私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

帰りました

2006-03-22 19:02:48 | 日々つれづれ
ようやく憂鬱な気分から抜け出して帰ってきました。
出掛ける前まで、泣き出しそうな気持ちで大丈夫かななんて思っていました。

結婚してから同じ職場で好きだった人に逢ってきました。
彼の異動が決まって、簡単には逢えないところに変わってしまうこともあり、同じ方向に出掛ける用事があったのでランチに誘いました。
朝メールを見ると、昼から休みを取るのでゆっくり話したいとメールがありました。

ゆっくり逢いたい気持ちと、今の状態で逢ってしまうとすがってしまいそうで怖かったです。
それと彼に対する感情が”依存”とは思いたくなかった・・・・・
心の中に、彼に逢うことに対してやましさもあって、用事にかこつけて逢おうとしていたのに、その用事を別の日にずらしてまで彼と逢ってもいいのか迷いました。

でも、私と過ごす為に異動の引継ぎの忙しい時期に、時間を割いてくれようとしている彼の気持ちを無にしたくありませんでした。
現実から逃避することになっても、やっぱり自分の気持ちに素直でありたいと思いました。

この街から離れて、違う街で過ごすことも考えました。
結局、待ち合わせして、食事をして、雨も降っていて居場所もなくなって、カラオケボックスに行きました。
思いのほか暗くて、隣り合わせに座ると緊張してしまいました。
仕事で、二人きりの部屋で作業することはあっても、こんな風に二人きりになるとなんだか妙に意識してしまいました。
でも、なんでもないかのように二人は話し続けました。

今の私の状態。
逢う前にカウンセリングで1時間中泣いていたこと。
気分的に辛くて堕ちてしまっていたこと。
彼には、駄目な自分も隠すことなく素直に話すことが出来ました。
たぶんそれは、彼も隠すことなく弱みを見せてくれていたからかなと思います。
今まで誰にも話せなかった職場で抱えてしまったトラウマも話すことが出来ました。

8年前の二人に戻ったみたいでした。
職場での飲み会の帰り道、何故か二人歩いて帰ってしまったこと、深夜の喫茶店でただずっと一緒に居たくて、帰りたくなくて遅くまで話し込んでしまったことを思い出しました。
結局、カラオケでの2時間もあっという間に過ぎてしまいました。

その後、バス停でバスを待っていたものの、もう少し一緒に過ごしたくて、デパートの最上階で、街を見下ろしながら、タイムリミットぎりぎりまで話し続けました。
バスから降りて、子どもみたいにお互い手を振り合って別れました。

帰宅後、しばらくして嬉しいメールが届いていました。
私の気持ちも彼の気持ちも同じなんだろうな、そう思いました。
それでも、私はこれ以上彼に近づくことはしないし、たぶん彼も同じなのだろうなと思いました。
こうやって、彼に想いを抱きながらこうやって過ごすこと、それ自体、不貞行為なのかもしれません。
また次に逢えるのが、数ヵ月後なのか、数年先なのか判らないけれど、彼への想いはもしかしたら、ずっと変わらないのかもしれないなと思いました。

彼のことを心に想うだけで、温かい気持ちになれる。
心が安らいで、苦しくなくて穏やかな気持ちになれる。
近くに居ても、遠くに居ても、ずっと逢わなくても、ずっと連絡が取れなくても、変わらなかったそんな気持ち。
これが恋愛なのかそうではないのか自分でもよくわかりません。

でも、この気持ち、大事にしていきたいなと思います。
今までは、自分自身の気持ちばかりみて、相手は自分のことを思ってくれていないのだろうと勝手に想像して、独りよがりの恋愛を繰り返していたけれど、彼もまた、同じように私のことを大切に想ってくれているんだなっていうことを、改めて感じることが出来たこと、よかったなと思います。

誰も愛してくれない自分ではなくて、こうやって想いを寄せた時に、同じように想っていてもらっていること大切にしていきたいと思います。
5時間余りの逃避行でした。
ここ数日、現実から逃げ出したいばっかりで苦しみもがいていたけれど、また現実としっかり向き合っていきたいと思います。

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