旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

ろくでなし啄木

2011-01-10 13:59:57 | 観劇
今年の舞台初めはこれ!
「ろくでなし啄木」

ぜんぜん予習なしでチケットとりも友達任せ。
東京芸術劇場が池袋にあることすらも前日に調べて知ったとゆうやる気のなさ・・・
すみませんっ

結論から申しますと。。。

おもしろかった!!

2時間45分の舞台ということで空腹と睡魔が懸念されたのですが
引き込まれるおもしろさ
特に前半の躍動感ったらないです。
脚本は三谷幸喜さんなので、おもしろいのも当たり前?
でも、まさか啄木をあんな風に解釈して筋書きするなんて
三谷さん、さすがです。
普通の日本人なら思いつきませんよ。

吹石一恵さんと中村勘太郎さんと藤原竜也さんの3人芝居なんだけど
あきない!!
あの赤貧詩人(ごめんなさい)石川啄木は実はとんでもない奴だったという設定。
女はだますわ、友達から金はまきあげるわ、本当にひどいんだ!
そのひどい啄木を藤原竜也くんが実にうまく演じていて
金を巻き上げられる友達の勘太郎君も汗だくで演じてました。
いつもの歌舞伎とは大違いで、そういえば勘太郎君の現代劇って舞台では初めて見たかも
もちろん、演技が上手なのは当たり前なんだけど
とにかく、お父さんにそっくりでびっくりしました。
声もしぐさも。

これからご覧になる方もいらっしゃるので
あまりネタばれ的なことは書けませんが
りんごとみかんのトリックには笑っちゃいました。

お芝居とは直接の関係はありませんが
開演前のアナウンス、三谷さんと野田秀樹さんのアナウンスなのですが
これもかなりおもしろいです。
行かれる方はお手洗いをしっかり外で済ませて、
お早目にどうぞ!
必聴です。。。(笑)