スカイプでは通話中の相手に、通話をしながらチャットのメッセージを送ることもできる。
その方法はチャットのメッセージを入れる方法で紹介をしているような方法でも可能ではあるが、
キーボードでスカイプを操作している場合、以下に示す方法の方が、より容易にメッセージを送ることができる。
通話中の相手にチャットのメッセージを入れたい場合は、
まずAltキーでメニューバーを呼び出し、十字キーの→を数回押して「会話」を選び、
さらに↓もしくは↑を数回押して「送信」を選び、→を押してサブメニューの中に入り、表示されるリストの中から
「インスタントメッセージ」を選んで、ENTERキーを押す。
すると、スカイプが現在通話している相手の個別ウィンドウに切り替わる。
後はチャットのメッセージを入れる方法(5行目以降)で紹介している方法と同じなので、詳細はそちらを参照。
重度の全盲の人間には、誰(どのグループ)からチャットのメッセージが入ったのか、分かりにくいという問題がある。
しかし、その問題は以下の方法を利用すればかなりの部分、解決することができる。
(メッセージが入ったこと自体は、スカイプ上で「メッセージの着信音」を設定していれば、判別することはできる。初期設定では「ポコッ」というような着信音が鳴る)
まず、スカイプで誰か(グループ)からメッセージが入ったことを確認したら
Altキーでスカイプのメニューバーを呼び出し、
十字キーの→を数回押し、「表示」を選んで
さらに↓を数回押し、「インスタントメッセージ」を選んでENTERキーを押す。
すると、これまで自身に送られてきたスカイプのメッセージの一覧が表示されるので、
十字キーの↑もしくは↓で、これまで自身に送られてきたメッセージを確認することができる。
なお、表示されているメッセージの並びは、一番上のものから新しく受け取ったメッセージが表示されている。
(上記については、下記※以降に注釈があるのでそちらも参照)
また、現在選択している「受け取ったメッセージ」の1つの上にカーソルを合わせ、ENTERキーを押すと、
そのメッセージを送ってきたユーザー(グループ)の個別ウィンドウが表示される。
※インスタントメッセージの一覧についての注意
上記のインスタントメッセージ一覧は、
一般的なメールソフトのように、自身がこれまで受け取ったメッセージの「全て」を表示しているわけではない。
上記の一覧には、(メッセージを送ってきたユーザーの)最新のものが表示される。
例えば、これまでにAさんから数通のメッセージを受け取っていた場合、
上記の一覧には、そのAさんから受け取った「最新」のメッセージだけが表示されることになる。
よって、そのAさんから過去に受け取ったメッセージを全て確認したい場合は、
上記の一覧から、Aさんのメッセージにカーソルを合わせてENTERキーを押し、
Aさんの個別ウィンドウを表示させれば、過去送られてきたメッセージを確認することができる。
キーボードの操作で、スカイプのウィンドウを
連絡先リストに切り替える方法は、主に以下の3つがある
1.
ショートカットキー「Alt + 1」を使って、
スカイプのウィンドウを連絡先リストに切り替える方法
2.
Altキーでメニューバーを呼び出し、
→を数回押して「表示」を選び
さらに↓もしくは↑を数回押し「連絡先リスト」を選び、ENTERキーを押す。
3.
スカイプ上で、Alt→v の順番にキーを押し、
その後、十字キーの↓もしくは↑を使って、
「連絡先リスト」を選択し、ENTERキーを押す。
キーボードの操作で、スカイプのウィンドウを
最近の通話履歴に切り替える方法は、主に以下の3つがある
1.
ショートカットキー「Alt + 2」を使って、
スカイプのウィンドウを最近の通話履歴に切り替える方法。
2.
Altキーでメニューバーを呼び出し、
→を数回押して「表示」を選び
さらに↓もしくは↑を数回押し「最近」を選び、ENTERキーを押す方法。
3.
スカイプ上で
Alt→v の順番にキーを押し、
その後、十字キーの↓もしくは↑を使って、
「最近」を選択し、ENTERキーを押す方法。
(連絡先リスト、もしくは最近の通話履歴の中から)
名前を変更したい個人、もしくはグループ名を選択し、アプリケーションキーを押す。
するとリストが開くので、その中から
「表示名を変更」を選んでENTERキーを押す。
すると、カーソルが表示名を変更できるエディットボックスの中にあるので
任意の名前に表示名を変更し、ENTERキーを押す。
これで表示名が変更されているので、連絡先リスト、もしくは最近の通話履歴から表示名が変わっていることを確認しておく。