私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

ビデオカメラ

2005-11-12 23:28:45 | 私が離婚を決めた理由
ここ最近、イライラすることも無く、過ごしていたのに、今日は旦那がいたときのような気持ちになってしまった。
明日、子どものダンスのステージがあるので、ビデオカメラを出そうと思ったらない。
保育園、小学校の運動会は写真に専念して、ビデオは父に任せたので、気が付かなかった。
最後に使ったのは、8月7日。
ビデオカメラだけなら、片付けの問題かもしれないけれど、充電用のコードも無い。
その時、一緒に使った一眼レフはあるのに.........
旦那が持ち出したに違いない。

今まで、行事に参加できなくても、撮ったビデオを見たいとも言わず、旅行に行ってもめんどくさがって撮ろうともしなかったくせに、この場に及んで持ち出すのに腹が立つ。
子ども達の為に残しておきたいから、生では見ないで、ビデオを撮ったのに、生で見たほうがいいから、心に残るから、撮る必要が無いと言っていた旦那が、取りかけのビデオテープまで持っていってしまっている。

子ども達の為に買ったビデオを、私が撮ったビデオテープを旦那は何のために持ち出したのか?持ち出したら困るくらいわかっているだろう。
結局は、自分のことしか考えていないのだ。
私や子どもが困ることなんてどうでもいいのだ。

「ビデオカメラ返してください。」何度メールをしても返事が来なかったのに、ここまで打ったところで返事が来た。
「明日いるの?」
やっぱり、持ち出している。
何時間も掛けて、私はビデオカメラを探していた。
もしかしたら私の収め方が悪かったかもしれないと思いつつ........
子どもを寝かしつけることも出来ず、イライラしながらメールの返事を待っていた。
待っている間、探す以外に、何も手が付かなくなってしまった。

旦那と別居するまで、私は毎日、こんな思いでイライラしていた。
帰ってこない旦那を待ちながら、自分勝手にしか動かない旦那の姿を見ながら。
穏やかに暮らしていると忘れてしまっていた。
私は、毎日、こんな思いをしながら暮らしていたのだ。
こんなにも心を休めることなく暮らしていたのだ。

別居をして、物音がしたり、車が駐車場に止まっているのを見て、旦那の存在を意識するたびに、恐いと思った感情は、こういうことだったのだ。
毎日、イライラしながら、落ち着かない生活を思い出し、怯えていたのだ。
そんな生活するのは嫌だと、拒否反応が生まれていたのだ。

別居していく中で、私は、すでに忘れかけていたのだ。
あの休まることの無かった生活を。そして心は忘れずにしっかりと覚えていたのだ。
記憶が薄れ、やり直しても大丈夫かもしれないと思う気持ちを、恐いという感情で、心は必死に止めていたのだ。
恐いという感情がなくなるまでは、旦那とやり直せないと思っていた。

「いる。何故持ち出すの?信じられない。」「泥棒!何故勝手に持ち出すの?」
怒りをぶつけてしまった。
「締め出される前に使ったの。なんで泥棒なんですか?あなたのものなんですか?今晩中にポストに入れときます」

最後に使ったのが8月7日。私が、実家に帰ったのが10日。
確か、デジカメの充電をした時には、ビデオカメラはあったはずだ。
私と子どもが実家に行っているのをいいことに、自分の為にビデオカメラを使ったと言うのか?
子ども達のためには使わないのに、いったい何のために、必要だったのだろう。

旦那と別居した後、運動会も、他の行事もあったというのに、必要だと言うことに気が付かないのか?
そうだろう。旦那は準備などしたこと無かったのだから........
また少し、旦那から気持ちが遠のいてしまった。

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