私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

ビデオカメラ2

2005-11-13 01:14:03 | 私が離婚を決めた理由
またまた、フリーズしてしまいました.........


せっかく取れた、みぞおちの何かが、また詰まっていてとても苦しい。
取れるまでは、その存在にすら気が付いていなかったのに、一度取れると、こんなにも苦しかったのかと驚く。

そしてふと思い出した。
先日の斎藤先生の講演会の中での摂食障害の女性とのやり取りを。
その中で、先生は治す方法について、
「普段と違うことがある日(ユニークディ)に、吐くことを我慢してみる。もしその日に吐かなかったら、ユニークディに起こったユニークイベントと考える。
次の日も、ユニークディと同じ気持ちになって、同じように過ごしてみる。
7日も止めてしまったら、どんよりとした気分になってしまうだろう。
3ヶ月止める事が出来たら、吐いてみるのも良いだろう。
そうすると吐くことがどんなに辛いことか気が付くだろう」
と話された。

初めは、寂しさで揺れ動き、落ち込んだ。
今、旦那と離れて暮らし始めて3ヶ月ちょっと。
私が旦那に依存していたのなら、この摂食障害の話と同じなのではないか?

メールのやり取りを転記してみる。自分が打ったものとはいえかなり感情的で攻撃的だ。

私「ビデオカメラ返してください」

私「ビデオカメラ返してください」

旦那「明日いりますか?」

私「いる。何故持ち出すの?信じられない。」

私「泥棒!何故勝手に持ち出すの?」

旦那「締め出される前に使ったの。なんで泥棒なんですか?あなたのものなんですか?今晩中にポストに入れときます」

ここまでの私の心情は書いた。
旦那にしてみれば、ビデオのことはすっかり忘れていたのに、泥棒を意識的に使ってしまった私に対して、腹を立てているようだ。

私「充電はどうするつもり?充電しないと使えないよ。意味ないじゃない。
運動会などあって、いることぐらい判るでしょう。
少なくくとも、あなたのものではないよ。
子どもを撮る気も、見る気もなかったあなたのものじゃないよ。
子どものための物だと思うよ。
しかも、私の撮ったテープは少なくとも泥棒だ。」

旦那のメールに対して、忠実に答えを書いてると思う。

私「ビデオテープも大切だから、ちゃんと返してね。」

旦那「意味がわからん。予定も教えてくれないくせに勝手なことばかりいわないで下さい。あなたの言い分が理解できません。家から締め出して子供にも逢わさず電話にもでようとしない。全く話し合いをしようとしない。あまりにも自分勝手で自己中心的ではないですか。こちらは話し合いたいし非もみとめているのに」

意味がわからんというのがこちらも意味がわからない。
私としては、少なくとも一度も自分から使ったことの無いビデオカメラを断りも無く、持ち去り、必要性があることも気が付かないで、今まで返してくれなかったことに対して腹を立てている。
旦那としては、家のものを持ち出して何が悪い。話をしないから、行事もわからず返さずにいたんだ。自分が悪いのではなく、話をしない私が悪いのだと言いたいのであろう。

旦那「テープはまた返します。たちまちビデオと充電器を1時までに入れときます。よろしくお願いします」

これは、旦那の私に対する、精一杯の誠意だろう。

私「充電は?テープがないと録画できないんですけど?テープと充電お願いします。私のためではなく、子どものためです。1時に入れられてもどうしようもないので、明日7時までに両方をお願いします。少なくとも、予定を言わなくても、あなたが持ち出した後、運動会がありましたよ。あなたも見たのではないですか?」

夜1時までということは、その時12時だったので、一時間も待ち続け、寒い中を1階の集合ポストまで取りに行かなくてはならないのか?
わざわざ着替え、その間に、長男が起きるかもしれないのに(しょっちゅう起きる)充電したい時に、出来なかったのは、あなたのせいだから、あなたがビデオカメラが撮れる状態にしておくべきだ。
私の思いをもう一度告げるが、旦那への回答は無い。

旦那「 勝手なこといわないで。テープはかうけども充電はできません。なんとかしてください。明日は何があるんですか?教えてください。子供は私に帰ってきてほしいと思っていませんか?子供のためにはふたりがいいと思うのですが。今の状態は子供のためになるんですか?あなたのためじゃないんですか?」

旦那にとっては、急にいると言っておいて、そんなこと今更出来るはず無いだろう。
旦那は、私が答えなかったことに対して、もう一度思いを告げる。

私「じゃあ、今すぐ玄関の前の牛乳箱に入れて置いてください。
テープはコンビニにもあるでしょう。
ポストまでは取りにいけません。
テープは、私が撮った物です。
それに続きが撮りたいと思うのは勝手ですか?
どちらが身勝手なのか、よく考えてみてください。
ビデオカメラが無いことには、今日気が付きました。
運動会は父にビデオ任せたし........
購入してから一度たりとも家族のために自分から使おうともしなかったあなたが
まさかビデオを持ち出しているなんてこと夢にも思わなかったから。
家族は撮ろうとは思わなくても、他では勝手に持ち出してまで撮りたいものがあったんですね。」

再度、自分の思いを告げる(しつこいかも......)厭味まで言ってしまった。
そして自分の都合のいいように相手に行動させようとしている。

旦那「ポストに入れときました。起きてるようだからだしてください」

旦那「悪いけどメールが来る前にポストに入れました。見てください。テープも買ってます。」

寒いのを我慢して、取りに行ってみた。
そこで、待ち構えられていたらどうしようと思った。
ビデオカメラと充電器があった。おまけに充電は切れていない。
テープは、車が動いていないところを見ると、わざわざ購入したのではなく、買ってあったものらしい。


何度読み直しても、私のほうが怒り、取り乱している。
そして、旦那は、私の怒りの理由に気が付いていない。
そんな風にして、すれ違ってばかりいたのだろう。
こんな会話では、私も旦那もむくわれない。

私はパソコンでメールを打ち、旦那は携帯でメールを打つ。
時間が掛かる分、旦那のほうが冷静だ。
直接、電話で話していたのなら、怒鳴り飛ばされていたであろう。
その場で話していたのなら、ビデオカメラは返してもらえず、壊されていただろう。

私は、どうだっただろうか?
変わらないだろう。同じことを何度も何度も旦那が答えてくれるまで、いい続けたであろう。
私の怒りは、ビデオが手元に無いことではなくて、
旦那が持っていったことに気が付くまで、2時間も探してしまったこと。
断りも無く、勝手に持っていったこと。
それと今までビデオを撮ってくれなかったことにあるのだから。
私がカメラとビデオカメラ2台使っていようと、妹がカメラマンを引き受けようと、旦那は我冠せずにいたということが私の怒りの原因なのだから。
いくらビデオカメラが、戻ってきたところで、私の心は静まらない。
静まらないどころか、伝わらないことで怒りは増幅してしまうのだ。

もし、謝ってくれたら、どうだろう。
たぶん、私はいいよって言うだろう。怒りも収まるだろう。
私の怒りを認めてくれないこと、それが一番の怒りの理由だろう。
でも、私は自分の怒りを直接伝えては無い。

もしこれが子どもに対してだったどうやって会話をしただろうか?
数日後に必要で、余裕があったらどうだっただろう?

「ビデオカメラ持っていった?」
「勝手に持っていかないでよね。2時間も探したんだからね。」
「何に使ったの?」

ちゃんと聞けるのではないか?

明日までに、充電しておかなければならないことで、追い込まれ、
探しても見つからないことで焦り、子どもを寝かしつけることが出来ないことで自分を責め、
もしかしたら、旦那が子どものビデオが欲しくて取ったのかもしれないという想像で、さらに怒りを増したのではないか?
自分で自分を追い込んでしまっている。

少し、私が成長したのは、怒りの理由がわかったこと。
そして、ビデオを手にした時、私の心は静まったこと。

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2 コメント

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Unknown (marca-mia)
2005-11-13 11:33:37
心が揺れる出来事があったとき、少しだけ立ち止まって振り返ることができたら、今まで気づかなかったことに気づけたりしますよね...^-^

私がねこさんのブログを読んでいて、ちょっと不安になってしまうのは、ねこさんがご主人とのやりとりの中で感じた不快感や、傷つけられたという気持ちを「愛している・愛していない」という気持ちと混同してしまわないかということです。

どんなに愛し合っている夫婦でも傷つけ合ってしまうことはあります。そんなときは「私を傷つけないで」と主張してもいいし、「こういうことが不快に思う」と説明し、理解してもらおうとすることは必要だと思います。愛しているから何でも許せる訳じゃない。また逆に、どんなに愛しているからといって、結婚生活に支障があるほどの欠陥を持つ人と、必ずしも一緒に居なくてもいいと思います。

「相手が何に傷ついているか」「自分に何を求めているか」を理解しようとする気持ちがあるなら、関係は変えられると思います。そんな気持ちがもう湧いてこないとすれば、もう愛はないのかも知れません。



私の夫は、私への直接の暴力がないことを除けば、ねこさんのご主人とそっくりでした(今はだいぶ変わりました)。そんな夫に傷つき、恨みを溜め込んだことで、何年か苦しい思いをしました。だから、関係が壊れてしばらくは「私の傷を癒してほしい」という思いや、「私を理解してほしい」という思いが圧倒的に強くて、夫の思いをすくいあげる余裕はありませんでした。

ねこさんは今、自分の傷が大きすぎて、ご主人に、まずは自分をある程度理解してもらわないと、相手を理解しようという気持ちが持ちにくいのかも知れません。

ねこさんの言い分をご主人が聞いてくれるようになったとき、ねこさんがご主人の言い分も聞こうと思えたなら、怒りや恨みの奥に、愛の泉が枯れずに残っていたということなのだと思います。



色々とお節介を書きましたが、いつも見守っています。これからもじっくりと、見極めていってほしいなと思っています。

あっ、でも無理はしませんよう...。
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marca-miaさんへ (ねこ)
2005-11-13 17:21:12
いつも見守ってくださってありがとうございます。

marca-miaさんのブログを拝見していると、あんなふうに再構築していくことが出来たらいいなぁと思います。

たぶん、私には想像が出来ないくらいに、傷付き、苦しんでこられたのではないかと思います。

そんな時間があったからこそ、お互いを思いやる心が生まれたのかなとも。



marca-miaさんには、私のことが丸見えのようでちょっぴり恥ずかしいです。



「相手が何に傷ついているか」「自分に何を求めているか」を理解しようとする気持ちがあるなら、関係は変えられると思います。そんな気持ちがもう湧いてこないとすれば、もう愛はないのかも知れません。」



これについては、まだまだ時間を掛けて考えてみたいと思います。



>色々とお節介を書きましたが、いつも見守っています。これからもじっくりと、見極めていってほしいなと思っています。



お節介だなんてとんでもないです。

今は、marca-miaさんのように成れることが目標ですから(*^_^*)

心強いです。どうぞ、これからも見守っていてください。お願いします。









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