作ろうと思って素材はあるのに、ずーっと作ってなかったサイクラシックスの市民クラスに関して書いておきましょう。
日本では、エタップ・ド・ツール、ピナレロ・グランフォンド、ホノルルが有名だけど、実は参加人数ではそれとは桁が違う2万人超の欧州で最大の参加型のサイクリング・イベント。そして、名前の通りにサイクラシックスのコースそのものを走れます。
で、これだけだと、「エタップと同じじゃん」と思うかもしれないけれど、最大の違いは、レース当日にサイクリングイベントがあること。エタップは、同じコースと言っても日にちが違う。対してこちらは同じ日。ということは、各種規制のスタッフなんかも全く同じ。特にコース前半部分の警官隊のいるところなんかは、プロのレースそのものです。後半部分はボランティアが多くのなっています。これは、サイクリング・イベント、プロ・レースの両方が通ったら、そこの規制は解除して、そこまでにいた警官隊が順次、コースをローテーションしていくからの模様。で、プロのレースが来るので、途中に観客も大勢います。
コース自体は、50キロ、100キロ、150キロの3クラス。100キロはハンブルクを出て南の大周回、50キロは西への中周回、150キロは100キロの大周回をしたあとに50キロの中周回を回ります。
参加をする場合、サイクラシックスのホームページから申込みます。ただーし、全てドイツ語です。おいらは最初の年は若頭にヘルプしてもらいました。翌年からは会社チームで一括申込みしていたので、手間がかかっていません。イベント自体は8月ですが、申込みは2月上旬でしめきられます。
で、イベントの1月くらい前に大会事務局からメールがやってきます。このときに、添付のPDFがあって、それをプリントアウトしたものを大会の登録のときに持参する必要があるので、なくさないように。もっとも、持っていかなくても大会側でその場でプリントアウトもしてくれます。実は、初回はこれを知らずに手ぶらで行って、プリントアウトしてもらいました。
さて、登録は大会前の火曜から土曜までのんびりとやってます。なので、おいらのようにハンブルク在住の人は、仕事帰りに登録に行けてしまうので非常に便利。大会側も、金曜夕方から土曜は他地域からやってくる人の登録が多いから、市内の人は木曜までに済ますことを推奨してます。初年度は内アルスター湖畔でしたが、2回目以降はそこから歩いて5分のゲンズマルクトで登録で、これが登録所の様子。
こちらが、実際の登録所。登録には前述のPDFをプリントアウトしたものと、身分証明書が必要。欧州の人はIDカード、おいらのような欧州外の人はパスポートを見せます。すると、係りの人がトランスポンダーのついた紙と、当日の案内がある小冊子をくれます。初年度は、この小冊子の中を説明してくれました。何故かというと、ブロックごとにスタート地点とスタート時間が異なるから。2年目以降は「去年も出たんで知ってるよ」と言ってあっさりと終了。
これが、トランスポンダー付きの紙と小冊子。番号が29151で、その横にあるRがスタートブロック。小冊子の中に地図入りで書くブロックのスタート地点と時間が書いてあるので、当日はそこでスタート。実際、けっこう細かく正しいブロックにいるかどうかを当日はチェックしています。ただし、指定より早いスタートに割り込むのには厳しいチェックが入ってたけど、「友達と走りたいから」等々で遅いスタートブロックに入るのは問題はない模様。紙の左下が欠けているのは次で。
欠けてる紙は理由があって、ここの部分を登録時に切り取って、最初の写真のテントに持っていきます。すると、係りの人が切り取った紙と引き換えに、この袋に番号を書いて渡してくれます。この袋の中にボトルやらなんやらの参加賞が入っています。そして、当日はこの袋に荷物を入れて大会側にあずかってもらうことも可能らしい。いかんせん、スタート地点までアップがてらに5キロで辿りつくとこに住んでたんで、このシステムは使ったことがありません。
トランスポンダーは、このように自転車に取り付け。当日はゴール後に完走メダルと引き換えに返却します。受け取ったという意味の紙ももらうので、なくすとお金が取られる模様。
さて、これが大会当日。これは2008年のときので、スタートブロックが市庁舎真横でした。ゴール地点の300mほど手前の地点。
スタートしてゴール地点をくぐります。ブロックが多いので、最初のブロックがスタートしてから、すでに56分経過してます。当日は、ブロックの先頭を狙うのでなければブロックのスタート10分前にでも行っていれば十分。実際、長いから最初はアップのつもりで走って、アップができたあたりでやってくる、次のブロックの早い集団に紛れ込むのが得策かも。
これは南のハーブルクよりちょっと行ったところの集落の手前。どうもプロ・レースのスプリントが設定された地点らしく、かなりの観客がいました。集団としては、日本のJCRCよりは遥かに安全。まず、いきなり横に車線をずらす人もいないし。早い集団の追い抜きも、かっちりと左端からいきます。
ここが、100キロクラスのゴール20キロ手前にある以外な山岳ポイント。コンテナ船が通れるようにしてあるので、けっこうな高低差があります。また、100キロクラスは全般的に1/4は下り、2/4が上り、3/4が下り、最後の4/4がこの橋とフラットな感じになってます。ゴールは距離的にはすぐそこなのに、埠頭をぐるっと迂回するので、街が見えてるのにゴールまで20キロあるという状態。
100キロは市内に戻ってきてゴールへ向かいます。150キロはそこから50キロのコースへ向かいます。これは内アルスターの前。プロレースはここは走りませんが、土曜はここでジュニアのクリテリウムをやっています。実は、ここから先に意外な上りがある。
これがゴール1キロ手前。ツールと違って、赤三角の旗はなし。実は、ここの手前の独日会館前までが下りなので、プロはかなりスピードが乗ると思います。
ここら辺が市庁舎手前でスプリントの列車が動くと思われるあたり。ここから先の市庁舎前を過ぎると、ゴールへは緩い上りになります。
そしてゴール前。プロのレース観戦や、家族が出てる人達で、かなりの観客がいて、プロのレースそのまんま。意外に、ゴール前は狭いです。
と言う感じで、サイクラシックスの参加にまつわる諸々でした。
日本では、エタップ・ド・ツール、ピナレロ・グランフォンド、ホノルルが有名だけど、実は参加人数ではそれとは桁が違う2万人超の欧州で最大の参加型のサイクリング・イベント。そして、名前の通りにサイクラシックスのコースそのものを走れます。
で、これだけだと、「エタップと同じじゃん」と思うかもしれないけれど、最大の違いは、レース当日にサイクリングイベントがあること。エタップは、同じコースと言っても日にちが違う。対してこちらは同じ日。ということは、各種規制のスタッフなんかも全く同じ。特にコース前半部分の警官隊のいるところなんかは、プロのレースそのものです。後半部分はボランティアが多くのなっています。これは、サイクリング・イベント、プロ・レースの両方が通ったら、そこの規制は解除して、そこまでにいた警官隊が順次、コースをローテーションしていくからの模様。で、プロのレースが来るので、途中に観客も大勢います。
コース自体は、50キロ、100キロ、150キロの3クラス。100キロはハンブルクを出て南の大周回、50キロは西への中周回、150キロは100キロの大周回をしたあとに50キロの中周回を回ります。
参加をする場合、サイクラシックスのホームページから申込みます。ただーし、全てドイツ語です。おいらは最初の年は若頭にヘルプしてもらいました。翌年からは会社チームで一括申込みしていたので、手間がかかっていません。イベント自体は8月ですが、申込みは2月上旬でしめきられます。
で、イベントの1月くらい前に大会事務局からメールがやってきます。このときに、添付のPDFがあって、それをプリントアウトしたものを大会の登録のときに持参する必要があるので、なくさないように。もっとも、持っていかなくても大会側でその場でプリントアウトもしてくれます。実は、初回はこれを知らずに手ぶらで行って、プリントアウトしてもらいました。
さて、登録は大会前の火曜から土曜までのんびりとやってます。なので、おいらのようにハンブルク在住の人は、仕事帰りに登録に行けてしまうので非常に便利。大会側も、金曜夕方から土曜は他地域からやってくる人の登録が多いから、市内の人は木曜までに済ますことを推奨してます。初年度は内アルスター湖畔でしたが、2回目以降はそこから歩いて5分のゲンズマルクトで登録で、これが登録所の様子。
こちらが、実際の登録所。登録には前述のPDFをプリントアウトしたものと、身分証明書が必要。欧州の人はIDカード、おいらのような欧州外の人はパスポートを見せます。すると、係りの人がトランスポンダーのついた紙と、当日の案内がある小冊子をくれます。初年度は、この小冊子の中を説明してくれました。何故かというと、ブロックごとにスタート地点とスタート時間が異なるから。2年目以降は「去年も出たんで知ってるよ」と言ってあっさりと終了。
これが、トランスポンダー付きの紙と小冊子。番号が29151で、その横にあるRがスタートブロック。小冊子の中に地図入りで書くブロックのスタート地点と時間が書いてあるので、当日はそこでスタート。実際、けっこう細かく正しいブロックにいるかどうかを当日はチェックしています。ただし、指定より早いスタートに割り込むのには厳しいチェックが入ってたけど、「友達と走りたいから」等々で遅いスタートブロックに入るのは問題はない模様。紙の左下が欠けているのは次で。
欠けてる紙は理由があって、ここの部分を登録時に切り取って、最初の写真のテントに持っていきます。すると、係りの人が切り取った紙と引き換えに、この袋に番号を書いて渡してくれます。この袋の中にボトルやらなんやらの参加賞が入っています。そして、当日はこの袋に荷物を入れて大会側にあずかってもらうことも可能らしい。いかんせん、スタート地点までアップがてらに5キロで辿りつくとこに住んでたんで、このシステムは使ったことがありません。
トランスポンダーは、このように自転車に取り付け。当日はゴール後に完走メダルと引き換えに返却します。受け取ったという意味の紙ももらうので、なくすとお金が取られる模様。
さて、これが大会当日。これは2008年のときので、スタートブロックが市庁舎真横でした。ゴール地点の300mほど手前の地点。
スタートしてゴール地点をくぐります。ブロックが多いので、最初のブロックがスタートしてから、すでに56分経過してます。当日は、ブロックの先頭を狙うのでなければブロックのスタート10分前にでも行っていれば十分。実際、長いから最初はアップのつもりで走って、アップができたあたりでやってくる、次のブロックの早い集団に紛れ込むのが得策かも。
これは南のハーブルクよりちょっと行ったところの集落の手前。どうもプロ・レースのスプリントが設定された地点らしく、かなりの観客がいました。集団としては、日本のJCRCよりは遥かに安全。まず、いきなり横に車線をずらす人もいないし。早い集団の追い抜きも、かっちりと左端からいきます。
ここが、100キロクラスのゴール20キロ手前にある以外な山岳ポイント。コンテナ船が通れるようにしてあるので、けっこうな高低差があります。また、100キロクラスは全般的に1/4は下り、2/4が上り、3/4が下り、最後の4/4がこの橋とフラットな感じになってます。ゴールは距離的にはすぐそこなのに、埠頭をぐるっと迂回するので、街が見えてるのにゴールまで20キロあるという状態。
100キロは市内に戻ってきてゴールへ向かいます。150キロはそこから50キロのコースへ向かいます。これは内アルスターの前。プロレースはここは走りませんが、土曜はここでジュニアのクリテリウムをやっています。実は、ここから先に意外な上りがある。
これがゴール1キロ手前。ツールと違って、赤三角の旗はなし。実は、ここの手前の独日会館前までが下りなので、プロはかなりスピードが乗ると思います。
ここら辺が市庁舎手前でスプリントの列車が動くと思われるあたり。ここから先の市庁舎前を過ぎると、ゴールへは緩い上りになります。
そしてゴール前。プロのレース観戦や、家族が出てる人達で、かなりの観客がいて、プロのレースそのまんま。意外に、ゴール前は狭いです。
と言う感じで、サイクラシックスの参加にまつわる諸々でした。
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