千葉マリン太郎さんのブログのコメント欄で、思いがけずちょっとした音楽談義になったので、こちらでもすこしやってみようかと。試験の解答用紙もさっき完成したし。
オイラは洋楽好きです。中1のとき、まわりがみ~んな
おニャン子クラブ(←表記はコレでいいの?)親衛隊状態
だったときに、一人ブームに背を向けて洋楽ばっかり聴いていたんですから、
やっぱり変わりモン
だったわけですね。
もともと、小学校高学年ぐらいのトキが、
空前のアイドル歌謡曲ブーム
だった(と思う。ちょっと自信ない)んですが、テレビなんかでよくかかってる歌を聞いていると、どれもこれも
あなたが好き♪
だの、
あなたに恋してる♪
といった、
一休さんのオープニングみたいなのばっかし
で、コドモ心に辟易していたんですね。その点、洋楽だったら
全然何言ってんのかワカラナイ
から、純粋に音楽だけにのめりこめたのがよかったんだと思います。
まあ、しかし、当時トモダチに薦められて初めて聴いた洋楽レコード(CDじゃないんよね)が、
←コレ
だったんですから、そして、メチャクチャ気に入って聴きまくっていたんですから、
やっぱりカナーリ変わりモン
だったということになりますね……。
それはさておき、歌詞です。歌詞。
まあ、上に書いたようななりゆきで洋楽を聴くようになったオイラのことですから、歌詞の内容なんてどうでもいい以外のナニモノでもなかったのですが、そんなオイラにとって転機となった曲が、
THE POLICE の ”Every Breath You Take”
なんですわ。最近もCMで使われたりして、結構誰でも知ってる曲かな。
この曲、歌詞がメチャ面白いんですよ。といってもギャハハ系の面白さじゃないっすよ。チョコっとだけ引用しますと、
Every breath you take,
Every move you make,
(中略……っちゅうか、忘れた)
Every claim you stake,
I'll be watching you……
てなワケで、ヴァースの部分がず~っと
「先行詞(+関係代名詞の省略)+主語+動詞」のカタチになってて、
しかも
最後の動詞がぜ~んぶ 【eik】 で韻を踏んでいる
ワケです。ほんでもって、なんか深いこと言ってそうにも見えたワケなんですよ。当時高校生だった思春期のオイラには!!!!(←D.T.まるだしだな、ガハハ)
それから、しばらくの間は、気に入った曲があったら、歌詞カードを見ながら自分なりに訳をつけてみて、歌詞カードについてる対訳と比べたりとか、そんなしょうもないことをけっこうやってました。
ところが、後に、スティングが雑誌か何かのインタビューでこんなことを言ってたんですね。
「ああ、”Every~”の歌詞かい? ハハハ、アレには深い意味なんてないのさ。音韻辞典をテキトーにパラパラめくりながら書いたんだよ」
ヘナヘナ……。_/ ̄|〇ガックシ
まあ、コレを機に
歌詞の内容を深読みするのはムダ(こと洋楽に限っては)
ということを悟りました。
高校、大学と進み、英語力がついてくるにつれ、たいていの曲は、歌詞カードを見なくてもだいたいの内容が聞き取れるようになって来ました。
そうして、今は、
アホみたいな歌詞の大ヒット曲
を見つけると、思わずウレシクなってしまいます。
やっぱり変わりモンですね。