今日は、感情の変化について話しました。
今までは、人の悩みを聞いた時、例えば職場での嫌な経験などであれば、嫌な思いをさせた人に対しての怒りを感じていたのに、今は、その人の痛みを感じてしまって、その痛みをそのまま持ってしまうようになったこと。
怒りの感情については、今まで扱いなれていて、上手くかわすことが出来るのに痛みについては、上手く回避することが出来ないまま、心に重くのしかかっていること。
どうすれば上手くかわせるようになるのか尋ねてみました。
「自分に力をくれた3人の人を挙げてください。」と言われました。
4年前に、運命の人という日記をホームページで書いたことがあります。
この人に出会わなかったら、今の私はいないだろうなと書いています。
一人目は、小学校5.6年生の時の担任の先生で、私の好奇心ややる気はこの先生のお陰で育ったんだと思っています。
大好きな先生の下で、私は認めてもらいたくて一生懸命でした。
自殺しようとしたり、いじめられたりしながらも、元気に学校に通っていたのは、この先生のお陰だと思っています。
二人目は、19歳の時にバイトしていた服飾雑貨の企画販売をしていた会社の社長さん。
3人の子どもを育てながら、一人でデザインされていました。
母と同じ年齢の人でしたが、本当にパワフルで、とても力を頂きました。
あの頃は、まだカントリードールなんてなかったのですが、一緒に人形を作ったり、新しい作品を考えたりして、わくわくする気持ちをたくさん教えてもらいました。
一日中、アイロン掛けしても、ボタン付けしても、ミシン掛けしても、作品が出来上がったときの楽しさでいっぱいでした。
夜遅くまで働いても、全然苦になりませんでした。
社長と一緒に働くことが楽しくて、社長を助けたい気持ちでいっぱいでした。
3人目は、今の仕事の同業者で、とても仲良くしてもらっている友達。
彼女と一緒だったから、私はここまで仕事をしてくることが出来ました。
今までは、苦手だと思っていた友達との付き合いも、彼女のお陰で少しずつ変わり始めてきました。
今は、仕事だけではなく、心の中まで打ち明けられる友達です。
「認めてくれる人の前では、真っ直ぐに努力して、力を発揮していたんだよね。
分かりあえる人との関係を大切にしてきたんだよね。
それが、どういう力になっていたか考えてみて」と言われました。
好奇心や物を作る楽しさ、その運命の人たちがいたからこそ、育てることが出来ているのだなぁと思います。
「物とか、場所とか、どういうものが力になっていたと思う?」と聞かれました。
一つ目は、人との出会いかなと思います。
うまく人と付き合うことは出来なかったけれど、この間大阪に行ったときに思ったように、人との出会いや笑顔に支えられているなと思っています。
私のために、遠方から出てきてくださったり、同業者の人と話して、楽しみを分かち合ったり・・・・
そういうことが、私に頑張る力を与えてくれているなと思います。
二つ目は、物を作ることだと思います。
小学生の頃から、物を作るのが大好きで、寝食を忘れて打ち込んできたなと思います。
心の中にある空虚さを埋めるものでもあったのかなと思っています。
それに打ち込んでいる限り、無になれるし、色んなことを忘れられ、形になった時の喜びを得ることも出来ました。
三つ目は、恋愛かなと思います。
好きな人と同じ高校へ行きたいからと一生懸命勉強したり、遠距離恋愛している時は、その人に負けないようにと頑張っていました。
好きな人にふさわしい女でいたいと、努力していたと思います。
生育歴を見直して、原因追求して、原因がわかることは、気持ちが整理されるし、気持ちのおとしどころが出来るけれど(問題思考)これでは、辛くなるばっかりで、自分の人生を語り直していく力が大切なのだと教えていただきました。
苦しみをどうやって力に変えてきたかを知り、リソースの部分を増強していくことが大切だと言われました。(解決思考)
実は、同じことを自分で考えていました。
4月4日に書きかけて止めていたのですが、
「ファースト・プライオリティー」山本文緒著 角川文庫
を読んでの感想として、こう記しています。
私小説とも思える最後の1編「小説」
小説家である主人公の心境を書いた、最後の文章、
”子どもの頃から持ち続けていた愛されないというコンプレックス。長い間囚われていたそんな思い込みから小説だけが私を解放してくれた。世界の色が変わった。小説が書ければ一人で生きていけるとすんなり実感した瞬間だった。
片思いは苦しくてもどかしい。夫にも、好きな人にも、小説にも。そのもどかしさが自分を動かす宝物だったと私は混んだ東海道線の中で知った。”
私も、そうだったのかもしれません。
この苦しい思いがあったからこそ、今の仕事に辿り着けた。
子どもがいるから、これだけで生きていけるとは思えないけれど、これがあるから救われているのだなと思います。
最後に、人と話していて、痛みを感じてしまうことについて、痛みだけでなく、その人の生きる力に焦点をあてて考えることによって、その人から力を貰うことが出来ると教えていただきました。
悲しみにばかり焦点を充ててしまっていたから、辛くなっていたんだなと思いました。
今までの私は、生き辛さを感じながらも、自分の生きる力を大切にしてきたんではないかと思いました。
これまで私が考えてきたこと、辛かったこと悲しかったことをバネにして生きてきたこと、決して間違っていなかったんだなと思いました。
これでいいんだ、このままで良かったんだって思えること大切にしていきたいです。
ポチッと押していただけると嬉しいです。
メンタルヘルスジャンル 恋愛・結婚(離婚)ジャンル
今までは、人の悩みを聞いた時、例えば職場での嫌な経験などであれば、嫌な思いをさせた人に対しての怒りを感じていたのに、今は、その人の痛みを感じてしまって、その痛みをそのまま持ってしまうようになったこと。
怒りの感情については、今まで扱いなれていて、上手くかわすことが出来るのに痛みについては、上手く回避することが出来ないまま、心に重くのしかかっていること。
どうすれば上手くかわせるようになるのか尋ねてみました。
「自分に力をくれた3人の人を挙げてください。」と言われました。
4年前に、運命の人という日記をホームページで書いたことがあります。
この人に出会わなかったら、今の私はいないだろうなと書いています。
一人目は、小学校5.6年生の時の担任の先生で、私の好奇心ややる気はこの先生のお陰で育ったんだと思っています。
大好きな先生の下で、私は認めてもらいたくて一生懸命でした。
自殺しようとしたり、いじめられたりしながらも、元気に学校に通っていたのは、この先生のお陰だと思っています。
二人目は、19歳の時にバイトしていた服飾雑貨の企画販売をしていた会社の社長さん。
3人の子どもを育てながら、一人でデザインされていました。
母と同じ年齢の人でしたが、本当にパワフルで、とても力を頂きました。
あの頃は、まだカントリードールなんてなかったのですが、一緒に人形を作ったり、新しい作品を考えたりして、わくわくする気持ちをたくさん教えてもらいました。
一日中、アイロン掛けしても、ボタン付けしても、ミシン掛けしても、作品が出来上がったときの楽しさでいっぱいでした。
夜遅くまで働いても、全然苦になりませんでした。
社長と一緒に働くことが楽しくて、社長を助けたい気持ちでいっぱいでした。
3人目は、今の仕事の同業者で、とても仲良くしてもらっている友達。
彼女と一緒だったから、私はここまで仕事をしてくることが出来ました。
今までは、苦手だと思っていた友達との付き合いも、彼女のお陰で少しずつ変わり始めてきました。
今は、仕事だけではなく、心の中まで打ち明けられる友達です。
「認めてくれる人の前では、真っ直ぐに努力して、力を発揮していたんだよね。
分かりあえる人との関係を大切にしてきたんだよね。
それが、どういう力になっていたか考えてみて」と言われました。
好奇心や物を作る楽しさ、その運命の人たちがいたからこそ、育てることが出来ているのだなぁと思います。
「物とか、場所とか、どういうものが力になっていたと思う?」と聞かれました。
一つ目は、人との出会いかなと思います。
うまく人と付き合うことは出来なかったけれど、この間大阪に行ったときに思ったように、人との出会いや笑顔に支えられているなと思っています。
私のために、遠方から出てきてくださったり、同業者の人と話して、楽しみを分かち合ったり・・・・
そういうことが、私に頑張る力を与えてくれているなと思います。
二つ目は、物を作ることだと思います。
小学生の頃から、物を作るのが大好きで、寝食を忘れて打ち込んできたなと思います。
心の中にある空虚さを埋めるものでもあったのかなと思っています。
それに打ち込んでいる限り、無になれるし、色んなことを忘れられ、形になった時の喜びを得ることも出来ました。
三つ目は、恋愛かなと思います。
好きな人と同じ高校へ行きたいからと一生懸命勉強したり、遠距離恋愛している時は、その人に負けないようにと頑張っていました。
好きな人にふさわしい女でいたいと、努力していたと思います。
生育歴を見直して、原因追求して、原因がわかることは、気持ちが整理されるし、気持ちのおとしどころが出来るけれど(問題思考)これでは、辛くなるばっかりで、自分の人生を語り直していく力が大切なのだと教えていただきました。
苦しみをどうやって力に変えてきたかを知り、リソースの部分を増強していくことが大切だと言われました。(解決思考)
実は、同じことを自分で考えていました。
4月4日に書きかけて止めていたのですが、
「ファースト・プライオリティー」山本文緒著 角川文庫
を読んでの感想として、こう記しています。
私小説とも思える最後の1編「小説」
小説家である主人公の心境を書いた、最後の文章、
”子どもの頃から持ち続けていた愛されないというコンプレックス。長い間囚われていたそんな思い込みから小説だけが私を解放してくれた。世界の色が変わった。小説が書ければ一人で生きていけるとすんなり実感した瞬間だった。
片思いは苦しくてもどかしい。夫にも、好きな人にも、小説にも。そのもどかしさが自分を動かす宝物だったと私は混んだ東海道線の中で知った。”
私も、そうだったのかもしれません。
この苦しい思いがあったからこそ、今の仕事に辿り着けた。
子どもがいるから、これだけで生きていけるとは思えないけれど、これがあるから救われているのだなと思います。
最後に、人と話していて、痛みを感じてしまうことについて、痛みだけでなく、その人の生きる力に焦点をあてて考えることによって、その人から力を貰うことが出来ると教えていただきました。
悲しみにばかり焦点を充ててしまっていたから、辛くなっていたんだなと思いました。
今までの私は、生き辛さを感じながらも、自分の生きる力を大切にしてきたんではないかと思いました。
これまで私が考えてきたこと、辛かったこと悲しかったことをバネにして生きてきたこと、決して間違っていなかったんだなと思いました。
これでいいんだ、このままで良かったんだって思えること大切にしていきたいです。
ポチッと押していただけると嬉しいです。
メンタルヘルスジャンル 恋愛・結婚(離婚)ジャンル
>自分が、悟るしかないです。いくらたくさんの癒しの本を読んでも、解決つかなくて、後戻りしたりして。
本を読んで、頭ではわかっていてもなかなか心がついていかない。
いつになったら、自分の心の中で、納得がいくのか焦ってばかりいました。
まだまだ、後戻りしたり、進んだりを繰り返すのでしょう。
同じ道に迷ってしまうこともあるでしょう。
何度も何度も、行ったり来たりしながら、心からこれでいいんだと思えるようになるのかなと考えています。
mcmillenさんは、10年かかって辿り着かれたのですね。
カウンセラーに、僕は8歳で、ねこさんはまだ1歳なんだよって言われたことがあります。
それを思うと、先は長いですね(^^ゞ
でも、少しずつ前に進んでいければと思っています。
つまずいたり転んだりを繰り返すと思います。
引き続き、見守っていただけら、嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
私も10年かかりました。
私も同じように、生育暦を見ながら、ここまで歩いてきました。
自分が、悟るしかないです。いくらたくさんの癒しの本を読んでも、解決つかなくて、後戻りしたりして。
私も、人に言えない家族の悩みを小さい時から、抱えていて、それが。コンプレックスの原因でした。
でも、そのコンプレックスのおかげでここまできたのかも。
そのことに、悲しんでばかりいたけど、ありがとうと言おうと思いました。