みきれない悲しさがありました。
この「事件」というストーリーを通じて、彼らは何かを解決できたのだろうか、と思います。
ただひとつ、刑事の石井が妊娠中の妻に子供を堕ろしてほしいと言っていたのを最後に撤回しました。
ってネタバレですが、まあいいや、それがひとつの答えになっていたなと思いつつ、最後に登場人物全員で見上げたクジラは果たして何だったのかしら?と。
見終わってから改めてゆっくり考えたい作品です。
じゃ、考えろよって話しですが、明日の社内プレゼンが頭から離れないんですの。
終了。

余談ですが、劇中すっごい色々食べてます。
いつもこんなに食べてるんでしょうか、赤堀雅秋さんの作品は。
ケンタッキーをおかずにしてもりもり白米を食べている図は、うわー太るーと思いつつ、ちょっとそそられました。

帰りにせっかく下北沢に来たんだから、カレーを食べよう!と思いついたのですが、馬鹿なので昼飯に地元のカレキチでまずいカレーを食べてしまいました。
悔しいのでケンタッキー買ってビール飲みました。

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