おしゃれなホースリールに新調したので、調子の悪い『ダヴィンチ』を廃棄することにします。
そのまま、燃やせないゴミとして大袋に入れる事も可能ですが、ここはやっぱり、バラして分別しました。
実は分別を言い訳に、水圧で巻き取る仕組みを見てみたい(^^;
もうこんなの売ってないし、この先もおそらく出ないだろうから、最後のチャ~ンス♪
ほとんどプラスチック部品ですが、一部金属が使われているので取り外します。
これで大部分を、燃やせるゴミとして出せます。
さて、興味のある部分は、黒いリールのコアに仕組まれていました。
取り出したのがコレ。
シリンダーが3本並んで、ピストンが挿入されています。
ピストンはコンロッドに接続され、クランクシャフトへとつながっています。
まるで3水筒...いや、3気筒レシプロエンジンぢゃないですか!!!
3時方向の黒い突起から蛇口の水がやってきて、3個のピストンを順番に押し上げる。
そしてクランクシャフトが回転し、ギアで接続したリールを回すんですね。
水道の水圧はそれほど高くないので、ピストンは3発必要だったワケですね。
これをホースリールのコアに仕組んで、巻取を自動でこなすなんて、いかにも日本製!
どうしてこんなイイものが廃番なのかな.....
価格設定がまずかったとは思うけど、この技術は素晴らしいのにな.....