センター試験国語(現代文)を極めたい!

センター試験国語の法則を解き明かすのが目標です(『ヘタレ競輪王のトホホ日記』のエントリも恥の記録として残しておきます)。

国語について

2007-12-27 13:50:52 | 「国語」ネタ
考えたこと。

 あたくし、国語の教師になってまだ10年にもなりませんが、あるときから、

国語って数学に似てるなー

と思ってました。

 いまでは確信しています。

 で、数学と国語を比べたときにどこが違うか。

 それは、

テストのとき、国語は結果(答え)だけ書けばよく、数学は過程も書かねばならん

ということなんです。

 一番重視すべき、「論理(思考の筋道)」が、

国語では評価の対象にならず、数学ではそれこそが評価の対象になっとる

わけなんですよ。

 国語のテストの場合、「思考の筋道」が蔑ろにされている、という点では、記述式だろうが選択式だろうが同じやと思います。

 これじゃあイカン、というわけでチョイと考えて見たのが、

センター試験の問題を利用した演習

です。

 たとえば、

《問3の正解が〓であることを示せ》

みたいな問い方をする。

 これに対して、たとえば、

《傍線Bより、ここで筆者が注目しているのは「文字」と「人間」の関係である。

 また、文中に「……」とある。

 これは、○○が~~であることを意味する。

 以上より、〓が正解である。》

みたいな形で答えるわけです。

 まあ、解説を作るようなもんなんですけどね。

 ただ、人工言語を用いる数学と違って自然言語が相手の国語の場合、相当工夫しないと

別解が無数にあるために収拾がつかなくなる

という恐れがあります。

 まあ、ある程度の構想はあるんですけど、まだここで発表できるレベルじゃないっす。

 ある程度形になったらまたここに書くかも分かりません。


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2 コメント

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Unknown (monkey)
2008-01-13 04:58:29
 この指摘は当たっていると感じます。ただ、こうした構想の段階から指導を具体化していくのが、なかなか大変。もっとも、授業の形にすることができたら、それこそ教師の醍醐味を感じるところ。

 実践研究、がんばってください。
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コメントありがとうございます (競輪王)
2008-01-14 22:53:11
 既に、平生の授業では、文章を数学の記号を用いることで単純化して説明する、といった手法をずいぶん前から使っています。



 ただ、これを生徒にやらせるのはむつかしい。



 まずは簡単なもの(抜き出し問題など)からやってみようと思っています。



 生徒の出す答えが拡散する、という問題は、使用語句とその使用順を限定することである程度は回避できるので、あとはいかにうまく問題を作るか次第でしょう。



 また実践報告をしたいと思います。

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