昨日、芝公園あたりでMIRAIを運転し、貴重な体験をした後、電車で丸の内まで移動してランチをすることにしました。
前からオクサマを連れて来たかった、丸の内『KITTE』内のDA BOCCIANOに到着し、行列して待つこと1時間ほど。
列はそれほど長くありませんが、ランチを終えたお客さんがチラホラ出てくる割に、行列は進みません。
ボクたちは、前から4組目。
最後尾に付いてから、少なくとも40分間は一組も店内に入って行きません。
そのころからちょっとボクは、イヤな汗が出てきて、なんだか体に違和感を覚えました。
店員が出てきてメニューを手渡されていたので、並んでいるあいだにどれを食べようか決定していたのですが、だんだん体調が悪化してきたボクは、しゃがみこんでしまいました。
他人から見たら、1時間近く立っていたから、ちょっと脚が疲れたと思うでしょう。
しかしこの時、目の前がボヤけていくような恐怖感がありました。
次の瞬間、「お二人様、カウンターでよろしければ先にご案内できますが...」と、店員さんが呼びに来てくれたので、前に並んでいた3人組以上の2組を追い越して入店!
そしてカウンター席に着いたとたん、オクサマは既に決定していたメニューをオーダーし始めたのに、ボクは言葉も出ないくらい意識がフェードアウトしていく恐怖を味わっていました(-_-;)
オクサマに、立ちんぼでさんざん空腹をガマンさせたあげく、席に着いたら即、食べずに退店する事になり、さらに救急車を呼んでくれとお願いしたのはボクです(-_-;)
そして、意識が遠くなったり戻ってきたりを繰り返していると、20分ほどで救急隊員がやって来て搬送してくれました。
救急車の車内で測定した血圧は93-35mmHg 、体温35.7℃くらいだったと思います。
普段、かかりつけ医の投薬で130mmHg 以下にコントロールしているボクは、高血圧なのに。
体温だって、36.0℃以下になったこと、たぶん無いし。
何か重大なことが体内で起きていて、一気に血圧が下がったんだろうな.....
フェードアウト寸前のあの瞬間は、50mmHgくらいまで落ちたのかな。
内臓で大量出血したとか、実は先日の胸部打撲で、肝臓に傷を負っていたとか。
でも、痛い部位が無い.....折れてる肋骨だけだ。
ぢゃ、肺に刺さったか。いや、呼吸はできる。
そんな事考えているうちに、病院に到着。
言葉が怪しくなっているボクは、お医者さんと看護師さんに、なんとか状況を説明し、血液検査の結果が出るまで点滴を受けて待つことになりました。
この時点で血圧は110mmHgまで回復して、意識もハッキリしてきました。
そして検査結果は、特に危険は無く、血圧が戻れば帰って良いとのこと。
ストレスなどで自律神経がやられると、血圧や呼吸も乱れるそうで、最近の寒さで、同じような救急搬送が今月は多いんだそうです。
カーテンの右隣にあるベッドに搬送された人も、血圧が急降下して失神し、顔面をぶつけたようでした。
ボクはしゃがんだから、失神は免れたんだろうな。
おとなりで丁寧に、自律神経と血圧の関係を説明していたお医者さん、話の終わりに、kazuさんも同じですよ。だって(^^;
ようやく日が暮れるころに病院を出て、オクサマと無事帰ることができました。
昼をすっぽかされて、家に着くまでガマンしてくれたオクサマ、本当にごめんね。
それにしても、車内で処置しながら病院まで搬送してくれた救急隊員のみなさん、ボクなんか軽症なのにきちんと診てくれた病院のみなさん、本当にありがとうございました。