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真・女神転生imagine-JZ13(バックアップ)

Broachで投稿していた記事のバックアップです。

面食らう、の意味

2012-10-24 03:38:19 | 日常
うん。まさしく面食らった。

うちのオカン(母)は非常に不思議な人でして。
今日も突然、
「面食らうって言葉の意味はぁ!剣道の面でしょうか!うどんでしょうか!」
などと言いだした。

まず、この言葉の意味自体、判りません…。

しょうがないので詳しく聞きますよ、と。
なんか、テレビで日本語クイズみたいなものをやっていたらしいです。
正しいクイズの内容は。

驚いた時に使う『面食らう』と言う言葉の、『面』の語源は?
1. 剣道の技の面
2. 麺類
さて、どちらでしょう。

みたいな。

ここまで聞き出すのに何分かかったか…。
面倒くさくなったので答えだけ聞いてみる。

「うどんとかの麺なんやって!」(←うどんにこだわりすぎ)
「へえ。なんで?」
「…なんでって?」
「え、いや、なんか由来があるやろ?こういう理由でこういう意味になりました、みたいな。」
「えーと。知らん。なんかゆーてたけど、そこまで聞いてへん。」
「え゛え゛え゛え゛え゛…。」

なんて中途半端ッ!もやっとします。もやっと。
オチのコマがないマンガみたいで気になります。イラっとします。
しーかたがないっのでっググってみーたー♪

『面食らう』の解説

面食らうとは「橡麺棒を食らう」の略とされる。橡麺(栃麺)は栃の実を粉状にして練り込み、麺棒で伸ばしていく。製法自体は他の蕎麦と変わらないが、栃の実を粉にして練り込んだものは固まるのが早いため、急いで(慌てて)麺棒をふるう必要があった。ここから「橡麺棒を食らう(ふるう)」が不意のことでとまどったり、慌てふためくさまを表す言葉となる。そして、これを略したものが面食らう(麺食らう)である。(以下略)

日本語俗語辞書より)

ここまで判って初めて一塊の知識なんじゃなかろうか…。
人の話は正しく聞いてくだちい。
てゆーか、全くうどん関係ないし!

うちのオカン、万事がこんな調子でして。
基本的に、話す言葉の主語はありません。
年齢を重ねるごとに指示代名詞も増えていきます。
たまに述語もありません。
よく大阪のオッサンが言葉を濁す時に「あの件はアレしてますんで」みたいな言い回しをしますが、そのままの文章を日常的に使います。
しかも、話題は脈絡なく説明もなしに唐突に転換されます。
さっきのハナシのオチはどこ行った?!となることしばしば。

主語も述語も指示代名詞になることが多い為、いちいち「アレってなに?」とか突っ込んで聞かないと意味が掴めません。
だいたいがしょーもないハナシなので最近では突っ込まないんですけど、こんなんで他人と話して通じるんですかね。
素直に疑問をぶつけてみたことがあります。

「ちゃんと通じてるよ。みんなこんなんやん!」

…みんな?みんなこんな話し方してて通じてんの?!
おばちゃんってみんなエスパーなん???
…絶対、通じた気になってるだけですって…。