私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

カウンセリング71

2007-03-29 00:30:12 | カウンセリング
他の方のブログで、旦那との関係を思い出し、夜眠れなかったことを話しました。
久しぶりに感情が噴出しました。
心の底の叫びは、
「ようやく、私だけを見てくれるひとを見つけたと思ったのに・・・」でした。

二人の関係が近くなれば、近くなるほど、遠ざかっていく。
付き合い始めた頃は、私との関係を最優先していた旦那。
最初のうちは、うっとおしくてたまらなくて、でも振り払っても、振り払っても追いかけてくる姿に、こうやって、愛されてる方が幸せなのだと思い始めました。

今までの恋愛で感じていた引き裂かれるような痛みも、恋しさも感じない、ただ一緒にいて楽しい、そんな関係に、結婚するのはこういう人なのだと思っていました。
ありのままの私でいても、この人は、私を愛してくれるのだと思い込んでいました。

でも、結婚が決まる頃になると、私との関係よりも、仕事や友達が優先になり始めました。
それでも、人を大切にする気持ちを快く感じていました。
結婚し、それがだんだん違って見え始めました。
どんな時でも、家族の順位は一番最後でした。
自分がしたいことが最優先。
自分が最優先。

家族の病気、怪我・・・
トラブル・・・
何があっても、優先順位は最後でした。
普段は、最後でもいい。
困った時、辛い時には、優先して欲しかった、助けて欲しかった・・・
でも、それを求めれば、求めるほど、溝は深まるばかりでした。

成り立たない会話。
将来を二人で話し合うことすらありませんでした。
話でも通じない。
話し方を変えても通じない。
心の傷は、だんだん深くなるばかりでした。


「今の結婚観ってどうなの?」
そんな風にカウンセラーから質問されました。

「同じ空間の中に一緒に暮らしているということ。
 お互いが、自分を好きになれるように、支えあうこと。」
そう答えました。

先生「情緒的な面では?」

私「今まで、期待しすぎて、辛かったから、求めたくない。」

先生「旦那みたいな人を選ばなければいいんじゃないの?」

でも、やっぱり結婚生活において、それを求めようとは思えませんでした。
ここで、カウンセリングの時間が終わってしまいました。

カウンセリングが終わって考えてみました。
もし、相手が、カウンセラーだったら、Kさんだったら、私は、情緒面で依存したいと思うのだろうか?
答えは、ノーでした。

旦那との関係が上手くいかなかったのは、旦那だけの責任とは思えないからです。
それを認めたくなくて、旦那のせいにばかりしていたような気がします。
でも、旦那の行動をひどくさせてしまったのは、やはり私との関係性もあったからではないかと思うのです。

「あんたみたいにわがままな人はおらんよ。」母の言葉
「お前とじゃなかったら、上手くいっていた。」旦那の言葉

一緒に暮らしていて、情緒面で依存してしまえば、相手が誰でも、同じような関係性になってしまうのではないかと思ってしまうのです。
近づくのが怖い。
今までと同様に、男性と付き合うことが出来たとしても、同じ空間の中で、結婚生活において、ありのままの自分をさらけ出すのは、怖いのです。
もうこれ以上、傷付くくらいなら、心を開きたくはないと思ってしまうのです。

普通の友達としての関係においては、今までよりも、心を開いて付き合うことが出来るようになったけれど、いざ、同じ空間での生活、寝起きを共にして、ずっと一緒にいると考えると、私は、今のままが一番だと感じてしまうのです。

そして、旦那のことも怖い気持ちは抜けきれていません。
似ている人を見るだけで、うずくまってしまいそうになるし、逃げ出したくなります。
ただ、その感情を引きずってしまうことはなくなったけれど、一生逢わなくてすむならそうしたいと思ってしまいます。

離婚しようとしないのは、逢うことが嫌だからもあるのかもしれません。
それと、もう一つ。
何のために、旦那と知り合い結婚したのだろうと思うことです。
今、自分を見つめることになったきっかけは旦那です。
それだけのためなのか、まだ他に意味があるのか・・・
それを見極めてから、決断したいという思いもあります。

離婚したところで、子ども達の父親であることは変わりません。
縁が切れるわけではない。
それなら、今は自分としっかり向き合って、答えがわかってから決めてもいいのではないかと思っています。

旦那との関係を見つめることは、やはりまだ辛いです。
求めても満たされなかった思いが、後から、後から噴出してきます。
ただ、少しだけ、そんな自分の感情をコントロールすることが上手くなりました。
以前は、噴出してしまう感情を、無理矢理引きずり出してしまったり、感情を止めることが出来なくなったりしていましたが、それを上手くかわすことが出来るようになったような気がします。
とは言っても、一度溢れ始めた感情を完全に止めることが出来なくて、何かの拍子に、出てきては涙がこぼれてしまいます。
当分は、こういう状態と付き合わなくてはいけないようです。


今日は、突然友達が訪ねてきてくれました。
東北に嫁いでいる短大時代が帰省し、こちらに住んでいる友達夫婦と食事に出掛けた帰りに寄ってくれました。
卒業して来年で20年。
それでも、私のことを忘れずにいてくれることとても嬉しく思いました。

明日は、北海道に住む同業者と食事に出掛けます。
最初は、ネットで知り合い、メールのやり取りをし、今回で逢うのは3度目です。

私は、今までのように、寂しさを感じることも少なくなったし、そして、自分だけを見て欲しいなんて思いません。
人との付き合いが下手だと思っていたし、友達も少ないと思っていたけれど、こうやって色んな人に見守られていること、心の中に存在していることを感じています。
そして、過去に私が欲しかった言葉を誰かに与えられる人になれたらいいなと思っています。
以前は、人に良くしてあげたら自分に返ってくるなんて思っていたけれど、そんな見返りも考えません。
ただ、私が欲しかったものをあげたい。
過去の私のような人に、少し楽な気持ちになって欲しい。
その人を救いたいと思うのではなくて、その人を救うことは出来ないけれど、少しでも苦しみをわかって、寄り添っていたい。
そんな風に思います。

「ねこさんといると安心できる」
先日、友達がそう言ってくれました。
私は、何倍ものプレゼントを貰ったような気持ちになりました。


癒されている面、まだ癒されていない面。
変わっていった気持ち、まだこだわり続けている気持ち。
私の中には、まだまだ両方が存在します。
そして、辛い部分には、蓋をし続けていたいと思う気持ちもあります。
それでも、変わっていった自分を感じることが出来るから、まだまだ変わりたいと思います。
まだまだ自分を見つめていたいと思います。




ポチッと押していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ メンタルヘルスジャンル   人気blogランキングへ 恋愛・結婚(離婚)ジャンル


最新の画像もっと見る